Hamジャーナル HF帯リニア・アンプ テクノウ TL-922のページを久し振りに読み返してみました
20ページ目にEimac社 3-500Zの諸元と共に 33-500Zの生い立ち等の記載がありました
3-500Zは何と1918年に前身の3-400を基に造られたとの生い立ちには吃驚しました
何度も読んでいる書籍なのですが この辺のページは飛ばして読んでいました
100年以上の歴史が有る送信管なんですね~!

1970年にプレートの形状等を変更して熱放散効率を上げたり 1971年には電圧増幅率を160から130に低減させたり
1977年にベースピンの補強のために ベースピン間にプラスティックのディスクを挿入する等の改良が加えられながら
現在でも堂々とリニアアンプの主流送信管として活躍している訳ですから 傑作の部類になるでしょうね

グリッドをアースにペタンコで使用するGG回路は部品点数も少なく 50MHZ位までは本当に使い易い送信管の様子です
(拙者 50MHZ帯は50Wを超える出力を経験した事が無いので不明ではありますが hi)