夏生まれの私は、やっぱり夏は好きだ。
夏の思い出は、私を幸福にしてくれる。
遠い日の夏の記憶。子どものわたしに戻れるひととき。
自分の家に、お気に入りの場所があるって
それだけで安心する。
そうして、想いを馳せたり、思い出に浸ったり、記憶を辿ったり、空想に耽ったり…
もう、一種の遊びね。
次男が施設に入所して2か月。
息子の居なくなった部屋を、またアトリエにし始めた。ちょこちょこ描きためた絵を、ダンボール板にコラージュしてみる。
頭の中のイメージや、表現したいものは、
溢れるようにやってくるのに、なかなか形にならないもどかしさ。
でも、時間はあるさ。もどかしさを味わえばいいんじゃない?と、もう1人の私が囁く。
終戦記念日、お盆のお墓参り。
わたしの祖父も、太平洋戦争を体験したのだ。
帝国海軍の、潜水艦の艦長で少佐だった。
その潜水艦には、魚雷を積んでいたそうだ。空の特攻隊ならぬ、海の特攻隊…
祖父には可愛がられて育った。幼い頃、何にも知らないで教えてもらった同期の桜♪を歌っては、祖父は喜んでいたなぁ…
ビールの泡だけ舐めさせてもらったり、
プールや遊園地に連れて行ってくれたり、
勉強を教えてもらい成績が上がったこと、
剣道のお稽古もしてくれた。
いつかの夏、横須賀だったかな?
みんなで旅行に行った先の大浴場で、
片腕のないおじさんを見た時のショックは今も鮮明に焼きついている。子どもだったけど、たぶん私は湯船につかりながら、その人をじっと見ていたんだと思う。
潜水艦にも乗せてくれた。
祖父や祖母の事を考えると、祖先のことまで知りたいと思ってしまうきょうこの頃。
いま生きていることの奇跡に感謝しつつ、
人と繋がりながら、愛とともにあきらめずに、希望の光を浴びながら生きていこう。
股関節の症状も、悪化はしていない。
いつか、手術をする時が来るかもしれないけれど、今できることして準備はしておきたいかな。
だから、バレエ🩰も、ストレッチには役立つから、無理しない程度に続けられたら、と思う
トゥシューズ🩰は履けなくても…