日曜日の夕方7時夕闇迫る頃、サンタクルスの家族連れがそぞろ歩きする中、協力隊の若い人を中心におばさん(私のこと)も入れて13,4人の日本人がボリビアの音楽をボリビアの人の前で演奏した。
建物の隅で音合わせをしている段階から人だかりがし始め、お、これはいい感触かも、と思っていたら、本当に音楽が始まってみたら、なんと私たちを取り囲んで大きな輪ができ、私たちには2曲しか持ち歌(曲)がなかったのだが、みんな手拍子でのってくれた!ちなみに曲は「セリア」と「パラ・ケ・ラ・ビダ」
ケーナ、チャランゴ、ギター、タイコ、そのほかボリビアのフォルクローレに欠かせない楽器での演奏だったけど、なんと言ってもポトシ地方の民族衣装をまとって民族ダンス「ティンク」を踊った3人の隊員に聴衆はくぎ付け。これがピカイチだった。
そもそもこの企画はある音楽好きの隊員がボランティアを終え、帰国記念に音楽をやりたいというのが発端で行なわれたもの。やってみると、日本人が演奏するボリビアの音楽にボリビア人が乗ってきてプラサに一瞬心がつながるものが流れたような気が・・・音楽は世界に通じる言葉、音楽っていいなあ!と陳腐だけど、私は初めて実感したのだった。
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