国鉄があった時代blog版 鉄道ジャーナリスト加藤好啓

 国鉄当時を知る方に是非思い出話など教えていただければと思っています。
 国会審議議事録を掲載中です。

国鉄時代の思い出、番外編 黒猫 旅に出る 第9話

2010-02-19 06:51:50 | 国鉄思いで夜話
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おはようございます。
毎朝、5時に目覚ましを合わせているのですがだいたい寝床から出るのが毎日、それから30分から1時間後で・・・あまり意味はないのですが早起きを実践しています。

早起きすることで、朝の時間を有効に使えるのと昼までの時間が長いので一日がゆったり過ごせる気がします。このblogも早いもので開設して6年ほどたつそうで、初投稿が2004-3-20となっています。

初投稿の記事は、以下のとおりでした。

> 皆様はじめまして、「国鉄があった時代 あの時こんなことが」を主催しております。blackcatです。
>
> 国鉄が分割民営化されて、今年の4月で早18年目となります。
> 国鉄当時を知る方も、少なくなってきたこの頃ではないでしょうか、国鉄当時の思い出などを、自由な形式で表現していただければと思っております。

ほんと、何を書けばよいのかわからず、今から見ればジジくさい?
表現だったなと思っています。苦笑

さて、その後の投稿を久々に見たら結構真面目に?投稿していたなと。
ただ、途中から短編ではなく長編になってしまってそれが途中で終わるという悪いパターンに陥っているので、この辺は一度整理したいと思っています。

さて、そんな訳でこの話を中途半端に終わらせるわけにはいきませんので、ぼちぼちと始めさせていただきますね。

題して「黒猫の危機?」

夜もふけ、大きな荷物を持った紅顔の美少年?だった黒猫はグリーン券を財布に入れて電車の到着を待っていました。

大垣夜行は、153系でしたが、グリーン車だけはサロ163かサロ165だったと思いますが流石に思い出せません。
163系という車両は、元々153系の出力アップ用に計画された車両で抑速ブレーキの省略など165系の装備を簡素化したもので主に山陽線筋での運用を計画していたようですが結局、グリーン車の一部製造されただけの幻に近い形式?で終わりました。

さてここに颯爽と乗り込んだ黒猫でした。

生まれて初めて一人で乗るグリーン車、心が弾みます。
グリーン車に乗ったといえば今まででも数える程ですから・・・・

豊橋を過ぎて電車は快調に東京を目指して走ります、すでに夜も遅いのでグリーン車は減灯され、薄暗い車内がほのかに眠気を誘います。

空気ばねの台車は、夕方乗った飯田線のモハ52とは雲泥の差、優れた乗り心地は昼間の疲れを癒すのに丁度いいのですが、悲しいことにこの列車快速電車といえども、所詮は普通電車、浜松まではほぼ各駅に停車します。

車掌もドアの開閉に忙しくて車内巡回もママなりません。

そんな折に悲劇は起きたのです。

どうなったと思います?







・・・実は、襲われたんですね。




まさかね、それも男に。

もうショックでショックで

グリーン券を持たずに変なおっさんが乗り込んできたのです。
この痴漢?は無札乗車の常連のようで、青春18切符が発売される前でしたが、普通車は満員でしたが、グリーン車はかなり空いており1両に5人程度しか乗っていなかったというかかなり空いていたと思います。

その痴漢?のおっさんは、どこでも座れるのに迷わずに?私の横に座り、体を押し付けるように密着させてきたのです。

吐く息は酒臭ければそれなりに対応もできたのでしょうが、酒臭いわけでもなく、核心的な同性愛者のようでした。

もちろん私にはそんな気も無いし、ましてズボンの後ろポケットに入れた財布を取られないかとそちらの方が心配で気が気ではなりません。

そして、その痴漢は、事も有ろうに手を伸ばしてズボンの上から・・・こうなったら最悪ですね。

痴漢にあった被害女性の気持ちがよくわかるそんな状況です。

腹がたつとかという以前にまず何が起こっているのか?そして、恐怖で声が出なくなってしまうんですね。

車掌が検札に来てくれれば追い出してくれるのにと思いながらも結局車掌は現れません。

時間にすれば5分か10分だったのでしょうが、その痴漢執拗に波状攻撃?を繰り返すのです。

17歳の少年にすれば何がなにやらというか、なんで金払ってこんな目にという気持ちのほうが大きかったのです。

結局その痴漢、次の駅に到着すると何事も無かったように降りていきましたが・・・もちろん無札で。

痴漢が去ったあとも、恐怖とショックで中々寝付けずいつまでも流れる車窓を、車掌を恨みながら?眺めていたのでした。

さて、この続きはまた後ほど。

今回は、今でもカラオケなどでも聞かれる、池上線【昭和51年発売】をどうぞ。



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