今日のひとネタ

日常ふと浮かんだことを思いのままに。更新は基本的に毎日。笑っていただければ幸いです。

これも怪我の功名ということでしょう

2024年10月31日 | 日記・雑記・ただの戯言

 ノートパソコンのWindowsが起動しなくなり、業者に頼んでデータを救出して貰ったのは先日書いた通り。やはり餅は餅屋で、青い画面でどうしようもなくなった時は自分でこじらせるよりは専門家に頼んだ方が得策です。

 その際、データを救出できた時の保存用としてUSBメモリ数個を渡していたのですが、実際に各種データが110GBほどあって足りませんでした。そして、システムを入れ直せばノートPCもまた復活するだろうとも。

 それで業者からの提案として、

・HDDをSSDに換装
・Win11をクリーンインストール
・救出したデータはそのSSDに保存して渡す

という話がありました。

 このノートPCは5年ほど使ってて、このままシステムが起動しなければ買い替えも検討してたのですが、それで使えるようになるなら大助かりと。しかも料金は、データ復旧手数料+内臓SSD実費+αくらいで済んだので買い替えよりも随分安く済みました。使い慣れたのをそのまま使えるメリットもありますしね。

 5年前にこのPCを購入する際もSSDにするかHDDにするか考えはしたものの、容量を考えてHDDにしたのですが、実際使用してみるとSSDの効果は素晴らしいです。起動と動作がとにかく速い! 電源を入れると20秒程度でデスクトップが表示され作業開始できます。これはストレスゼロですね。

 そもそも、システムが不調を来したのが1年以上前から。毎回起動はしましたが、PIN入力してしばらくしたらまたその入力の画面に戻ったり数回再起動したりで、作業できるようになるまで10分以上かかることがざらでした。

 そんななので使おうと思ったら、朝起きてからまず電源入れてしばらく放置してたり。あるいは食事の前に立ち上げて食後に使うとか。実際はその時点で修理に出した方が良かったのかもしれませんね。

 ちなみに今回頼んだ業者のサイトで他の実例がありましたが、実際に料金は大体こんな感じ。ただ私はSSDが250GBだったのでもっと安かったです。容量こそ500GB→250GBになりましたが、元々余裕もあったし今回の件でデータの整理もしましたから、動作が速くなったことの方がメリット大です。

 ということで、まさに怪我の功名。毎日使うPCの起動のために10分ずつ余分にかかってたとすると1年では…と考えると恐ろしいです。なにしろ、時は短く人生は残酷、血の匂いかぎつけ街角の奴らが獲物狙って夜を漁ったりする世の中なので、PCは速い方がいいですよね。(わかる人はマニアです。) なお「早い人嫌い!」とかいう人とはお友達になれません。あしからず。


レッドロブスターの思い出

2024年10月30日 | 日記・雑記・ただの戯言

 30年ほど前にとにかく英語を身に着けたいと思い、その方面の本とか雑誌とか教材ばっか読んでました。営業中の車内でもテープ聞いたりラジオ講座聞いたりして、英検2級も通算5回受験したくらい。

 そんな時読んだのが「アメリカの子供はどう英語を覚えるか」とかいう本。 アメリカの子供も生まれた時から英語がペラペラではないわけで、それが徐々に言葉を覚え話すようになる過程を学べば英語学習に役立つのではないかという内容です。

 この作者はアメリカ人女性で、来日して英会話学校で講師をするうちに日本人男性と結婚し一女をもうけたとかいうプロフィール。

 この本の中で「ん?」と思う箇所があり、それがレッドロブスターというシーフードレストランについてでした。どういうことかというと、親子で外食に出かける際、この「Redlobster」について「パパが毎回RとLの発音を逆にいうので、私たちはいつもゲラゲラ笑っていた。」というもの。

 先日も話題にしたRとLの発音の難しさを伝えるエピソードかと思うのですが、日本人の夫がうまく発音できない事を妻と娘が笑いものにするという話にムカッと来ました。

 父親が車でレストランに連れて行ってくれるのなら、妻子は大いに感謝すべきであり「やったね、パパ。明日はホームランだ!」と言って娘はチュッとすべきだし、妻はムニュっとしてあげるべきところでしょう。(意見には個人差があります。)

 そもそもこのお父さんもRとLの発音が同じというなら別ですが、逆に言ってしまうということは使い分けができているということなので上級者なのでは? こういう場合は「パパ、そこはRとLが逆なのよ。今夜私がベッドで『レッド』な『ランジェリー』を見せておせーてあげるわ。ウッフン。」というのが思いやりというものでしょう。(意見には個人差があります。)

 子供の頃に上野動物園の園長をモデルとした漫画を読んだことがあります。そこに「アメリカから来日したライオンの調教師が自分の『西山』という名前を発音できず、ずっと『ニチ』と呼び掛けていた」というエピソードがありました。

 こういう風に外国人が発音に困ってたら思いやりを見せるべきであり、そもそもライオンの調教のために来日した先生の発音がおかしいと笑ってたら、ライオンをけしかけられて命の危険もあったかもしれません。それを考えるといかに上記の妻子が思いやりがないものかと。

 それはそうと、そんななのでその「レッドロブスター」というレストランの名前が頭に刷り込まれてしまったわけですが、当時はトーホグに住んでたため実店舗を見た経験なし。が、その数年後に埼玉に転勤してきた時に会社の近くで発見しました。

 「おお、一度家族で行ってみねば!」と思ってたのですが、ほどなく川越店は閉店してしまい別のファミレスになりました。なので結局行ってません。正しく発音ができないので敬遠しているわけではなく。

 なお、前述の本ですが一応読んだ私は今も英語がさっぱりダメで、英検2級はいまだに合格しておらず、です。まあ笑いたければ笑うがいいさ、ワッハッハ。フンだ。


江青とか四人組とか文化大革命とか

2024年10月29日 | プリンプリン物語

 四人組というとフォーリーブスで、江青は江木俊夫と青山孝史の頭文字だと思った方は不合格です。江青というのは毛沢東の夫人で文化大革命の首謀者とされ、彼女を含めた文革四人組はその後逮捕投獄されました。

 それで、なぜ江青を思い出したかというと昨夜見たおとなの人形劇「プリンプリン物語」がきっかけ。ランカーの家来であるヘドロが、「ランカー様にふさわしい相手」として肖像画を提示した中に江青と思われる女性がいたので。

 当時の話として、中国では1976年に毛沢東が死去し、直後の同年10月に江青を含む四人組が逮捕されました。「プリンプリン物語」は1979年4月からの放送開始でしたが、脚本の石山透先生は構想を練る中で報道を見て、文化大革命とか江青が気になってたのではないかと思われます。

 実際「プリンプリン物語」では、初回に歌われた「名付けうた」でも「楊貴妃、江青」という歌詞も出てくるし、その後のケントッキー篇でも「文革四人組」を思わせるドロベロ4人組も登場します。当時は文革の実態が徐々に分かってきて、日本国内でもかなりの衝撃をもって伝えられたのでしょう。当時中学生だった私がほとんどわかってなかったのはお恥ずかしい限りです。

 そもそも「プリンプリン物語」は、チリクーデターを彷彿とさせるアクタ共和国篇があったり、東西冷戦下の「核の傘」をもじったランカーの「三角の傘」、魔女が紛れ込んでいる宇宙船の着陸を拒否するメッセージが「魔女は、作らず持たず持ち込ませず」だったりで、パロディや社会風刺が鋭いと言われます。「おとなの人形劇」というと確かにそうなんですね。当時の大人だった方々の反応も知りたいところです。

 なお、文化大革命については、私はユン・チアンの「ワイルドスワン」、山崎豊子の「大地の子」などで様子を知りました。「大地の子」はいわゆる中国残留孤児の話で、ソ連との国境に近い満洲に入植した一家がソ連の対日参戦により逃避行を余儀なくされ、主人公の母親はその道中で死んでしまいます。

 これはドラマにもなっており、私も一度は見たのですがその母親役がスーちゃんだったので今は辛くて見られません。小説も小説で壮絶な内容ですので結構きついですし。

 文革についてはそういう情報源なので、江青とか四人組についての知識はほぼなく、江青も死刑判決が出たのは知ってましたが、減刑されたものの最期は自殺だったというのはずっとあとに知りました。この辺はちょっと大人の常識として勉強してみようかなあと思ってます。石山透先生がどういうところに反応したのかとかわかれば、プリンプリン物語もさらに楽しめるかも。


来月の注目は「甲斐バンド 50周年記念 WOWOWスペシャルイヤー ~プロローグ~」

2024年10月28日 | 甲斐バンド・甲斐よしひろ

 私は一般男性ですがWOWOWが見られる特権階級でもあります。来月のプログラムガイドが届きましたが、なんといっても注目は「甲斐バンド 50周年記念 WOWOWスペシャルイヤー ~プロローグ~」。

 甲斐バンドは1974年11月4日にシングル「バス通り」でデビューしたので、まさしく50周年なのですね。来月放送のその番組は甲斐よしひろへのインタビューで、内容は50周年を迎えた甲斐バンドについて甲斐自身が語るほか、10月からスタートした全国ライブハウスツアーなどに言及するとか。

 今月は甲斐さんがあちこちのラジオにゲスト出演して色々語ってますが、インタビューも映像付きで見られるとなると楽しみです。どうせならデビューの頃のライブ映像とか発掘して貰えるともっとありがたいですけど。

 放送の方は、12月は「甲斐バンドスペシャルライブ "Rolling Birthday 60"」を放送だそうです。これは前に見た事あるし録画してあったような気もするのですが、放送するとなるとガッツリ見せて貰いましょう。こういうのは盛り上げないと!


やさしくなりたいだけ

2024年10月27日 | 日記・雑記・ただの戯言

 英語を勉強してる人がよく「LとRの発音が違うだけで絶対通じない。」とかいいます。まあそれは自国から一歩も出たことないようなネイティブスピーカー相手なら確かにそうなのでしょう。

 とにかくそういう話を先日ラジオで聞きました。今はカナダに留学している光浦靖子さんがゲストで出ていた際の話。

 どういう感じかというと、カフェでアールグレイを頼もうと思いっきりちゃんとした発音で言ったつもりでも店員は「What?」という反応でまった通じず、結局いつもカフェラテに落ち着くのだとか。たしかにアールグレイは「Earl Grey」なんですね。eaの発音も難しいけどRとLが続いて余計ややこしいと。

 ただ、そういうのって人の対応としてはやさしくないなあと思います。英語を勉強中の外国人が一生懸命喋ってれば、「言い間違いでは?」と雰囲気で察してやれないものかと。

 自分の立場に置き換えてみれば、もし日本語を勉強中の留学生が「ワタシはケダモノ食べるのが好きです。チンコとか。」といえば「ふむふむ。果物のリンゴが好きなのね。」と理解するし、「広場で友達とキンケリしました。」と聞けば「あ、カンケリね。」と思うし、「お隣の奥さんに日本の情事を教えてもらいました。」という話なら団地妻とか未亡人下宿系の話を想像する前に「それは情事じゃなくて事情やろ。」と解釈します。まあ実際に情事ならそれはそれで色っぽくていいですけど。

 自分の経験としては、学生時代に京阪のどっかの駅で電車を待ってるときに、近くにいたおじさんに「これ、『ななじょう』行くだろ?」と言われたことあります。「なんやそのチャック・ウイルソンみたいな言い方は?」と思ったものの、「ああ、しちじょうですね。行きますよ。」と答えたら感謝され、その人は「今日、台湾から来た。」とのことでした。「ななじょう? What?」と言わなかった自分を褒めたいと思います。

 結局大事なのは想像力とか、ひいてはツッコミの能力ということになるわけで、英語圏ではLとRの発音を入れ替えて違う意味にするボケとかはないのでしょうか。ボケたらすかさず突っ込むのは「ツッコミドレミファドン」と言われますが、欧米には「ドレミファドン」もないのかも。ビートルズにはノーイントロの曲も多いですしね。

 とにかく文化の違いは違いとして、自分としては人にやさしくなりたいとは思っています。まあ「やさしくなりたい」と思うという事は、現在は血も涙もないタイプなんですけどね。そもそも貧血気味で血は薄いし(?)。