Black Oasis制作モルタル小屋

RPGツクールによるフリゲ制作者・フリゲ実況者ナルミが綴る諸々の記。

占い。

2023年04月19日 | 日記

 

昔は自分も誕生日・生年月日占いやら手相占いその他を受けてみたりしました。

当時は占いを受けた結果に一喜一憂したりもしましたが、

今になって思うとどうにも的外れな部分が多々あったなぁ……と。

 

 

よくこの手の占い結果で言われるのは下記の通り。

 

・芸術家肌で個性的

 

・個性を追い求める

 

・人マネをしたがらない

 

・振る舞いが大胆で豪快

 

・自分を曲げない頑固者

 

・明るくてポジティヴ思考 ←?

 

・自分が大好き ←??

 

・自分に誇りと自信を持っている ←??

 

 

正直言ってこれらの項目が、僕自身当たっているかと言うとはなはだ疑問に思いますし、

はたして他人の目から客観的に見て、僕に当てはまっていると言う方がどれだけいらっしゃることか……?

 

 

まず、芸術家肌で個性的と言う点ですが、

僕自身は個性的でも何でもない、いたって普通で平凡で平坦な性格です。

普段の言動も極力、偏った発言はしないよう気を付けているつもりです。

 

あと、僕が作って来たゲームその他も、果たしてそう言えるものなのでしょうか?

それなりにマップとか見栄えに気を配ってはいますが、

要は作品の「体裁」を整えるためのもので、個性や芸術性を求めたものではありません。

芸術的または個性的な作品でしたら、僕以外にもっとそれを極めた作品を

複数出していらっしゃる方がたくさんいらっしゃいますし……。

 

 

また、その個性を追い求めるって言う項目にも疑問符が付きますね。

僕はゲームその他の作品に、同様の自身の作品やフリゲで有名な作品と被らないように

「色分け」はしているつもりですが、その程度です。

上述とやや重なる部分ですが、自分には際立った個性を持った作品なんてとてもとても……。

 

 

それと、人マネをしたがらないと言う点も。

作品を作る際は、以前にも申した通り他の方が作った作品やコンシューマ作品の要所要所をバンバンマネします。

極力「パクリ」と言われないよう自分なりにアレンジを加えますが、

基本的には作品のシステムやら演出なんかを一から考えるようなことはしません。と言うか出来ません。

 

 

そしてそして……この中で本当に「はあ!?」と言わざるを得ない項目が、

「自分が大好き、自分に誇りと自信を持っている」と言う所です。

 

 

正直申し上げますが、僕は自分と言う人間が嫌で嫌で仕方が無いのです。

 

 

小・中・高そして大学の学生時分、

僕は期限内に課題を提出したり必要な連絡を入れられなかったり、

場の状況や空気を読まずに不用意な発言をしてしまって

先生や同級生、先輩後輩に迷惑ばかりかけていました。

 

そのせいで友だちや女子からは嫌われ孤独になり、

先輩からは怒鳴られ、時に怖い先輩からシバかれたりもしました。

そのたびに僕は深く深く落ち込み、自分自身が本当に恥ずかしくて情けない、消えてしまえばいいのに……と

何度も何度もそんな感情に浸り続け、憂鬱になったものです。

 

 

それは、僕が社会に出た後……職場の上司や同僚、

そしてプライベートでも参加していた詩の商業同人誌や

ネット上の知り合いに対してもおなじようなことをしでかして、

自己嫌悪に苛まれると言うことを繰り返してしまいました。

 

 

それから時は経ち、自分の性格も段々と矯正され他の方へ度々迷惑をかけることも

完全では無いですが、少なくはなりました。

 

ただ、自分が好きだと言う気持ちには未だに微塵もなれませんし、

そんな気持ちで暮らせたらどんなに幸せなことだろうと、

自分が好きでポジティヴ思考で生きている人を、羨ましい目で舌打ちしそうになりながら見ています。

そんな僕が今更、明るくてポジティヴな性格になんてなれるわけが無いでしょう?

 

 

そして、他の人やネットで知り合った人を見まわしてみても、

物腰が柔らかく穏やかと言われる人が、実際には暴言を吐き散らしてオラついて居たり、

また平穏主義で常識人と言われる方が、偉そうで高慢な発言を繰り返したり、

果てには目も当てられないような姿をネットでひょいひょい晒して悦に浸ってたりで……

 

 

 

……と、言うのが僕が今言った占いに対する感情です。

占ってもらった結果が当たっていて嬉しい、または参考なるとおっしゃる方々には本当に申し訳無いのですが、

僕から言わせてもらえば、占いほどあてにならないものは無いな、と……。

上述の生年月日占い、そして血液型占いと言うのはその最たるものだと思います。

 

 

 

まぁ、流行った占いやら診断の類も存在しますし、占い師さんが未だ食い扶持を得ていることから

少なくとも統計学上の、もしくはその他何かしらの参考になりそうなデータはあるのかも知れません。

しかし、当たるも八卦当たらぬも八卦と言う旧いことわざにもあるように、

占いの類をあまり鵜吞みにするのも考えものかな、と思う次第です。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする