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(C)2023 Stance Company / Shibuya Production
佐藤寿保監督
映画「火だるま槐多よ」
(HP)
映画「火だるま槐多よ」監督:佐藤寿保 主演:遊屋慎太郎,佐藤里穂
(予告編)
<概要>
大正時代の画家・
村山槐多1896 – 1919の
「尿する裸僧」という絵画に
魅入られた法月薊(のりづき・あざみ)が、
街頭で道行く人々に
「村山槐多を知っていますか?」と
インタビューしていると、
「私がカイタだ」と答える謎の男に出会う。
その男、槌宮朔(つちみや・さく)は、
特殊な音域を聴き取る力があり、
ある日、過去から村山槐多が語り掛ける声を聴き、
度重なる槐多の声に神経を侵食された彼は、
自らが槐多だと
思いこむようになっていたのだった。
<高橋裕之のシネマ感>
槐多を知って槐多を楽しむ。
槐多のメッセージが伝わり
それが映画のメッセージになる。
観客は不思議な世界に
引き込まれていく。
村山槐多の画家作品も
多々登場するし
詩人作品も引用される。
ドキュメンタリー風な始まり・・・
重要なのは音(ノイズ)
本当に不思議な作品だった
多ジャンルが放り込まれていた。
怪奇のようで怪奇でない
なんとなく
和製トワイライトゾーン。
神秘的なシーンもあるが
新芸術かと思った。
大正と令和が交差し
幻想と現実が絡む。
パフォーマンス集団の
演目を観てる気にもなります。
暗いシーンだったり
明るいシーンだったり
不思議な映像体験を
映画館でして欲しいと思います。
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