迷狂私酔の日々(再)

明鏡止水とはあまりに遠いこの日々。

134・華麗な晩餐。[沖縄、晩夏]

2008年10月08日 | 旅する。
10月8日、伊良部島

戯れにギターを弾いているうちに、やらなければならないことを思い出した。

懸案のデータをDVD-Rに焼く作業。VISTAに付属する機能で焼けたのだが、妙にわかりにくい。

結局、ネットで検索してやり方を調べた。

水曜日は〈びらふやー〉のご飯が休みなので、〈琉宮〉に行く。

まずは刺身盛り合わせ、写真手前からミーバイ、青マチ、白タマン。

さらにアグー鉄板焼きに温野菜添え、シャコとウニのクリームパスタ、宮古牛のにぎりを半分は炙りでもらい、最後はガパオでしめる。

〈琉宮〉の看板娘はなちゃんにやたらになつかれ、首を絞められたりしてもてあそばれる。対抗して足をくすぐると、身をよじって喜ぶ。

いつものように〈小龍門〉で一日をしめる。

最後はオトコだけの深い話で夜は更けていった。

133・聖なるハーブ。[沖縄、晩夏]

2008年10月08日 | 旅する。
10月8日、伊良部島

近角さんの農園に行きたい、とお願いしたら、わざわざ迎えに来ていただけることになった。

近角さんは、ハーブ農園を経営していて、離島での新しい農業のあり方を考え、実践している方だ。

また、農業だけにとどまらず、伊良部島の魅力を再発見する伊良部探検隊の主宰、下地空港の軍事利用反対の取り組み、地元の伝承を生かした演劇のプロデュース・演出、さらに長距離走者としても活躍されている。

取材というわけではないのだが、ぜひお会いして話してみたい人だったので、お忙しいなか無理をいって時間を空けていただいた。

まずはTAROさんの工事中のスタジオにお邪魔して、たまたまそこに持参していたハーブ染めの作品を見せていただく。

さらに農園に行き、ローゼルやホーリーバジル、ディル、ローズマリーを見て香りを試す。生のハーブの峻烈なかぐわしさは、自然の力を再認識させてくれる。

さらにローゼルのシロップやティー、コンフィチュール、バジルだけでなく各種ハーブのペーストを味見させてもらう。

いちばん印象的だったのはホーリーバジルのペーストで、なにか精神を凜とさせるような香気だと思う。

料理法や伊良部島の歴史や平和運動などについていろいろ話すことができて、久しぶりに有意義な時間だった。

おみやげにローゼルソルトまでいただいて、ありがとうございました。