この作品の
詳細感想もアップします。
「ゆれる」以来に観る
西川美和監督の
「すばらしき世界」
主演は外す事のない役所広司さん
メイン共演は
こんにちの映画界を担ってる一人
仲野大賀さん。
人生の大半を刑務所で過ごしてきた
元殺人犯の最後のシャバでの物語。
「無頼」「やくざと家族」に続き
裏社会人間ドラマ。
LGBTQや障碍、人種の問題と
同様に扱われてきた感がありますね。
今、世界の敵はコロナ禍。
だから人間は
味方同士なんだよの
良い風潮なのかもしれない。
この作品も良い作品でしたが
どうしても「やくざと家族」と
比べてしまう。
「やくざと家族」は
終盤が切なくてやりきれなかったし
何か周りに良い人がいなくなり
虚しかった。
「すばらしき世界」は
冒頭から、じんわり切なかったが
こちらは周りに良い人の
存在があった。
ただ、こちらも終盤、虚しかった。
いやあ~人間不信になるね。
結末は
主人公にとっては
「すばらしき世界」で
終わったのだろうか?
それか
観客に対しての
「すばらしき世界」とは?の
問いかけなのだろうか?
重たいけど
考えさせられる一本
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