迷狂私酔の日々(再)

明鏡止水とはあまりに遠いこの日々。

[インドネシアへ]その11・

2007年09月21日 | 旅する。
9月21日 ソロ


当初の予定では、今日からスラバヤかマドゥーラ島に行くつもりだったのだが、昨晩バリ島の本を読んでいて気持ちが盛り上がってしまい、朝一番で飛行機の値段を聞きにく。

208。20万8千ルピア。おとといからさらに3万ルピア値下がりしている。即決で明日夜のジョグジャからデンパサールへのフライトを購入。どうもラマダン入りで旅行者が減っているらしい。

そういうわけで、今日も明日もゆっくりソロで休養がてらジャランジャランの日々。









マタハリで乾電池を探す。「どこでもべープ」用。電池の寿命でマットを交換する仕様なので、充電池ではなく、使い捨ての単4がいいのだが、なかなかない。おもちゃ売り場で見つけた。マタハリには映画館もあるのだな。

夜、ワヤン・オランでも見るかとスリウェダリ公園へ。偶然、競技場でサッカーチームが練習していたので見学。ソロのプロチームらしい。なかなか楽しい一帯だ。

肝心のワヤン・オランは始まるのが9時らしい。1時間半待つのも業腹なので、ベチャで戻って、近所でビールを飲む。

いまだにソロ

2007年09月21日 | 旅する。
9月21日

引き続き、ソロに滞在中。

かんたんに、この間の旅程を。

9月14日

夜にソロブドヨでワヤン・クリッを見る。
その前後に「人形を買わないか」とさんざんつきまとわれて、やや閉口する。

9月15日

プランバナンへ。ジョグジャからバスに乗る。

そこに寺院が見えているのに、入り口まで回りに回って20分歩く。ベチャのおっちゃんが、乗れというわけだ。

しかし、昨年の地震でロロジョングランの内部に入れず、遠くから眺めるのみ。いまは修復中とはいうのだが。

パダン料理屋でごはんを食べ、ベチャと交渉してプラオサンとカラサン、サリの三つの寺院を回る。

とくにプラオサン内部の仏像は圧巻だった。

9月16日

予定を変更して、ディエン高原に行くことにする。

午前中、ジョグジャ市内を歩く。タマンサリ付近で道に迷い、路地で道を聞く。

王宮では、ラマダンのため、舞踊はお休み。

英語の校外学習で、外国人に英語で質問してサインをもらわないといけないらしく、女子中学生に囲まれる。

昼からバスを乗り継ぎ、ディエンには日が暮れる頃についた。
さすがに寒い。毛布2枚重ねで夜をしのぐ。

9月17日

宿のおやじにすすめられるままにサンライズを見に出かける。朝の4時半、おやじのバイクの後ろに乗って山頂をめざす。途中、星がきれいだった。

駐車場から30分ほどの登山。涼しいよりも寒い。いっしょに登っているオランダ人とインドネシア人の家族の子どもがdingin! と震えていた。

低い雲海の向こうに3000メートル級の富士山に似た山がそびえ、その左から太陽が顔を出した。

その後、遺跡や地熱発電所や地獄谷のようなところを見てまわる。

そして、またしてもバスを乗り継いでボロブドゥールへ。

9月18日

6時の開園前に入って日の出を見るサンライズツアーはあまりに高価なので敬遠し、6時に入ってじっくり3時間見る。

いったん宿に戻って朝食を食べてシャワーを浴び、レンタサイクルを借りてムンディ、パウォンのふたつの寺院を見てまわる。子供たちのハロー!ハロー!の声にいちいち手を振る。かばんからミネラルウォーターのボトルが落ちて、坂道を転がっていってしまい、慌てて自転車を降りて拾う。そばで子どもを抱いたおばさんが笑い転げていた。

チャンディ・パウォン? と道を聞くと、道の先を指差して教えてくれた。

この日もまたバスを乗り継いで、ソロに入った。

ボロブドゥールからジョグジャまでのバスの相場は9千から1万だが(乗客などに聞いて確認した)が、2万と請求された。1万だけ払って無視していたら、隣に座って懇々と説得しようとしてきた。あれは、プライドを刺激してしまったのだろうか。あと5千でいい、とか言い出すし。もちろん払わず。ソロに行くバスは明朗会計で9千だった。

9月19日

ソロは、たおやかな町らしい。たしかに、ベチャの客引きはまったくしつこくない。

このところ、毎日長いバス移動が続いたので、遠出を控える。

ふたつの王宮を見たり、旅行会社でデンパサールへの飛行機の値段を聞いたり。ライオンエアで238,000ルピア。少し心が動く。

9月20日

スクー、チェトのふたつの寺院へ。バスを3台乗り継ぎ、そこからオジェック(バイクの後ろね)で回る。峠をこえ、谷を望み、棚田と椰子の木が続くなかを風に吹かれてツーリング。

スクーからタワンマングーまで、山道を歩いて降りてみる。2時間で滝の入り口につき、滝で涼んでからさらに歩いてようやくバスターミナルに着いた。

このハイキングでまた疲労困ぱいし、帰りは相場の倍を請求するバスに相場の分だけ渡してひたすら寝る。

ソロの町がけっこう気に入ったので、もう1泊延ばすことにした。

9月21日

当初の予定では、今日からスラバヤかマドゥーラ島に行くつもりだったのだが、昨晩バリ島の本を読んでいて気持ちが盛り上がってしまい、朝一番で飛行機の値段を聞きにく。

208。20万8千ルピア。おとといからさらに3万ルピア値下がりしている。即決で明日夜のジョグジャからデンパサールへのフライトを購入。どうもラマダン入りで旅行者が減っているらしい。

そういうわけで、今日も明日もゆっくりソロで休養がてらジャランジャランの日々。