
みなさまこんばんは、遅い時間に失礼します。
youtubeでポールアンカのダイアナを聞きながら書き込みなどしています。
オールディーズが好きで、この時代と言うか自分が生まれた頃に流行した歌ばかり聞いています。苦笑
Oh please diana・・・
さて、そんな話はさておき、先日2月初めに撮影した写真をクライアント様に気に入っていただき、新しいお仕事をいただけることになりました。
商品撮影が中心で、単価的にも安い仕事ですが、とりあえず仕事があると言うのは有難いことです。ただ、鉄道からはだんだんと遠ざかっていますが。笑
さて、途中休み休みの餘部橋梁物語ですが、前回は一番若い「さとし」の動きが鈍いところで終わっていましたよね。
さて、さとしの不機嫌の原因は何だったのでしょうか?
> やがて、戻ってきた「さとし」は、茶の入った薬缶をもとあった場所に戻すと無言でそそくさと一人隠れてしまいました。
>
> いよいよ、何かあると感じた猫尾は、そっとさとしに声をかけようとしたのですが・・・・
>
猫尾が声をかけようとすると、「さとし」は、避けるようにさらに離れていくのでした。
「さとし、どうしたんだ。元気がないみたいだが。」
「おやかた、大丈夫ですから。」
「元気がないじゃないか。」
「だから、ほっといてください。」
「そうもいかんだろう、元気もないし。」
「いい加減にしてくれといってるじゃないですか。」
「おい、諭し、何をえらそうに一人前の口を叩いてるんだ。」
ついに、猫尾も怒り出してしまいました。
それを見てさすがにまずいと思ったのか、さとしは
「すみません、ただ、仕事に自信が持てないんです。」
「何を言ってるんだ?仕事に自信がないとはどういうことなんだ?」
「親方、俺何のために仕事してるんですか?」
とっさの質問に猫尾も言葉に詰まってしまいました。そんな風に考えたことは今までなかったからです。中学を卒業して25年、ただただ、毎日親方に叱られながら今まで来たわけで猫尾自身、何のために仕事するのかなんて考えて見たことはなかったのです。
猫尾も、思わず、
「何のために仕事してるんだろうな?」
「今日はもうあがれ、一度頭冷やしてから出てくるんだ。」
そう言って、猫尾は「さとし」を帰したのです。しかし、猫尾自身もさとしが言った、「何のために仕事してるんですか?」と言う言葉が重くのしかかっていました。
やがて、どこからともなく「そろそろ仕事始めるぞ」と言う声が聞こえてきました。
猫尾も、人夫たちに声をかけるのでした。
「さあ、みんな昼飯も食ったし、午後の仕事がんばってくれよ。」
そう言いながらも、先ほどの「さとし」の言葉だけが耳に残るのでした。
さて、「さとし」は自分で答えを見つけることが出来るのでしょうか、そして、猫尾自身も・・・。
この続きはまた明日以降にでも。
youtubeでポールアンカのダイアナを聞きながら書き込みなどしています。
オールディーズが好きで、この時代と言うか自分が生まれた頃に流行した歌ばかり聞いています。苦笑
Oh please diana・・・
さて、そんな話はさておき、先日2月初めに撮影した写真をクライアント様に気に入っていただき、新しいお仕事をいただけることになりました。
商品撮影が中心で、単価的にも安い仕事ですが、とりあえず仕事があると言うのは有難いことです。ただ、鉄道からはだんだんと遠ざかっていますが。笑
さて、途中休み休みの餘部橋梁物語ですが、前回は一番若い「さとし」の動きが鈍いところで終わっていましたよね。
さて、さとしの不機嫌の原因は何だったのでしょうか?
> やがて、戻ってきた「さとし」は、茶の入った薬缶をもとあった場所に戻すと無言でそそくさと一人隠れてしまいました。
>
> いよいよ、何かあると感じた猫尾は、そっとさとしに声をかけようとしたのですが・・・・
>
猫尾が声をかけようとすると、「さとし」は、避けるようにさらに離れていくのでした。
「さとし、どうしたんだ。元気がないみたいだが。」
「おやかた、大丈夫ですから。」
「元気がないじゃないか。」
「だから、ほっといてください。」
「そうもいかんだろう、元気もないし。」
「いい加減にしてくれといってるじゃないですか。」
「おい、諭し、何をえらそうに一人前の口を叩いてるんだ。」
ついに、猫尾も怒り出してしまいました。
それを見てさすがにまずいと思ったのか、さとしは
「すみません、ただ、仕事に自信が持てないんです。」
「何を言ってるんだ?仕事に自信がないとはどういうことなんだ?」
「親方、俺何のために仕事してるんですか?」
とっさの質問に猫尾も言葉に詰まってしまいました。そんな風に考えたことは今までなかったからです。中学を卒業して25年、ただただ、毎日親方に叱られながら今まで来たわけで猫尾自身、何のために仕事するのかなんて考えて見たことはなかったのです。
猫尾も、思わず、
「何のために仕事してるんだろうな?」
「今日はもうあがれ、一度頭冷やしてから出てくるんだ。」
そう言って、猫尾は「さとし」を帰したのです。しかし、猫尾自身もさとしが言った、「何のために仕事してるんですか?」と言う言葉が重くのしかかっていました。
やがて、どこからともなく「そろそろ仕事始めるぞ」と言う声が聞こえてきました。
猫尾も、人夫たちに声をかけるのでした。
「さあ、みんな昼飯も食ったし、午後の仕事がんばってくれよ。」
そう言いながらも、先ほどの「さとし」の言葉だけが耳に残るのでした。
さて、「さとし」は自分で答えを見つけることが出来るのでしょうか、そして、猫尾自身も・・・。
この続きはまた明日以降にでも。
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