ボリビア カミナンド記

「ミツバチの羽音と地球の回転」

10月6日に私たちの「平和部会」で鎌仲ひとみ監督作品「ミツバチの羽音と地球の回転」の
上映会を開きます。

お近くの方はぜひごらんいただきたい作品です。

10月6日(木)午前の部10:00~13:00(12:30~13:00は鎌仲さんのミニ講演)
       夜の部17:45~20:45(17:45~18:15は鎌仲さんのミニ講演)

場所:船橋市本町 船橋市勤労市民センター 地下ホール
資料代:大人1000円  

                                 
ご案内は
http://www.ken-net.gr.jp/category/event/syusai/

この映画は山口県上関町に26年前、原発が建設されることになり、
上関町の向かいにある祝島の町民が自分達の海を汚されたくないと反対運動をしてきた様子と
北欧スウェーデンで脱石油、脱原発を決め、自然エネルギーにシフトし持続可能な社会作りが進んでいる様子を
ドキュメンタリーで描いた作品です。

原発が日本国民全体の大きな課題となった今、見るべき価値があると思います。

鎌仲ひとみさんの「ヒバクシャ―世界の終わりに」「六ヶ所村ラプソディ」に続く、三部作の最後の作品です。

鎌仲さんは「ヒバクシャ―世界の終わりに」ではイラク戦争で劣化ウラン弾が使われ多くのイラクの市民が被曝している様子、
「六ヶ所村ラプソディ」では全国の原発から出る使用済み核燃料の再処理工場が過疎の村六ヶ所に作られ、多額の原発交付金に喜ぶ村に対して、放射能はイヤだと異を唱える畑を耕す村人達を描いています。

3作目のこの作品は祝島の漁業をする人々の海への思いを描いているのですが、上関の町を二分する原発の罪深さを思い知らされます。相対するスウェーデン政府の自然エネルギーへの取り組みも、放射能汚染にゆれる日本列島にとって、大いに参考になる映像だと思います。


昨日の上関の町長選では残念ながら推進派の現職の町長が当選しました・・・
ここでも原発推進か反対かで町の人たちを二分してにらみ合いが続いている原因は原発です。





「平和部会」では福島原発事故前にこの映画会を企画していて、
実は3月11日大震災の日がちょうど上映会第1回目の会合でした。
大揺れの震災のさなか、会合を開いたのでした。あー、こわかったーー。

奇しくもタイムリーな上映会となってしまいました・・・


放射能の怖さを思い知らされた日本がとるべき道は脱原発ですね、自然エネルギーの積極的な推進のための法整備が喫緊の課題ではないでしょうか。

その前に東電の圧力としっかりと対峙してください、野田さん。期待薄ですか・・・
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