今日のひとネタ

日常ふと浮かんだことを思いのままに。更新は基本的に毎日。笑っていただければ幸いです。

尾崎亜美コンサート2024 at EX THEATER ROPPONGI

2024年09月15日 | 尾崎亜美

 尾崎亜美コンサート2024に行ってきました。会場はお馴染みのEX THEATER ROPPONGI。調べてみたら、この時期のここでのライブは5年連続。すっかり秋の風物詩として定着したといいたいところですが、昨日もかなり暑さ。そして晴れ女の威力も健在。

 今回のミュージシャンは以下の通りで、日本の音楽界のレジェンド多し。

<ミュージシャン>
林立夫(Dr)
小原礼(B)
鈴木茂(G)
是永巧一(G)
住友紀人(Sax & Key)
Aisa(Cho & A.G)


 バンドメンバーの並びはいつもの通りで、ご覧の通り私はA列でやや小原礼さん寄りの位置。ここの席はグランドピアノの陰になって林立夫さんはドラムセットと手しか見えませんでした。


 亜美さんもピアノで歌う時は顔が半分くらい見えなかったのですが、まあそこは仕方ないでしょう。今回もハンドマイクを持って、ステージの前まで出てきてくれたシーンが多かったのでそこは満足です。

 今回は合間に休憩も挟む二部構成でセットリストは以下の通り。


<第一部>
Angela
VOICE
My Song for You
マイ・ピュア・レディ
太陽のひとりごと
Bye Bye Mr. Random
純情
FOR YOU


<第二部>
メッセージ ~It’s always in me~
Southern Cross
泣きたいような気分で
Recipe for Smile
フード ウォーリアー
グルメ天国
伝説の少女
天使のウインク
手をつないでいて
オリビアを聴きながら

<アンコール>
Smile
Prism Train
Will You Love Me Tomorrow?(キャロル・キングのカバー)

 

 しっとりと始まるかガツンと来るかと思ったら、今回はポップに「Angela」でスタート。これは意外でした。そして次が「VOICE」。現在Eテレで「おとなの人形劇」として「人形歴史スペクタクル 平家物語」放送中で、そのエンドテーマがこの「VOICE」なので、時期的に順当といえばそうかも。

 いろいろとライブでは定番の曲が並ぶ中、昨年は、愛の構造、月の魔法、Let's Imagine、そばかすうさぎ、曇りのち晴れなど、めったに聞けない曲が続々と出てきて「おおっ!」と思ったのですが、今回の目玉は2ndアルバムの「MIND DROPS」から。

 実は昨日たまたま出かける前に聞いたのがこのアルバムだったので、何やら運命的なものを感じました。とはいえ、丁度リビングに置いてあったのがこのBOXセットだったという事情はあります。箱入りだと棚の上には置いておきやすいので。

 実際に私がこれまでに一番回数聞いたのはこのアルバムかもしれません。じっくり聞いても楽しめるし、文章書く時にさらっと流しておいても快感だし、昼でも夜でもずっと流しっぱなしにしておきたい感じの名盤だと思ってます。そして、そこからは、

太陽のひとりごと
Bye Bye Mr. Random

の2曲。

 「太陽のひとりごと」はアルバムでは元トワエモアの芥川さんとのデュエットで、この人は当時東芝EMIのスタッフだったのでただで歌ってくれたのだとか。今回のステージでは小原礼さんとの夫婦デュエットで披露されました。あのボサノバギターは是永さんが忠実に再現し、腕利きのミュージシャンがいるとなんでもできますね。

 「Bye Bye Mr. Random」は雰囲気を一転し、ハンドマイクでステージ前に出てきてくれて、ここも見どころでした。「発掘シリーズ」と呼んでましたが、今後のステージでもどんな曲が飛び出してくるか楽しみです。

 二部は一部の黒から薄い水色(だったかな?)の衣装に変わって、まず一人での弾き語りによる「メッセージ ~It’s always in me~」からスタート。今回はバンドメンバー全員じゃなくAisaと二人だったり、そこに住友さんが加わったり様々趣向を凝らしたアレンジが見られました。こういうのも新鮮です。

 で、実は感動しすぎて終盤ボーっとしてたのか、聞いたはずの「Smile」がメモから欠落しており、上記のセットリストでは「アンコールの1曲目だったっけか?」という記憶に頼って書きました。今回は新しい趣向で、終了直後に亜美さんの公式Xからサブスクで聞けるセトリのプレイリストが公開されたので、そこも参考にしたという事情もあります。とにかく「オー、ソコハ曲順がチガイマーズ!」という方は存分に指摘して下さい。指摘は普通の日本語で受け付けますが。(当たり前。)

 とにかく曲と歌声を思う存分楽しめました。アンコールでメンバーが出てきた時は、全員グッズのTシャツを着てたのですが、最後にステージ前に並んだ時に林立夫さんが私を見て「同じTシャツだね。」と言って下さったので感激しました。そのTシャツはこちらですが、まあ一生の自慢ですわ。フッフッフッ。

 ちなみに今回はまた違うTシャツを買いました。次回はこれで行きます。


まずは尾崎亜美コンサート2024から

2024年09月14日 | 洋楽・邦楽やオーディオの話

 今月は音楽三昧です。まず今日はEX THEATER ROPPONGIで「尾崎亜美コンサート2024」。亜美さんは4月にビルボードライブ横浜で見てますが、今回はバンド編成でのフルサイズのコンサート。年に一度くらいしかソロのステージが見られなかった時期が続いたので、この状況は喜ぶべきでしょう。ここの会場は音もいいですしね。

 バンドのメンバーは以下の通りの素晴らしい面々です。レジェンドたちの演奏をバックに亜美さんの歌をタップリ聞いてきます。

林立夫(Dr)
小原礼(B)
鈴木茂(G)
是永巧一(G)
住友紀人(Sax & Key)
Aisa(Cho & A.G)

 そして明日15日(日)はビルボードライブ横浜で石川ひとみライブ。石川ひとみさんは7月にコットンクラブで見てますが、その際はピアノと弦楽三重奏だけのアコースティック編成でした。今回のバンドは以下のメンバー。

斉藤哲也(Pf)
山田直毅(Gt)
園山光博(Sax, Fl)
元田優香(Perc)

 今回ドラムとベースはいませんが、ひとみさんのステージではお馴染みの腕利きのミュージシャンとのパフォーマンスが楽しみです。このメンバーなら過去のアルバムのどんな曲でも演奏できそうで、何をやるかは想像もつきません。


 さらに来週19日(木)には、大宮ソニックシティ 大ホールにて「伊藤 蘭 ~Over the Moon~ コンサートツアー 2024-2025」です。蘭さまは5月にEX THEATER ROPPONGIで「伊藤蘭 Special Premium Live ~Don’t Stop The Music!~」を見てまして、その時がパフォーマンスもステージセットも素晴らし過ぎたので、「次も絶対見たい!」と思いました。

 今回も見られるので楽しみで、凄く前の方の席が当選したのですが端っこなのでやや微妙。大宮ソニックシティは20年ぶりくらいですが、その後リニューアルしてるようですね。

 とにかく好きな人たちのステージを生で見られるのが続いて楽しいです。暑い日が続きますが、私のハートも熱い日々が続きます。自分のバンドのライブも今月は2回あるし、今日もリハあるし。


TBS金曜ドラマ「笑うマトリョーシカ」終了しました(ネタバレあり)

2024年09月13日 | ドラマレビュー

 開始が早かったので全11話が先週終了しました。早見和真の小説が原作ですが、そちらは読んでおりません。Wikipediaによると「官房長官に出世した青年代議士と秘書。そんな彼らに違和感を抱いた女性記者が、隠された過去を暴くために奮闘する姿を描いた作品。」ということですが、今回は事前情報無しで見ました。

 その青年代議士が櫻井翔、秘書が玉山鉄二、女性記者が水川あさみという配役ですが、ドラマ版では完全に水川あさみが主役。配役といいテーマといい、若干WOWOWのドラマ的ではありました。

 なお、以下の感想にはネタバレを含みますので、知りたくない方はご注意を。

 

 

 

 

 

 

 


 これはかなり私の中でコロコロと評価の変わったドラマで、初回は「まずまず面白そう。」、序盤は「う~ん、これ面白いのかなあ。」、中盤は「結構面白い。最後にこけなければいいが。」、最終は「う~ん、結局なんだかわからない。」ということで、総合的には「まあ面白くない事はないけどわかりにくい。」という作品でした。

 どうしても登場人物が多いこと、過去と現在の話が行ったり来たりすること、若い頃と今とで俳優が変わってる登場人物もあり、というあたりがわかりにくさの原因かもしれません。

 ドラマのキーとしてハヌッセンという人物の話が出てきますが、私はこの人のことは知りませんでした。あのヒトラーに演説の仕方を指導したという人物で、最後は暗殺されてしまったそうですが、そういう時代に活躍したというのがそのハヌッセン。

 櫻井翔扮する青年代議士は爽やかで人当たりもよく、頭脳明晰で行動力もある人物ではありますが、それは仮面であって実際は誰かに操られているのではないかということがタイトルにあるマトリョーシカであり、ハヌッセンにも繋がると。

 そういうテーマ自体は割と面白かったのですが、「では彼のハヌッセンは?」と疑われる人物が次々出てくるたび、それらが次々と否定されていく展開もマトリョーシカ的なのでしょうか。

 結局は私がちゃんと見てなかったということに尽きるのかもしれませんが、「あの事件の真犯人は?」「あの人って結局どうなったの?」というのが今もわかってない部分があって、その辺スッキリしなかったということはあります。

 主役の水川あさみは記者なのですが、今は別居している夫や子供との関係、また母親まで出てくるので、その辺もストーリーに加えるのはややこし過ぎたという感じはあります。そこまで描く割には、フリーになって収入あるの?というのがあんまり現実感なかったりして。

 ということで、私の感想はそんなところです。これは再放送あっても見ないけど、とことん理解して楽しんでやろうという人はまた見るのでしょうね。そこまで突き詰めれば楽しめるドラマかもしれませんし、そういうレビューがあれば私もまた見直すかも。タイトルはインパクトありましたね。


つがるのシーズンになりました

2024年09月12日 | 日記・雑記・ただの戯言

 当方青森に5年ほどいたインチキ青森人ですが、そのおかげでりんごにはうるさいです。今は貯蔵技術が発達したようで夏でもフジなどが食べられますが、やはり旬のものを食べたいと思うのが人情。

 それで、今の時期にまず出てくるりんごの代表がつがる。こちら埼玉のヤオコーにもたくさん並ぶようになりました。糖度が13となってたので期待したら、たしかに甘いです。一般に果肉は硬めと言われますが、これはそうでもなかったような。そして大と書いてますがそんなでもありません。

 青森りんごのサイトで調べてみたら、「つがる」というのは「(母親) ゴールデンデリシャス×(父親) 紅玉」なのだそうです。コメでも別々の銘柄を掛け合わせたというのをよく見かけますが、りんごも眺めてると面白いです。

 一番人気の「ふじ」は「(母親)国光×(父親)デリシャス」だそうで、甘みと酸味のバランスが良く、保存も利くということで大ヒットしてます。両親も鼻が高いでしょう。世界シェアNo.1だというし。

 この(母親)と(父親)とわざわざ書いてるのが面白くて、「じゃあ母親と父親を入れ替えたらどうなるの?」と思ったら、ちゃんとそういうのもあって「世界一」は「(母親)デリシャス×(父親)ゴールデンデリシャス」で、それを逆にした「(母親)ゴールデンデリシャス×(父親)デリシャス」が「金星」だそうです。金星は甘くて好きですが世界一は食べたことないですね。色が全然違うのが不思議。

 さらに面白いのが「北斗」で、これは「(母親)ふじ×(父親)不明」だそうです。村で未亡人への夜這いの風習があって、ふじの部屋へは村中の若い男が夜ごと…というようなのを想像してしまいました。ただ、これも食べた事ありません。

 注目はシナノスイートという品種で、「(母親)ふじ×(父親)つがる」だそうです。母親が山本富士子似の美人で父親は津軽の荒くれ男だけど、生まれた子供は甘いマスクのやさ男だったという感じでしょうか。名前の通り甘いリンゴですが、人気上昇してるそうです。たしかに美味しいですね。

 まあ銘柄を見て果肉の食感とか味をすぐ思い出せるのは、ふじ、サンふじ、王林、金星くらい。まだまだ初心者ですわ。この秋は色々食べて覚えるようにしたい。


ファン決起集会ってのがありました

2024年09月11日 | スペクトラム(ブラスロックバンド)

 古い葉書が出てきました。新田"ヨロシク"一郎「ファン決起集会」と、「福助ツアー'84」とあるので1984年のものです。

 消印が読めませんが、恐らく4月か5月に届いたのではないかと思います。当時私は大学の3回生。前年の12月に大阪は御堂会館で「KOTOBUKI」のコンサートに行ったので、その際アンケートに書いた名前と住所からこういう案内が届いたのでしょう。急にこういうのが来て驚いた記憶はあります。

 もしかしたらアンケートにも案内を送る旨の一文があったのかもしれませんが、当時ファンクラブにも入ってなかったので、こういう葉書を貰えるのはありがたい事だったかもしません。何しろeメールのない時代でしたしね。

 それでこの決起集会とコンサートですが、私はどちらも行っておりません。住んでたのが京都だったので平日の夕方の決起集会はそもそも行かないという判断だったのか。コンサートも行かなかったのは何か予定があったのか、よほどお金に余裕がなかったのか。まあ後者の可能性の方が高いです。

 周囲にスペクトラムファンも新田マニアもいなかったので、こういう会に行ってれば色々情報得られたかもしれないし、仲間もできたかもしれませんのにね。何を考えてたのかなあ。あらためて見たら、決起集会にも新田一郎先生が来ると書いてありますのに。

 なお、コンサートの方は次の「CASINO」というのを見に行きました。翌年の1月で会場は大阪厚生年金会館中ホール。ということで、新田一郎先生は2回見てますがスペクトラムを見られなかったのが残念でなりません。やはり「今はちょっと」とか「またの機会に」とか言うのはよろしくないですね。

 で、考えてみれば1984年というとちょうど40年前ではないですか。ということは、今年は「福助」から40年なんですね。ふ~む。