シネマコミュニケーター高橋裕之のシネマ感blog

シネマコミュニケーター称号授与から18周年
感じる×感想×伝道×映画館=シネマ感
尼崎から全国へ映画情報を発信中!

映画「TOCKA❲タスカー❳」神戸11月18日公開

2023-11-12 18:32:07 | 2023年関西公開作品
映画「TOCKA❲タスカー❳」
 
(HP)
(予告編)
 
 
〈あらすじ〉
北海道オホーツク海沿岸の街が舞台。
 
章二 (金子清文)は、
自分を殺してくれる人を捜していた。
妻と息子に先立たれ、小学生の娘を
老親に預けている彼は、
せめて娘に多額の保険金を残して
死のうと思っていたのだ。
 
本多早紀 (菜 葉 菜)は、
歌手活動をしていたが、
売れないまま 40 歳近くなり、
東京の芸能事務所を やめて、
親に内緒で故郷の北海道に戻ってきた。
結婚しようと思っていた相手とも
彼の浮気が原因で 別れ、
借金には追われていたが、
それが理由というわけではなく、
なんとなく生きる意味を失って いた。
 
大久保幸人 (佐野弘樹)は、
詐欺まがいの廃品回収会社に勤め、
その傍ら盗んだ灯油を売り歩いて
生計 を立てていた。
父はおらず女手ひとつで育ててくれた
母は、入院中。
同居する妹は、
行方知らずの男の 子供を身籠り妊娠中。
先の見えない生活に疲れていた。
 
〈高橋裕之のシネマ感〉
終始重たい感があるけど
それが、どっしりではなく
意外とさらっとしてるのが
この作品の不思議な力。
 
サスペンスなのか?
ロードムービーなのか?
いや、人間ドラマでしたね。
 
話の展開の中で
「そんな馬鹿な」って事な
エピソードもあるけど
それは、生とは?死とは?に
繋がっていると思った。
 
約2時間釘付けになる作品。
 
ゴリ押しでない
出演者の演技も好き。
 
「赤い雪」で、お会いした
菜葉菜さん、
今作でも良かった。
 
 
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映画「アンダーカレント」

2023-11-12 18:16:22 | 2023年関西公開作品
 
(C)豊田徹也/講談社 (C)2023「アンダーカレント」製作委員会
 
 
 
映画「アンダーカレント」
 
 
 
<概要>
 
銭湯の女主人・かなえは、
夫・悟が突然失踪し途方に暮れる。
なんとか銭湯を再開すると、
堀と名乗る謎の男が「働きたい」と
やってきて、
住み込みで働くことになり、
二人の不思議な共同生活が始まる。
一方、友人・菅野に
紹介された胡散臭い探偵・山崎と
悟の行方を探すことになったかなえは、
夫の知られざる事実を
次々と知ることに。
悟、堀、そして、
かなえ自身も心の底に
沈めていた想いが、
徐々に浮かび上がってくる− 
 
<高橋裕之のシネマ感>
 
風呂屋と言うのは
色んなドラマを背負った人々が
集まってくる場所だね。
登場人物は嘘と言うよりも
何か影を持つていたり
意外と変な人だったり。
でも、かなえと各々の関係性が
真面目だったり不真面目だったりが
面白かったりもする。
主演の真木よう子共演の井浦新
今年、映画出演4本目の永山瑛太
江口のり子やリリーフランキー
自然的な演技が良かった。
謎や過去の出来事が明かされていき
サスペンス調の展開も
映画を面白くしていく。
今泉監督作
「すれ違いの恋愛」多くない?
静かな湯船に浸かった感覚映画。
 

 

 

 
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生田斗真主演 映画「渇水」Amazonプライムビデオ配信中

2023-11-08 18:32:40 | 2023年関西公開作品
映画「渇水」
 
 
映画『渇水』公式サイト - KADOKAWA

映画『渇水』公式サイト - KADOKAWA

映画『渇水』6/2(金)ロードショー。渇いた世界に、希望の雨は降るのか−。主演:生田斗真×企画プロデュース:白石和彌(『凶悪』『孤狼の血』『ひとよ』)×監督:髙橋正弥...

 

 
 
〈あらすじ〉
日照り続きの夏、
市の水道局に勤める
岩切俊作(生田斗真)は、
来る日も来る日も
水道料金が滞納する家庭を訪ね、
水道を停めて回っていた。
県内全域で給水制限が発令される中、
岩切は二人きりで家に取り残された
幼い姉妹と出会う。
蒸発した父、帰らなくなった母親。
困窮家庭にとって
最後のライフラインである“水”を
停めるのか否か。
葛藤を抱えながらも岩切は
規則に従い停水するが〜
 
〈高橋裕之のシネマ感〉
渇水は主人公にかかるけど
登場人物の皆の心が
渇いてる様に思った。
これもテーマは“家族“
それぞれに事情はあるけど虚しい。
太陽·空気·水と
家族はイコールであるべきかと?
出番は少ないが
豪華キャストも見所です。
 

 

 




 
 
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イタリア発ドキュメンタリー映画「旅するローマ教皇」

2023-11-02 12:58:20 | 2023年関西公開作品
 
© 2022 21Uno Film srl Stemal Entertainment srl
 
イタリア発ドキュメンタリー映画
「旅するローマ教皇」
 
 
 

『旅するローマ教皇』 公式サイト

映画『旅するローマ教皇』公式サイト(監督・脚本:ジャンフランコ・ロージ)10月6日(金)よりBunkamura ル・シネマ 渋谷宮下、新宿武蔵野館ほか全国順次ロードショー!

『旅するローマ教皇』 公式サイト

 
 
<概要>
 
ヨーロッパ、中東、アフリカ、
アメリカ、そして日本・・・。
2013年から9年間で37回、
53か国をローマ教皇と共に旅をする。
第266代ローマ教皇フランシスコ
2013年のイタリア、
ランペドゥーサ島から始まり、
2022年の新型コロナウイルスの
パンデミック下の
マルタの訪問までが本作で描かれる。
難民問題、
紛争に苦しむ中東やアフリカ、
アメリカでは平和について語り、
世界で唯一の被爆国である
日本では黙とうを捧げる。
森林火災、
台風など自然災害を受けた土地を訪れ
環境問題を語り、
イスラム教や正教会の指導者と会見し
融和を訴える。
カトリック教会で起きた
性的虐待については謝罪する・・・。
「旅とは知的で精神的な修行だ」と
語る教皇は、世界各国へ足を運び、
笑顔で手を振るだけでなく、
市井の人々と触れ合い、握手をし、
直接話を聞く。
そして、夢見ることの大切さを伝える。
垣間見える明るく飾らない人間。
様々な世界の問題に耳を傾け、
言葉を投げかける教皇フランシスコ。
本作を通して私たちは
彼と共に旅をする。
この教皇の旅は、
現在の社会情勢を映し出し、
私たちの心をゆさぶる。
 
<高橋裕之のシネマ感>
 
どこに行っても歓迎される。
アメリカでの演説が良かった
「リンカーン」に「キング牧師」
「ドロシー・デイ」
「トマス・マートン」の話など
優しい語り口調に皆、耳を傾ける。
街中で話す、写真に応える
指導者には親近感が必要だと思った。
だから教皇が各地で話してる内容も
殆ど納得出来た。
平和への願いも犇々と伝わってくる。
でも祈ることしか
出来ないかもしれない。
終盤の言葉たちは突き刺さります。
 
 

 

 

 

 
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中国映画「サタデー・フィクション」

2023-11-01 15:03:16 | 2023年関西公開作品
(C)YINGFILMS 2019
 
 
中国映画
「サタデー・フィクション」
 
(HP)
(予告編)
 
 
<概要>
 
中国の名匠ロウ・イエが、
太平洋戦争直前の上海で繰り広げられる
愛と謀略の行方を
美しいモノクロ映像で描いた
スパイ映画。
 
1941年、
日本軍の占領を免れた
上海の英仏租界は、
当時「孤島」と称されていた。
魔都と呼ばれるこの上海では、
日中欧の諜報部員が暗躍し、
機密情報の行き交う緊迫した
スパイ合戦が繰り広げられていた。
 
<キャスト >
 
コン・リー(鞏俐):
ユー・ジン(于堇)役
マーク・チャオ(趙又廷)
:タン・ナー(谭呐)役
中島歩:梶原役
オダギリジョー(小田切譲)
:古谷三郎役  他
 
<高橋裕之のシネマ感>
 
始まりは中国映画らしく。
モノクロ映像が時代感を出し
その世界に、まずは引き込まれます。
コン・リーそのものが
大女優なのに
大女優を演じるところも興味深かった。
そしてスパイも演じる。
12月1日から始まり7日まで
1日が約15分で観やすい。
スパイ映画なので監視とかが
常に付きまとっている。
駆け引きなのか?裏切りなのか?
12月3日からオダギリジョー登場!
太平洋戦争の勃発前夜
12月6日は、じっくり描かれる。
オダギリジョーや中島歩
その他、日本人が出てるシーンでは
邦画を観ている感覚に。
ハラハラドキドキよりも
スパイをしている人たちの
人間ドラマでした。
話は終始、淡々と進みます。
 

 

 

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イロハサクラ映画「カゴのナカのキズナ」「女バド!」

2023-10-30 21:33:51 | 2023年関西公開作品
 
「カゴのナカのキズナ」「女バド!」
アイドルユニット
イロハサクラの
永瀬かこ、朝比奈めいりの二人が出演の
完全オリジナルストーリー2作同時上映!
 
 
64分中編
・「カゴのナカのキズナ」
(予告編)
 
〈あらすじ〉
いつまでも現役にこだわり、
家族に迷惑をかけてまで
サッカー選手を続ける
父の武志が戻ってきた。
家族をほったらかしにして
サッカーばかりに打ち込み
父の身勝手な行動に反発を強める千陽。
父娘の軋轢は深まり家庭が
崩壊するような状態になるが、
その時千陽は父がなぜ現役に
こだわってきたのかを理由を聞く。
サッカーを通して繋がりあう
親子や人々の絆を描いたヒューマンドラマ。
 
35分短編
・「女バド!」
(予告編)
2021年・夏―。
突如現れた新型コロナウイルス感染症の
蔓延の影響で二年ぶりに
開催される事となった
全国高校総体バドミントン競技大阪府大会。
その決勝に駒を進めたのは、
負ければ即引退、
大阪府立灰原高等学校三年生にして
公式戦デビューを飾る
白石栞菜(18)と⿊川萌奈美(18)ペア。
接戦の末、 第一ゲームを奪われた二人は、
ここに辿り着くまでの日々を
思い出していた―。
先輩との約束、友との すれ違い、
大きな怪我…様々な困難に遭遇しながらも、
ただバドミントンに⻘春を
賭けていた二年間―。勝負は?
 
〈高橋裕之のシネマ感〉
 
・「カゴのナカのキズナ」
中編だが多数の要素が詰まった作品。
サッカー、ダンス、父、娘
相反して物が
ラストに向けて相愛に。
辛さを出せるのは良いが
辛さを出せない人は苦しんでいる。
最終的には
コミュニケーションが
大事だと思う。
久しぶりに見た矢口ちゃんも
父親役の歳になったんだなあ〜
FBで繋がっている
Kazz Tana さんの出演もわかった!
 
・「女バド!」
短編なのに
更にスピード感がある編集。
絆、葛藤、勝負など
エピソードを片寄らずに
完結に表現していた。
 
〈あとがき〉
 
イロハサクラの二人出演で
アイドル映画か?と思っていたが
二本とも、しっかりした作品。
監督は違うのに
イロハサクラ印だったのも
良かったです。
よく考えたら二人共
北口ユースケ監督の
「彼岸のふたり」で
完全女優してた!
 
 
 

 



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ビー・ガン監督 「ロングデイズ・ジャーニー  この夜の涯てへ 」

2023-10-30 07:35:46 | 2023年関西公開作品
 
(c)2018 - 2023 Dangmai Films Co., LTD, Zhejiang Huace Film & TV Co., LTD - Wild Bunch / ReallyLikeFilms
 
 
ビー・ガン監督
「ロングデイズ・ジャーニー
この夜の涯てへ 」
 
(HP)
 
 
(”3”D版再映予告編)
 
 
<あらすじ>
 
父親の死を機に、
12年ぶりに故郷に帰ってきた男。
彼はその地で、
若くしてマフィアに
殺害された幼馴染みや、
自分を捨てて養蜂家の男と
駆け落ちした母親の
記憶のかけらを拾い集めるように、
想い出の街を彷徨っていた。
そして何より彼の心を惑わせたのが、
ある運命の女のイメージだった。
その女は、自分の名前を
香港の有名女優と同じ、
ワン・チーウェンだと言った。
男はその女の面影を追って、
現実と記憶と夢が交差する、
ミステリアスな旅に出る——。
 
<高橋裕之のシネマ感>
 
リアル試写室で鑑賞してから”3”年
公開からも”3#年
試写は2Dで観ましたが
本当は後半”3”D、1カットの作品です。
 
コロナ禍で”3”Dメガネの
借用の自粛等で
”3”D版は上映を中断に。
関西は中断ではなく中止でした。
 
今回は
最新短編作品『Bi Gan | A SHORT STORY』の
単独劇場公開を記念しての
”3”Dリベンジ上映。
 
交差が感じたら”3”Dへ
導入部分が一番、衝撃的かも?
2Dでも演出は感じ取れました。
より一層
ビー・ガン監督の世界に
引き込まれると思います。
上映後に”3”Dメガネを
外した時の余韻も良いかも知れない。
 
 
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​アートフィルム 「Bi Gan A SHORT STORY  ビー・ガン / ショート・ストーリー」関西11月3日公開

2023-10-29 20:18:23 | 2023年関西公開作品
© Dangmai Films / ReallyLikeFilms

業界初の試み、
ワンコイン(500円)で観れる
​アートフィルム!
「Bi Gan A SHORT STORY
ビー・ガン / ショート・ストーリー」

(HP)

(予告編)

<あらすじ>

孤独で変わり者の黒猫は、
自由になりたいカカシに尋ねました。
「この世の中で、一番大切なものは?」
答えに困ったカカシは、
黒猫に三人の奇人と
会うように進言します。
​その三人の奇人とは?

①ほろ苦さと引き換えに、
めずらしい(甘い)飴を配るロボット。
②愛する人を忘れるために、
食すると記憶が短くなるという
麺を啜る女。
③時間を操る魔法を
使えるようになりたくて、
劇場に棲みついた悪魔。

黒猫は三人の奇人たちに会う為に、
15分間の奇想天外・寓話的映像体験の
冒険へ旅立ちます​。

<高橋裕之のシネマ感>

今回は未見の為、告知応援ですが
予告編を観たら本編が気になります。
15分間のショートムービーですが
ビー・ガン の映画観なんだろうな。
そして鑑賞料金500円です。
ふらっと体感してみてください。

関西11月3日(祝・金)公開
アップリンク京都
なんばパークスシネマ
シネリーブル梅田
シネリーブル神戸

皆さんの感想を
お待ちしております!


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モンゴルが舞台の映画「草原に抱かれて」

2023-10-28 20:48:15 | 2023年関西公開作品
配給 パンドラ
 
 
モンゴルが舞台
映画「草原に抱かれて」
 
 
 
<概要>
 
内モンゴル自治区の都会に暮らす
ミュージシャンのアルスは、
兄夫婦とともに集合住宅の
小さな部屋で暮らす
認知症の母を引き取り、
母が求めてやまない
故郷へ連れて帰ることに。
広大な草原の中で
2人きりの生活が始まるが、
母の病状は次第に悪化し
徘徊を繰り返すようになっていく。
アルスは母が迷子にならないよう縄で
母と自分の体を結びつけ、
一緒に母の思い出の木を探す旅に出る。
モンゴルロードムービー
 
<高橋裕之のシネマ感>
 
日本が舞台の認知症の映画はよく見るが
他の国の認知症の映画を観る機会は
少ないので今作は注目して鑑賞。
お国柄の違いはあるけど
息子が母親を慕う気持ちは
万国共通だと思う。
昼の草原の風は爽やかだけど
夜の風は大変や~
お母さんの何気ない表情が
微笑ましく可愛く感じたりもした。
息子のミュージシャンである事が
意味深くもあつた。
アルス役 のイデル(伊德尔)は
内モンゴルの民族電子楽器奏者で
シンガーソングライター、馬頭琴奏者、
ホーミー・アーティスト。
CDもリリースしており本作で映画初主演
きっとファンになる人も出てくるはず。
チャオ・スーシュエ 乔思雪監督も
本作で長編デビュー。
この仕上りは御立派!今後も期待。
暗くなりすぎず
ハートフルな作品でした。
 
 
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ドキュメンタリー映画「プレジデントPresident」

2023-10-27 09:15:42 | 2023年関西公開作品
 
2021 (C) Final Cut for Real, Louverture Films & Sant & Usant
 
ドキュメンタリー映画
「プレジデントPresident」
 
 
 

PRESIDENT(プレジデント)

終わりじゃない。これは変革(チェンジ)の始まり。

民衆の票を守るための闘いが始まる

 
 
 
<概要>
 
1980年の独立以来、
37年間にわたりジンバブエ共和国の
政権を支配していた
ムガベ大統領がクーデターにより失脚。
後継者として同国
第3代大統領に就任した与党、
ジンバブエ・アフリカ民族同盟愛国戦線(ZANU-PF党)の
代表ムナンガグワは
翌2018年に行われる大統領選において
「平和で信用できる公正な選挙を行う」と口では公言する。
対する野党、
民主変革運動(MDC連合)は
モーガン・ツァンギライ党首のもと
選挙に備えるが、
大統領選の4ヶ月前にツァンギライ党首が癌で死去、
MDC連合の新党首として
若きカリスマと呼ばれる
ネルソン・チャミサが任命される。
変わらぬ支配を目論む与党と、
長年の腐敗に疲弊し、
国内政治体制の変革を求める
民衆に後押しされる野党。
多くの国内外のマスコミや
国民が注目するなか、
国の未来を決める投票が始まるが……
 
<高橋裕之のシネマ感>
 
言葉より行動が大事。
国は違うけど、
意外と楽しく観れる
選挙戦、政治ドキュメンタリー。
与党も野党も、かなりの支持者
皆、応援するか?批判するか?
でも悪事は公には理解できない。
開票から結果発表までが長く
イライラする。不正か?。
海外はデモ率高いので流血もある。
候補者と地域の一体感が凄い
 
 
 
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映画「邯鄲の夢 かんたんのゆめ 三重芝居と四人の役者」宇都宮10月27日公開

2023-10-26 23:04:34 | 2023年関西公開作品
©明治産業・グッドラックスリー
 
映画「邯鄲の夢 かんたんのゆめ
三重芝居と四人の役者」
 
 
映画『邯鄲の夢 三重芝居と四人の役者』公式サイト|2023年7月28日 全国順次公開

映画『邯鄲の夢 三重芝居と四人の役者』公式サイト|2023年7月28日 全国順次公開

映画『邯鄲の夢 三重芝居と四人の役者』公式サイト 国内外の8つの国際映画祭で評価された話題作が公開決定!!2023年7月28日 TOHOシネマズ日本橋ほか全国順次公開

映画『邯鄲の夢 三重芝居と四人の役者』公式サイト|2023年7月28日 全国順次公開

 
 
〈あらすじ〉
脚本家の沢田冴之介(須賀貴匡)は
仕事に行き詰まり、
鬱積した日々を過ごしていた。
冴之介はとある大衆演劇一座の
後継者争いに巻き込まれた過去があった…
沢田(沢竜二)座長の
後継者の座を狙っていた
座長の息子・冴之介。
弟子の三津葉銀次(松林慎司)は、
冴之介に対して強い嫉妬心を抱き、
冴之介もまた、
座長に剣劇の腕を認められ
一座で一目置かれている銀次を
尊敬とともに妬ましく思っていた。
ある日、真正女澤正劇の稽古中、
銀次の刃先が冴之介の片目を
突いてしまう悲劇が起こる―。
冴之介は役者を続けられなくなり、
銀次は一座を追いやられてしまう。
2 人の数奇であり遠回り、
迷い込んだ長い“夢追い人の物語”が
始まるのだった。
 
〈高橋裕之のシネマ感〉
7月公開紹介作品の中で
意外にも一番好きな作品(笑)
現在と過去が入り乱れ
現実と空想も入り乱れ
脚本と芝居も入り乱れ
三重にも何重にも
重なる展開でした。
色んな要素が散りばめれているが
終盤になるに連れ
見事に回収される。
生芝居を観てるのか
映画を観てるのか?
わからなくなるのが
この作品の魅力。
見出しに偽りない!
国内外の 8 つの国際映画祭で
評価されたのも納得。
 
三天屋多嘉雄も
(主演・監督・脚本)
自分のままなのか?役なのか?
沢竜二も(出演・舞台監修)健在。
 
芝居好き映画好きな方にお奨め
 
須賀貴匡、松林慎司の
演技も見物。
 
 
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ドキュメンタリー映画 「鯨のレストラン」 神戸10月28日公開

2023-10-26 22:00:17 | 2023年関西公開作品
(C)2023 YAGI Film Inc.
 
ドキュメンタリー映画
「鯨のレストラン」
 
 
 

映画「鯨のレストラン」公式サイト | Whale Restaurant Official Site

映画「鯨のレストラン」公式サイト | Whale Restaurant Official Site

映画「鯨のレストラン」公式サイト | Whale Restaurant Official Site

 
 
<概要>
 
食糧不足は本当なのか?昆虫食か?
人工肉か?野生の肉か?
人間はどこへ向かっていくのか?
“食”としてのクジラと
“科学”としてのクジラを
贅沢に語り尽くすドキュメンタリー
本作では、クジラ料理の
魅力だけではなく、
科学的な見地から「タンパク源」の
バランス問題にも向き合う。
現代における環境問題を起因とした
ヴィーガンブームや、
森林伐採、
持続可能な開発目標=SDGs等。
自然資源のルールを決める
国際会議とは無縁の大将と、
国際会議の主要人物の証言により、
多角的な視点から鯨食について
考える事が出来る内容となっている。
 
<高橋裕之のシネマ感>
 
昔は食卓でも学校の給食でも
”鯨肉”を食べたなあと思い出しながら
鑑賞しました。
鯨に関する研究結果など
資料的な話も組み込まれていました。
鑑賞用の鯨なのか?
食物としての鯨なのか?
魚や、牛、豚、鶏と、
やはり違うかなあ?
国に寄って食生活の違いもあるからね。
樋口監督が、ある件で出演!
出演している人の証言や
語りを聞いていたら
あっと言う間に終わってしまった。
これから、どうなるんやろね?
知っておくべき事柄の
ドキュメンタリー映画でした。
 
 
 
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フォト・ドキュメンタリー映画 「鉛筆と銃 長倉洋海の眸(め)」 京都10月27日公開

2023-10-25 10:07:00 | 2023年関西公開作品
(C)2023
アフガニスタン山の学校支援の会 
ルミエール・プラス


フォト・ドキュメンタリー映画
「鉛筆と銃 長倉洋海の眸(め)」


公式『鉛筆と銃』

公式『鉛筆と銃』



<概要>

「写真家は過去にさかのぼり
未来を見通すシャーマン。」
写真家・長倉洋海は、
鋭いカメラアイで世界を見つめ、
愛をこめて人間を写してきた。
運命的な出会いにも恵まれた。
“文明の十字路”アフガニスタンで
ソ連軍と戦った抵抗運動の
指導者・マスードと仲間たち。
2001年に48歳の若さで
自爆テロに倒れたマスードの
教育への思いを共有すべく
今も支援を続ける
北部パンシール渓谷の山の学校の記録。
歴史はとぎれることなく
流れつづける大河である。
長倉はその岸辺に立ち、
森羅万象にレンズを向け、
人類の業を見たのか、
希望を見つけたのか?

<高橋裕之のシネマ感>

アフガニスタン
映像と長倉洋海の写真で綴る。
どこの国も子供たちの
あどけない瞳は素晴らしい。
生きてる証拠を失くしてはならない。
長倉洋海と母親との交流も。
マスードとの友情や絆も。
アフガニスタン情勢が
どうにかならないか?と思う。
山の中の生活も追っかけている。
山の学校、教育面も。
暗いイメージのフォトが多いけど
雄大な風景を撮ったフォトは
動画よりも美しい。

10月27日(金)より京都シネマ、
11月10日(金)より神戸映画資料館
にて公開


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ロバート・ロドリゲス監督ベン・アフレック主演映画「DOMINOドミノ」

2023-10-24 15:32:08 | 2023年関西公開作品
 
(C)2023 Hypnotic Film Holdings LLC. All Rights Reserved.
 
 
ロバート・ロドリゲス監督
ベン・アフレック主演
映画「DOMINOドミノ」
 
 
<概要>
 
選んだ脚本に外れなし
ベン・アフレックと
映像の魔術師
ロバート・ロドリゲス監督が
タッグを組んだ本作、
瞬きさえも許さない
その挑戦的なストーリーと
革新的な映像で一気に話題を浚った。
 
〈あらすじ〉
 
刑事:ダニー・ロークは、
最愛の娘の行方不明に、
心身のバランスを崩しているが、
正気を保つために仕事に復帰。
そんな彼のもとに、
銀行強盗の予告のタレコミが入る。
現場で不可解な動きをする容疑者が、
娘の行方に関与している
手がかりを見つけたロークは、
ふたりの警官を伴って屋上まで
男を追い詰めるも、
警官は突然暗示を
かけられたようになって
お互いを撃ち殺し、
男は屋上から飛び降り姿を消す。
決して捕まえられない男を追い、
現実と見紛う〈世界〉
に踏み込み追い詰められていく
ロークはやがて─。
次々に、はまっていく
どんでん返しのドミノの連鎖。
ラストに待ち受けるのは、
想像の3周先を行く驚愕のラスト。
必ず、もう1度観たくなる。
世紀の
アンリアル・エンターテインメント!
 
<高橋裕之のシネマ感>
 
冒頭5分で すでに騙されている?
感ぐって見入ってしまったのですが~
まずは何が起こっているか
把握すること。
題名のドミノの如く
スピード感のある展開です。
脳コントロールな話ですが
見ている方も
映画にコントロールされている気分に。
謎が謎呼ぶから面白い!
記憶か?催眠か?夢か?現実か?
さあ何処に辿り着く
1時間ぐらいで「えー」と声が出た。
騙しというか1時間覆すトリックが~
観ていて解かるわけない(やられた)
そして5分後に「えー」と驚く
(そこもか)
「なるほどね」と思わしながら
違う展開に誘われる。
「そう言うラストね」で安心してたら
更にエンドロールで「えー」と叫ばす。
(これでもか)
 

 

 

 
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田口敬太監督作 映画「たまつきの夢」

2023-10-22 13:23:59 | 2023年関西公開作品
 
(C)2023 映日果人
 
田口敬太監督
映画「たまつきの夢」
 
〈あらすじ〉
 
第二次世界大戦前夜の日本。
主人公のきし乃は妾として
軍需工場経営者で
地主の熊野の邸宅で暮らしている。
そんな中、
戦地の北京から弟の戦死の知らせが届き
恋人と心中を図る。
自殺しようと山中に
足を踏み入れたところ、
浅次郎という男に出会う。
きし乃は浅次郎に亡くなった
弟の面影を重ねる。
当時流行していた結核を
患っている浅次郎は
兵役免除となり
人目につかないように暮らしている。
同じく結核で亡くなった妻と始めた
撞球場(ビリヤード場)は長引く戦争で
風紀を乱すという理由から
警察の取締の対象となっている。
それでも浅次郎には夢があった。
ビリヤードの
世界チャンピオンになること。
浅次郎の夢の話を聞いたきし乃は
自分の夢を浅次郎に伝えようと、
一緒に熊野邸に忍び込むが……。
 
<高橋裕之のシネマ感>
 
レトロ感、漂う映画だった。
監督の魅せる撮り方が良かった。
本当に浪漫な恋愛でした。
セットというか美術も
昭和十年代を出せていた。
アンティーク物が見れるだけでも
価値があるかもしれない。
中篇で無駄がなく
酔いしれる事が出来る作品。
インディーズ系だか秀作。
 

 

 

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