たんぽぽ舎は、チェルノブイリ原発事故のあと、原発はいらない!という趣旨で設立されたNPO法人。 30年前の設立当時から私は情報をもらってました。昨日はそのたんぽぽ舎の30周年記念集会でした。 挨拶は鎌田慧さん。原発のルホを沢山書いてます。 講演は元京都大学原子炉実験所の研究者だった小出裕章さん。原発の怖さを科学的に解説。 広島長崎の原爆に比べて福島の原発がどんなに大きいものか、なぜ国は原発を止めようとしないのか? それは原発稼動後にできるプルトニウムが核兵器の材料になるからにはかならない。 講談の神田香織さんもリレートークで原発の怖さを発信していました。神田さんは講談「はだしのげん」を通じて訴えています。私たちの「チェルノブイリの子供たちに千葉の会」でも25年くらい前に神田さんをお呼びして「はだしのげん」をやりました。 福島からは「福島原発原告団」の代表の武藤類子さんが来て福島の人たちの生活が立ち行かなくなっている現状を伝えてくれました。 福島から東京に避難して来ている17歳の高校生の話もありました。避難先でいじめにあうなどした窮状を訴えてローマ法王に会いに行ったとのこと、子どもにも原発事故は大きくのしかかっています。 国は原発推進ですが、人びとの生活を破壊する原発には、諦めず反対を言い続けていこうと思いました。