土が白く変わり、塩湖に入ったことがわかる。一面360度見渡す限り真っ白い塩の世界が続く。ここは標高3660m、富士山くらいである。
空はあくまでも青く、湖面との境に標高5500mのトゥナパイ(現地語で殺し屋、山の頂上が大きくV字形に切り立ち、ギロチンのような形)山が遠くにかすんで見えるほかは青い空と太陽のヒカリに反射してまぶしく光る白い塩だけである。
湖面から下4mは塩、その下は塩と水の層になっている。
塩の白さが幻想的な世界を作り出している。
なにしろ四国の半分の面積のウユニ塩湖(1万2000平方km)、その湖面は全部塩!
水の代わりに塩が詰まっている感じ。
湖全体を見渡すと塩の白い世界が果てしなく広がり、
この世のものとは思われない不思議な光景であった。
ウユニ塩湖ほどは大きくないが、このような塩湖が近くに十数ヶ所あって、そこをめぐるツアーもあるということだ。
なぜ、海から一番遠い所にこれだけの塩があるのか、地球が何百万年も前に水で覆われていたことに由来するのであろうか、これはちょっと面白そう。調べてみよう。
写真は幻想的な白と青の世界、ウユニ塩湖。
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