迷狂私酔の日々(再)

明鏡止水とはあまりに遠いこの日々。

[戯れに京都]・その11・池坊に囲まれた六角堂

2007年09月08日 | 旅する。
9月8日

南へ歩く。

六角通りの名前の由来になった六角堂に入る。

小さなお堂は近代的なビルに囲まれている。

堂の裏手には池坊による見事な生け花が。

もとは六角堂へのお供えの花が池坊流華道の発祥だそうだから、ここはたしかに生け花の聖地であるわけだが。

実は隣りのビルのエレベーターから六角堂を見下ろすことができる。しかしタッチの差で閉まって入れなかった。

あまりに蒸し暑いので大丸にて涼む。さあ出ようと思ったらスコールのような豪雨に見舞われ、また大丸に戻って雨をやり過ごす。




[戯れに京都]・その10・二条城

2007年09月08日 | 旅する。
9月8日

どうせなら、俗っぽいところをさらに回ってみようと二条城へ。

初めて行ったが、あんなに広いとは知らなかった。せめて庭だけでも無料公開してくれれば、市民にとって貴重な憩いの緑なんだがなあ。

歩いて御池通を東へ、登山用品の「ロッジ」で速乾タオルなどを購う。




[戯れに京都]・その9・金閣寺

2007年09月08日 | 旅する。
9月8日

北大路バスターミナルで「急行」を発見。とりあえず乗り、そういえば金閣寺が金ピカになってから行っていないことを思い出す。

予想に違わず、観光客が洪水のように押し寄せていたが、意外にもそれほど醜悪には見えなかった。

ま、好きになったわけでもないが。




[戯れに京都]・その7・夜の京都

2007年09月08日 | 旅する。
9月7日

京都国立博物館を出ると、京の街並みが西日を浴びて夕焼けに沈む直前だった。

町家に引っ越したマイクを訪ね、しばし改装の子細を検討したのち、夜の京都に繰り出す。

彼は極度の方向音痴なため、昨日行った店の場所が不明瞭で、結局は鼻と勘を働かせて、新橋のビル地下によく似た風情の飲み屋密集地を発見。

焼魚BARと銘打った「ざんぐり」という店で楽しく飲む。

ウナギの白焼き、サンマの酢じめ、鴨に芋にナメコと、なかなか手の込んだ八寸を肴に月の桂のにごり酒をやる。

たまたま入った店があまりにクオリティが高かったので、ふたりで自画自賛する。

その後、北上して自家製のおばんざいを出す小さなBARにて打ち止め。

マイクは、気に入った店は名刺カードをもらうことにしたようだ。

というか、京都で道に迷うのも難しいと思うが。

心配なので川端二条まで送っていく。

鴨川沿いに歩けば迷いようがないはずなんだがなあ。