それは木曜日に突然やって来ました。
仕事を終え、自宅に向かってToday号を走らせていた時の事。
日が暮れて辺りも暗くなり始めた19時過ぎ。
何となく感じる違和感。
・・・ん?メーター、見えなくないか?
そうです、メーター照明用の電球が切れた様子。
『うわ、この状態でオマワリサンに接触したら整備不良として切符切られちゃうのか!?』と思いつつも、スマホの画面にGPSのスピードメーターを表示する事で代用しながら帰宅しました。
そして金曜日ですが、この日は所用の為に車で通勤なのでToday号はお休み。
その間に交換用の電球の代わりにLEDを手配しておきました。
それがこちら。
交流・直流どっちもOKなタイプです。
俗に言う、『極性の無いタイプ』って物が交流・直流どっちもOKみたいですね。
1個333円(送料込)でした。
ところがこれ、全長が長いんですね。
結論として、メーターの電球スペースに収まらないサイズだったで使う事は無かったのですが・・・。
代わりに自宅在庫品にあったこちらを使う事に。
片面装着ですが、メーターの内部構造を見る限り問題無さそう。
実際のサイズ比較はこんな感じ。
今回買ったの物は明らかに全長が・・・ね。
これは在庫品BOX行きだな。
1個だけだと使い道も限られるしなぁ・・・。
では作業工程を順を追って行きます。
先ずはメーター下のカバーを外します。
前後計3箇所のネジを外して、後は嚙み合わせを外して。
作業をスムースに進める為に、フロントのパネルは外した方が良いかもしれません。
前方3本、裏から4本のネジを外してからパカッと。
急がば回れ・・・的な感じです。
メーター下のカバーが外れたら出てくる、ヘッドライト固定用のボルトを外します。
左右に1か所ずつあります。
ちなみにこのボルト、ヘッドライトのケース内にナットが仕組まれておりますして、
これ。
でも固定されてる訳では無いので、外した際に落下して紛失しない様に注意です。
ボルトを外してヘッドライトを前方に傾かせるようにすると、メーター固定ナットが顔を出します。
ここのボルトはメーター固定金具側に固定(溶接?はめ込み?)して有ったので、外したナットを無くさない様に注意してれば大丈夫。
ナットを外すとステーがフリーになるのでメーターを動かせますが、その前にもう1工程。
スピードメーター用のワイヤーを抜いてあげます。
固定してある溝が付いたナット(?)をプライヤー等で緩めてから引き抜けばOK。
これでやっとメーターの裏側に辿り着く事が出来ます。
メーター本体のカバーを外す為、裏側にある2本のビスを外し、
メーター本体の内部に侵入。
メーター固定ステーを外さないと電球には辿り着けない様子。
2本のビスを外して、ステーを取り外し。
やっとここまで来たぜ・・・。
たかが電球1個に会いに行くのに、ここまで手間が掛かるとは。
さて電球ですが、ゴム部分を引っ張ろうとしたらムニムニ~っと切れそうに・・・。
本来はタブーですが、ケーブルを持って手前に真っ直ぐに引き上げる様にした方がキレイに外れました。
はい、やっと電球とご対面です。
何とも真っ黒ですな。
透かして見ると、フィラメントが切れてますね。
迷う事無く交換です。
こちらが新しい電球。
クリア感が別物です。
でも今回は最初に書いたLEDの物を使用しました。
LED化については先にも書きましたが、極性が有る物だと直ぐにダメになります。
無極性=プラス、マイナスを逆に繋いでも点灯するタイプなら大丈夫らしいです。
さて電球をソケットに取付、点灯確認がとれたら元に戻して行きます。
外したのと逆の手順なので難しい事はありませんが、一か所厄介なのはヘッドライトの取付ですね。
内部のナット金具が固定されてないので外れてしまうのが問題。
一旦ヘッドライトもバラして、内部の配線を出したうえで作業するのが一番早いです。
たかがメーターの電球1個の為に、前の方はバラバラに。
しかもライトの中、キタナイし・・・
面倒臭がらずに作業すれば、30分あれば確実にこなせる内容でした。
さて、LED化したメーター照明は、
オドメーターが明るく白くなりましたね。
メーターも全体的に明るさが増しました。
これで夜も安心して乗れますね。
整備不良で捕まらないぜ~
ワークスなんだ?(笑)
よくお気付きになりましたね。
原付だと思って侮ってると・・・
簡単にカモれます。
至って普通の原付です。
いや、普通以下かな・・・(涙)