ボリビア カミナンド記

花便りNo.9 またまたトボロッチ

ボリビアは今、秋。(昼間はまだ30℃にもなるが・・・。)これから次々に大木に花が咲く季節に入る。花はいつも目に触れるところに咲いているので、花木は結構たくさんあるように見える。

ところが樹木常任委員会によるとサンタクルス市には、花の色の美しさ、日陰のため、木の自然の美しさを楽しむための樹木は市街地に5万本しか植わってない、あと50万本は必要なのだという。2004年1年間に1万本の木が手入れが行き届かず枯れたという。

この委員会ではこれから5年間かけて、1年に1万本の種類の異なる樹木を植える計画だという。しかし、大切なのは、近所の人がその木を大切に世話をしていくことだと新聞「エル・デベール」は伝えている。確かに予算のない行政なので自治体だけで街路樹を育てるのは難しい。近所の人も手伝って街路樹を育て、そのことを通して公共心が育ち、近所づきあいから安全な社会が作られていくのだ。今の安全とはいえないサンタクルスの街が住みよい街になることをみんな願っているはず。

木が人を育て、社会を育てていく。そんなサンタクルスになってほしい。

今日の写真は最近咲き始めたトボロッチ。
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「ボリビアの 花 動物」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事