「TVをやっていて本番中に何人かこいつには負けたと思う奴がいる。その何人かの代表はこいつ(明石家さんま)です」。こちらも北野武さんの芸談だが、如何に明石家さんまさんの才能を買っていたかが解る。曾て「ひょうきん族」で偶発的に組んだコンビでは、タケちゃんマンでの絡みがあるのだが、その芸のキレを放送作家の高田文夫さんが、【雲の上団五郎一座】での「八波むと志と三木のり平の絡みの見事さに匹敵する」と評価をしていた。(座長は榎本健一(エノケン)だった。)その絡みは玄冶店、妾宅の場のパロディーだったが、幸い映画化もされており、観る事が出来るが見事なものだった。(古い話で申し訳ないが、元々は舞台で1956年から始まり、映画化は1962年、テレビでも舞台中継で、正にエノケンギャグの集大成と評価された。)どうも武さんの場合は芸談故にそんな話の枕になりがちだが、それもそれだ。今日は休みだが、母の付き添いで病院だ。生前の父が世話になった病院だ。母も通院をしているのだが、長い付き合いで、そこの理事長とは、まるで親戚の伯父のような付き合いだ。なので父が亡くなった折には、その理事長に「かあさんには、色々と力になってやれよ」と言われたものだ。そんな近い関係だ。それと奇遇にも、今日は小生の誕生日である。なのでその病院の後は、母からは「奢ってやるから、なんか好きなものでも」と食事だ。早いもので、来年は干支が一巡する。つまり五回転するので還暦を迎える訳だ。歳は取るものである。帰宅後は部屋(自室)のフローリングを修正目的で張替えをするが、一遍には出来ないので手が出せる範囲である。その後はカセットデッキのピッチ測定と調整をする予定だ。今回から自身の聴覚を宛にせず、測定ソフトを使う。パソコンのフリーソフトでも結構役に立つものだ。結局は帰宅する時間次第だが、こちらも出来る範囲である。今日もそんな事をしながら日は暮れるだろう。同居している母の弟から前祝いだと「今日はすき焼きでも食べろ」と酒と食材を買って来るようにお金を貰った。ありがたい事だ。今日はぐっすりと寝れる。
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何歳になっても祝ってもらえるのは嬉しいものですね。