迷狂私酔の日々(再)

明鏡止水とはあまりに遠いこの日々。

151・パンビン、カマボコ、ヤシガニ。[沖縄、晩夏]

2008年10月12日 | 旅する。
10月12日、多良間島

宿についたら具のない天ぷらのようなものがおやつに出た。なんとかパンビンというそうだ。揚げたては、そのままでうまい。

夕食はそば、自家製かまぼこ入り。この宿は鮮魚店もしているのだ。混じりっけなしの100%さかなのカマボコは大人気らしい。

さらに漬けていないスクガラス、さかなの皮を酢味噌で、と今日も珍味が並ぶ。

私は焼き鳥、マッキーは餃子、THE3名さまは再びゴーヤーチャンプルー。

シロちゃんたちはカトペの誕生日にサプライズでホットケーキのタワーを作っていた。

私も三線でHappy Birthdayを奏でて、ちょっと参加する。

そして夜は恒例となりつつあるヤシガニ採りへ。

道路沿い部隊と浜の岩場部隊に別れて探すが、本日は芳しい成果なく、普通サイズの2匹のみ。

2日前は大漁だったのに……。

疲れて帰り、みんな早々に眠りについたかと思ったのだが。

「きんちゃーん」
と、外から低く呼ぶ声が聞こえる。

何事かと外に出れば、シュウヤさんとジャッキーがいて、
「飲もうよ。ちょっとだけ、静かにさ。ねぇ、飲もうよ」

「ダメな人たちだなぁ」

もちろん私も「ダメな人」なので、断るはずもなく、マッキーも誘って4人で静かに飲む。

150・牛、サンゴ、サメ。[沖縄、晩夏]

2008年10月12日 | 旅する。
10月12日、水納島

牛たちの楽園を抜けて港に戻り、お待ちかねのシュノーケリングへ。

小さな舟でイノーの中で流れが速くないポイントを探す。

浅瀬だが、生きているサンゴがたくさんいて、さかなたちも元気に泳いでいる。

めまいがするほど色とりどりのサンゴに囲まれ、さかなたちの群れに同化して泳いでいるような錯覚にとらわれる。

一時、シュノーケルをくわえていることを忘れそうになった。

ふたつめのポイントでは、浅瀬からリーフの切れ目をたどってアウトをめざす。

谷状に切れ込んで深い水道のようになったところで、岸へと向かう強い流れに逆らってガシガシ泳ぐ。

アウトに出たところで、下を小さなサメが悠々と泳いでいた。

さわやかな疲れと共に舟に上がり、帰りは全員が大きな船に乗って多良間島に戻る。

148・上陸。[沖縄、晩夏]

2008年10月12日 | 旅する。
10月12日、水納島

着いた。

大きなテーブルサンゴが透き通った海の下に見える。港で、だ。

水納島を歩く。

これで宮古諸島、八重山諸島の有人島にはすべて上陸したことになる。

沖縄では、あと7島。

小学校跡には鉄棒やシーソーの台座らしきものが残っていた。

みんなでトラックの荷台に乗って出発。

途中、フクギのトンネルを抜け、牛たちがいて、牧柵を外して島を駆け抜ける。

やがて浜が見えてきた。

147・水納島へ。[沖縄、晩夏]

2008年10月12日 | 旅する。
10月12日、多良間島

水納島へ行けるぞーっ!

昨日、熱烈なオファーを出したおかげか、水納島へ船を出してもらえることになった。

やや収まったとはいえ波が高いので、水納島から大きな船で迎えに来てもらい、シュノーケリングはより安全なイノー内でポイントを探すため、小さな舟も同時に出すことになった。

船2艘で3万円+2万5千円=5万5千円を参加人数で割り勘する。

結局総勢9名参加でひとりあたり約6100円となった。

そして前泊港から出航。

5名はクルーザーのような大きい船に、4名はサバニかと思える小さな舟に乗り込む。

この「サバニ」が楽しかった。波に揺られ乗り越え飛び上がり、USJやディズニーシーのアトラクションなんかメじゃないスリリングかつデンジャラス。

全身がずぶ濡れでヒューヒューとテンション上がりっ放し。