ノートパソコンのWindowsが起動しなくなり、業者に頼んでデータを救出して貰ったのは先日書いた通り。やはり餅は餅屋で、青い画面でどうしようもなくなった時は自分でこじらせるよりは専門家に頼んだ方が得策です。
その際、データを救出できた時の保存用としてUSBメモリ数個を渡していたのですが、実際に各種データが110GBほどあって足りませんでした。そして、システムを入れ直せばノートPCもまた復活するだろうとも。
それで業者からの提案として、
・HDDをSSDに換装
・Win11をクリーンインストール
・救出したデータはそのSSDに保存して渡す
という話がありました。
このノートPCは5年ほど使ってて、このままシステムが起動しなければ買い替えも検討してたのですが、それで使えるようになるなら大助かりと。しかも料金は、データ復旧手数料+内臓SSD実費+αくらいで済んだので買い替えよりも随分安く済みました。使い慣れたのをそのまま使えるメリットもありますしね。
5年前にこのPCを購入する際もSSDにするかHDDにするか考えはしたものの、容量を考えてHDDにしたのですが、実際使用してみるとSSDの効果は素晴らしいです。起動と動作がとにかく速い! 電源を入れると20秒程度でデスクトップが表示され作業開始できます。これはストレスゼロですね。
そもそも、システムが不調を来したのが1年以上前から。毎回起動はしましたが、PIN入力してしばらくしたらまたその入力の画面に戻ったり数回再起動したりで、作業できるようになるまで10分以上かかることがざらでした。
そんななので使おうと思ったら、朝起きてからまず電源入れてしばらく放置してたり。あるいは食事の前に立ち上げて食後に使うとか。実際はその時点で修理に出した方が良かったのかもしれませんね。
ちなみに今回頼んだ業者のサイトで他の実例がありましたが、実際に料金は大体こんな感じ。ただ私はSSDが250GBだったのでもっと安かったです。容量こそ500GB→250GBになりましたが、元々余裕もあったし今回の件でデータの整理もしましたから、動作が速くなったことの方がメリット大です。
ということで、まさに怪我の功名。毎日使うPCの起動のために10分ずつ余分にかかってたとすると1年では…と考えると恐ろしいです。なにしろ、時は短く人生は残酷、血の匂いかぎつけ街角の奴らが獲物狙って夜を漁ったりする世の中なので、PCは速い方がいいですよね。(わかる人はマニアです。) なお「早い人嫌い!」とかいう人とはお友達になれません。あしからず。