今日のひとネタ

日常ふと浮かんだことを思いのままに。更新は基本的に毎日。笑っていただければ幸いです。

TBS金曜ドラマ「不適切にもほどがある」終了しました

2024年03月31日 | ドラマレビュー

 TBSで金曜10時から放送されていた「不適切にもほどがある」が終了しました。宮藤官九郎脚本のオリジナルストーリーであることから注目され、SNS界隈でもかなり話題になってました。

 ただ、私はどうも評価が難しいというのが正直なところ。面白いシーンは多々あったのは間違いないですが、どうも人間関係と時系列がわかりにくいところや、突然ミュージカルシーンが出てきて面食らうというあたり、かなり好き嫌いが分かれたのではないでしょうか。私はわかりにくい点と、話題作りを狙いすぎという感じでドラマとしては没入できませんでした。

 開始前は「1980年代からタイムスリップしてきた教師が現在では不適切といえる言動で暴れまくり、コンプライアンスが厳しくなった世の中に物申すというドタバタのコメディ」を想像してました。

 が、実際はタイムマシンにより過去と現在の人々が入り混じり、自分の孫や娘の結婚相手にも遭遇してしまい、自分や娘の寿命まで知ってしまうという単にコメディとはいえない要素も多々。人間関係やキャラクターの深くまで見てた人は、このややこしさが快感ともなったことでしょう。

 実際には1986年には誰も「チョメチョメ」なんて言ってなかったし、70年代のものと思われるものも1986年の風俗として描かれるなど細かい事をいうとキリがないですが、そこもクドカン先生の狙いだったのでしょうね。

 最後のミュージカルシーンでのメッセージを阿部サダヲが真面目にセリフで訴えたら名作と言われたかもしれませんが、その辺も怪作、奇作たるゆえんでしょう。絶賛する人は声を大にして評価し、嫌いな人は沈黙するという感じだったかもしれません。批判すると「わかってない」と言われそうな感じで。

 それはそうと、とにかくミュージカルシーンを含め手間暇かけて本当にバカな事をやるという点は楽しませていただきました。ま、たまにはこういうのがあってもよかろうと。


朝ドラ「ブギウギ」終了しました

2024年03月30日 | ドラマレビュー

 「東京ブギウギ」「買物ブギー」などのヒットで知られる笠置シズ子の半生を描いた朝ドラ「ブギウギ」が終了しました。

 前作の「らんまん」が朝のドラマとしては雰囲気もストーリーも良く満足してたので、今作のプロモーションで見たヒロインの濃いメイクのビジュアルを見るにつけ「どうかなぁ」と懸念はあったのですが、結果として凄く面白かったです。

 ヒロインの実家は大阪の銭湯で、子役時代からテンポ良く展開され、梅丸少女歌劇団に入団し激しい踊りの稽古が受けるあたりはすごく見応えありました。

 最後は服部良一をモデルとする「羽鳥善一」作曲のブギウギシリーズで大ヒット歌手となり、若くして引退するまでで終了。何しろ活動してたのが昭和32年くらいまでなので笠置シズ子の歌う姿は今や誰も見たことなく、そこをいかに再現するかというのが焦点だったかと思います。

 そういう点で、ヒロインの趣里さんは100点満点以上の大活躍でした。バレエで海外留学してた位なので踊りはできるけど歌はどうなのだろうと思ってたら、これがまた見ててびっくりするほどのレベル。音楽担当の服部隆之が「あさイチ」のゲストで出た時に裏話を語ってましたが、最初に顔を見ず声だけでオーディションをした時にはこの人は1番ではなかったとか。

 その後、実際に本人を見ながら演技と合わせて選考した結果、この人が選ばれたとか。歌う事を前提で集まった人たちだから、そもそもオーディションに応募したのは凄いメンバーだったのかも。

 それで撮影に先駆けて昨年の2月くらいから本格的に歌のレッスンが始まったそうですが、数か月であそこまで歌えるようになるというのは本当に素晴らしい。特に最終回のラストコンサートの映像はガチでステージでの生歌だったというし、あそこまでできるようになるんですね。

 趣里という女優は私にとっては未知数だったのですが、「笠置シズ子という歌手を演じる」ということに徹した演技の一環だったのでしょう。それであそこまでできるようになったのは、本人の努力もあったのでしょうし、歌えるようにしたスタッフにもアッパレをあげたいです。

 主役以外では、伊原六花がダンスのシーンも含めて輝いてました。この人は今後大スターになるかもと思ってます。

 それはそうとして、ドラマとしてはやや評価が難しい点はあって、脚本は「なんか適当だなあ」とか「羽鳥先生がそんなこというかな?」とか思う部分はありました。細かくはあげませんけど、脚本家の名前が二人あったのでメインの人とサブの人での連携の問題かも。わかりませんけど。

 まあ実在の人物の半生を追うものなので、実際あったエピソードを盛り込まなければならない部分で苦労したのかもしれません。パンパンの人たちとの関わりとか、子供の誘拐事件などは無理やりねじ込んだ感じもあって、「その話いります?」というのはちょくちょく。

 私は音楽が好きなので、やはり羽鳥先生と出会って「ラッパと娘」が誕生するあたりが一番の盛り上がりだったと思ってます。その辺は見る人によっては様々に評価がわかれるドラマかもしれません。かなり特殊な位置づけの朝ドラだったといえましょう。

 それはそうと、とにかく力作だったことには違いありません。今回は最後まで一話も見逃さず楽しませていただきました。主演の趣里さんにあらためてアッパレと、すべてのスタッフに賞賛の言葉を贈りたいと思います。素晴らしい!


俺たちの旅は終わらない

2024年03月29日 | ドラマレビュー

 テレビ埼玉で木曜夜に放送していた「俺たちの旅」が先週で終了しました。毎週1話ずつの放送だったので当然1年やってました。何回も再放送してますが、私はちょくちょく見てて今回も毎週録画してました。

 が、何しろ当方一般男性で会社員なので、新しい連続ドラマ見たり朝ドラも朝ドラアンコールも大河ドラマも見てますので、なかなか「俺たちの旅」までは手が回らず。時々思い出したように見てますが、今のところまだカースケとオメダは卒業しておらず、グズ六やワカメと会社も始めてません。

 ということで私の中では「俺たちの旅」はまったく終わらないのでした。ちなみにテレビ埼玉では今週から「ゆうひが丘の総理大臣」が始まりました。なぜ「俺たちの朝」ではないのだ!


フジ月9「君が心をくれたから」終了しました

2024年03月28日 | ドラマレビュー

 フジの月9も近年はキラキラのラブストーリーばかりではないのですが、今回は中高生向けのSFチックな悲恋ものという雰囲気。感想としては、永野芽郁が可愛いのはわかったという一言のみ。逆に言うと、永野芽郁のファン以外で喜んだ人はいるのでしょうか。

 ドラマの舞台は多分長崎。東京でパティシエになるという夢に破れ失意で帰郷したヒロインの雨ちゃんが永野芽郁、その幼馴染の花火師である太陽くんが山田裕貴。

 その太陽くんが事故かなんかで生死の境をさまよい、今この世を去ろうとした時に雨ちゃんの前に現れたのが斎藤工と松本若菜。この二人は人間ではなく、霊界か天界か魔界倶楽部から来た使いで(かなり適当な記憶)、奇跡を起こして太陽くんの命は助けられるがその代わり雨ちゃんの五感を貰うというとんでもない交換条件を出します。

 雨ちゃんは太陽くんを助けたい余りにその条件をのんだところ、魔界倶楽部から来た不気味な二人は「ビッシビシやるからな!」と言って太陽くんはすぐに元気になります。(さらに適当な記憶。)

 雨ちゃんが失う五感とは、嗅覚、味覚、触覚、聴覚、視覚で、10日だか2週間だったかの間隔で一つずつなくなりますが、太陽くんはそんなことは知りません。そして二人は…という衝撃のラストを迎えます。(相当適当な端折り方。)

 という具合の奇想天外な話なので、中学生くらいなら涙しながら見るのかもしれませんが、人生の酸いも甘いもつまみ食いの60代一般男性としては、こんな突っ込みどころ満載のドラマでは感動も興奮もできません。

 まあこれを見ると永野芽郁が可愛いのは認めざるを得ませんが、私の場合は朝ドラ「半分、青い。」のイメージが悪すぎていまだに好きになれず。とはいえ、あれは脚本と演出のせいであって彼女が悪いわけではないですが。

 山田裕貴の方は、やたらと雨ちゃんにメロメロな役柄だったので、この人のファンは複雑な思いを持って見てたかも。そこは大きなお世話ですけど。あとは、斎藤工の不気味さはちょっといけてたのと、松本若菜がすごく美人だとわかったのが収穫でしょうか。

 とにかく、この展開だとラストが楽しい話になりようがないとわかりきってて、途中でやめちゃった人もいるのではないでしょうか。そういう意味で最後まで見続けた自分をほめたいと思います。本当にお色気シーン皆無だったのによく耐えたものだと。(結局そこ?)


尾崎亜美さん YouTubeチャンネル始まりました

2024年03月27日 | 尾崎亜美

尾崎亜美-ご挨拶と面白動画

 歌手の尾崎亜美さんが新しくYouTubeチャンネルを始めました。2年後の2026年にデビュー50周年を迎えるにあたり、以前所属していたポニーキャニオンの関係者が企画してくれて立ち上げることになったとか。

 アニバーサリーイヤーというと、その年の初めから話が始まることが多いですが、2年前からというのは嬉しいですね。これから2年間ずっと盛り上がって、いざ50周年を迎えた時には大爆発という予感がします。

 予定としては月1回くらい更新の予定で、トークやオフショットはもちろん配偶者の小原礼さんとの自宅での演奏動画や、自宅に遊びに来たお客さまとのセッションもあるかもと。お二人とも結構交友関係広いですし色々出そう。

 そして、可能であれば今後のライブ会場での映像や音源も一部アップできるかもしれないという話もありました。ライブはどうしても首都圏や大阪が中心ですので、地方のファンにとっては朗報かと思います。新たなファンを増やす事にも繋がるだろうし。

 また、ポニーキャニオンは以前作成して現在は公開されることもなかったプロモーションビデオも発掘したそうで、そちらもいずれ見られるようになるそうです。おまけに、デビュー当時所属していた東芝EMIは今はユニバーサルミュージックですが、そちらの担当者にも協力を打診したところ好印象だったそうで、何か珍しいものも出るかもしれませんね。

 こういう動画チャンネルは、ミュージシャン個人でやれることは限られてるだろうし、レコード会社が正式に関わってくれるのは心強いです。技術的だったり、権利関係とかそういうのは専門家が絡まないと難しいでしょうし。ポニーキャニオンの時代にはライブビデオが3種類出てましたが、そこに収録されなかった曲が見られるように…なんてのは欲張り過ぎでしょうか。

 まずは今回はご挨拶と面白動画のみですが、今後が楽しみです。皆さんも是非どうぞ。


テレ朝「アイのない恋人たち」終了しました

2024年03月26日 | ドラマレビュー

 テレ朝日曜夜10時は比較的新しいドラマ枠で、今回のこれは遊川和彦脚本のオリジナルストーリー。遊川作品ということで注目しましたが、実際面白かったです。私の評価ではこの1月期のドラマではNo.1。

 主演の福士蒼汰に加え、男性陣が本郷奏多、前田公輝の三人。女性は岡崎紗絵、成海璃子、深川麻衣、佐々木希の四人。男女七人というとどっかで聞いた感じですが、それぞれカップルになると女子が一人余るわけで、もしかしてそこもタイトルにかかってたかと思うと結構上手くできてますね。

 このタイトルの「アイ」がカタカナになっている点は、福士蒼汰は女性とすぐ関係だけ持って次々と乗り換える「愛」のない男、本郷奏多が「自分がない」という意味で「I」がなく、前田公輝は女性を見る目(eye)がないという設定でした。

 女性もそれぞれ不器用で本人にも家庭にも悩みを抱える人たちで、それぞれの内面もそこに惹かれる男性の心の動きやセリフも、ドラマとしてよく描かれてたと思います。時にかなり極端な展開でコメディ要素が多いのですが、それこそ遊川作品の真骨頂。

 この人の脚本は序盤が面白くても終盤にずっこけることが多々ありますが、今回は最後まで楽しめました。終盤はほどよくこじらせつつ良い終わり方だったと思います。特に好きな女優が誰も出てなかったのですが、これだけ楽しめたのは素晴らしい。

 男性では、本郷奏多の壊れっぷりが面白く、女優では成海璃子が気に入りました。あとは佐々木希はやはりすごく美人ですね。それと、岡崎紗絵がやってたブックカフェに行ってみたい気にさせたのもポイント高いです。

 私は大いに楽しんだのですが、世間ではほぼ話題になっておらず、視聴率も低調だった様子。日曜夜は結構競争率激しいのでしょうか。評価うんぬんより最初から見てない人が多いとすると残念ではあります。


2枚目も確定しました>ヤマザキ春のパンまつり

2024年03月25日 | ヤマザキ春のパンまつり

 春といえばヤマザキのパンまつりです。1枚目が溜まったのが3月4日でしたが、その後ハイペースでもう30点行けました。ご覧の通り1.5点のパンが多かったことが要因です。前回は用紙1枚で足らなかったし。

 パンの値段や大きさと点数が必ずしも比例するわけじゃないので、今回はコンビニ限定のナイススティックが1.5点であることを知ったのが大きいです。ランチパックのつぶつぶピーナッツだと0.5点なので、やはりこの期間はナイススティック狙いですね。

 予定としては2枚でいいかと思ってたのですが、このペースだともう1枚行けそうな気もしてきました。確かにクオリティの高い皿ではありますが、私にとっては皿が欲しいというよりはお祭り気分を楽しみたいのであと1ヶ月ちょっと頑張ります。まだ1枚目も引き換えてきてはいないので、貰って来た時が嬉しかろうと。

 ちなみに、これで貰える皿は陶器じゃなく強化ガラスのためかなり丈夫です。我が家ではまだ一枚も割れた事がありません。もちろん「割れないわけではない」という注意書きはあるものの、かけた事もひび割れたこともないし。

 それにしても0.5点と1.5点が多いと数えにくいこと。前はお店の人が数えやすいように横一列の合計が整数になるように揃えてたのですが、ある時縦に数える斬新なおばちゃんがいたので、その辺どうでもよくなりました。次は斜めに数える達人が現れる事を期待しています。


全国ツアーというと

2024年03月24日 | 洋楽・邦楽やオーディオの話

 パラシュートというバンドがコンサートをやった際、斉藤ノブさんがMCで「俺たちは北は北海道から南は九州まで、全国(急に小声で)5か所を…」と言ってウケてました。今なら5か所というと立派な全国ツアーのような気がしますが、やはり一般には全都道府県を回るというイメージでしょうか。

 それで、考えてみると札幌、東京、名古屋、大阪、福岡で5か所。やはりこれではちょいと物足りません。昔、金沢であるコンサートを見た際、そのバンドが「次は全国五大都市でやります。ただ、金沢は六番目なので…。」と言っててガックリしたことがあります。まあ、どう考えても金沢は六番目ではないでしょうが。

 それで、上記の五つに加えるとすると仙台、広島など。これで7か所。追加するとなると横浜、新潟、京都、神戸、金沢、沖縄。ただ、東京があると横浜は近いし、大阪があると京都、神戸は近いかも。あとは四国を加えたいところですが、あそこは難しいですね。たとえば一か所選んで高松にしたとしても、実際九州とか広島に行く方が近い地域もあるでしょうし。

 あとは、適当なキャパの会場を探したり、その都度PA機材を手配したりする手間を考えると、手っ取り速いのはビルボードライブが全国にもう何か所ができるといいような気がします。別にビルボードでなくとも、同じように雰囲気が良くて設備の整った会場であれば、ステージセットがどこも同じでPAと照明も同じ感じでできて、ミュージシャンは楽器だけ持ってセットリストを考えることに集中できそうだし。

 まずは札幌、仙台、名古屋、広島、福岡などに作れば、全国ビルボードツアーというのが流行るかも。その後、金沢、新潟、神戸あたりも。そうやって夢は広がりますが、当然夢見るだけです。私がビルボードが結構好きなだけで、もっとステージが大きい会場でないと燃えない人もいそうだし。

 首都圏や東名阪でしかライブをやらないとなかなかファンのすそ野が広がらないし、イベントで地方に行く機会があってもちゃんとしたホールやライブハウスでないと、魅力が伝わりにくいということがあります。イベント広場とか野外ステージだと照明とか舞台演出で魅せる要素も減りますしね。キャンペーンで顔を見せるだけじゃなく、ちゃんとしたライブを全国でやりたいと思う歌手も多い事でしょう。

 そうやって地道にライブハウスで積み上げて行って、徐々に大きいホールでやって最終的にはドーム公演も可能になるかも。そういえば何年か前にみちのくプロレスが「ドームツアー敢行」と言ってて「おおっ!」と思ったら、「○○町多目的ドーム」とかそういうので大笑いしたことがあります。雪国では冬場でもゲートボールができるような施設作ってるところが結構ありますしね。

 ただ、東京ドームとかいうと普通にコンサート見るには大きすぎる感があります。何人くらいのホールが一番楽しめるかというのは、バンドだったり歌手だったりの特性によるのですが、その話はまた別の機会に。


卒業式で泣かないと

2024年03月23日 | 日記・雑記・ただの戯言

 卒業式シーズンです。「ああ 卒業式で泣かないと 冷たい人と言われそう」という歌がありましたが、私は泣いたことがありません。(中森明菜モード) 最初に体験した卒業式はもちろん小学校。そこは全員同じ中学に行く学区で、しかもその学区の他の小学校は小さいところばかり。すなわち、中学に入っても学年の半分以上は同じ小学校からの生徒でした。田舎だから私立に行く奴なんかいないし。

 友達と離れ離れになることがない上に、ほぼ新鮮味のない進学だったわけです。おまけに中学に入ると男子は全員坊主頭にせねばならなかったので、そちらで相当機嫌が悪かったのも想像に難くありません。

 中学の卒業の時は、こちらはまあバラけて別れもあったわけですが、卒業生の150人中30人が私と同じ高校。大体市内にあった3軒の高校に分かれるケースが多かったので、みんな学校は違っても案外近くにいるという思いが強かったと思われ。

 この時は、高校受かったのが嬉しかったのと、ようやく坊主頭から解放されるのも快感だったのだと思います。泣く気などまったく起こらず。周囲でも泣いてる奴は見かけなかったような。

 高校卒業の時は、進路決まってない奴もいてみんなドタバタしてた感じ。私は卒業前に運転免許取ってたので、友人に「卒業式終わったらボーリング行くから車持ってきて。」といきなり言われ、あんまり運転慣れてなかったけど家に帰って親父のスプリンターを借りてドキドキしながら出かけました。泣く暇はなかったです。

 大学の時は人数多かったので学部ごとで卒業式やって、日程も二日に分かれてたと思います。終わってからは、部活の仲間とスクーターでファミレスに行った記憶。卒業式は就活の時に作ったスーツで出てましたが、そのままスクーター乗ったので転ばなかったのが幸い。もちろん泣く気はまったく起こらず。

 ということで、私は卒業式で一度も泣いたことがないのでした。まあ、それで冷たい人だと笑いたければ笑うがいいさ。ワッハッハ。


TBS日曜劇場「さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~」終了しました

2024年03月22日 | ドラマレビュー

 TBS日曜劇場は結構ヒット作出てますが、今回のこれは個人的に今期最大のガッカリ。主演西島秀俊、共演が芦田愛菜、石田ゆり子、西田敏行というキャストだしかなり期待してたのですが。

 そもそもが昨年の「リバーサルオーケストラ」と設定がかぶりまくり、廃団寸前のオーケストラを天才マエストロが救うという点や、演奏会でのトラウマからバイオリンが弾けなくなった少女は「どっかで見たな」と思わせました。

 とにかく「芦田愛菜ちゃんが出る限りは見る!」と宣言した手前最後まで見ましたが、愛菜ちゃんは終盤までやたらとプリプリしてて、あれは脚本、演出のせいですね。彼女は悪くありません。(ファンなので) どの人物も設定と描写が薄っぺらいし、ドラマで見える部分以外では存在しようがない感じなので、その世界に入り込めません。

 さらに納得行かなかったのはオーケストラのメンバーについて。フルオーケストラというと40人くらいいるでしょうか。マエストロの西島と絡むのはそのうちの5~6人だったのに、最終回で「皆さんとの絆が」と言っても「へ? そんな繋がりあったっけ?」と思ったり。

 他には、演奏シーンだとか、市民オーケストラがみんな突然の曲変更に初見で対応できるのかとかその辺言い出したらキリがないですが、ドラマとしてはとにかくストーリーと人物設定があかんやろということに尽きます。西島と石田ゆり子の離婚もなんだかよくわからなかったし、市長はなんでオーケストラ潰したかったか、そしてこの結末について市長はどう思ってるのか、その娘との関係はどうなったかとかわからんのは、私がちゃんと見てなかったせいでしょうか。

 あとは、最終的に日本に残ってオーケストラを指導するのか、ドイツに帰ってしまうのかという点で盛り上げようとしてましたが、そもそもタイトルが「さよならマエストロ」なのだからそれで引っ張るのは無理。

 まあ言い出したら止まらないので、この辺で。私としてはとにかく芦田愛菜ちゃんの次回作に期待するものであります。多分このドラマのことはもう思い出すこともないでしょう。