迷狂私酔の日々(再)

明鏡止水とはあまりに遠いこの日々。

180・アマニ、ウモジャ、ウペンド。[沖縄、晩夏]

2008年10月19日 | 旅する。
10月19日、那覇

開南のバス停から市場を抜けて月光荘に着いた途端に、
「早く支度して!」
と、ちゃんみなに急かされた。

綱引きがあるとか勝てばビール1ケースとか靴持ってる? とか、よくわからないがチェックインもそこそこにみんなで出陣。

「うきうき浮島祭り」で今年から綱引きがあって、賞品がビールらしい。

行ってみれば柏屋のオーナーが司会で、綱引きのメイン対決が「柏屋対月光荘」なのであった。

沖縄プロレスから応援も駆けつけて、小さな通りの小さなお祭りにも賑やかな人だかりが。

残念ながら柏屋とは動員も練習も本気度もまったく違い、気合いだけではビール1ケースは手に入らなかった。

帰りに〈ちんだみ工芸〉〈ひばり屋〉に寄り、月光荘経由で天久の県立博物館・美術館へ「精霊を呼ぶ太鼓」のイベントに出かける。

ケニアからマテラ長老と太鼓奏者の大西さんの太鼓、近藤ヒロミさんのカリンバのライブやスラム街に学校を作っている早川千晶さんのスライドトークなど、たしかにアフリカの風が吹いてきた。

アマニ、ウモジャ、ウペンド。

長老が強調していた三つの言葉。

愛、協調・調和、平和。

たぶん、精霊を呼ぶということは、自分の力の小ささを知り、より謙虚になることと、よりよい世界へと努力することをやめてはいけない、というメッセージなのではないかと思う。

ファミリーマートでおにぎりを買い、コトブキとMOON BOWで飲んで、またコトブキで飲んで帰る。

自分でも、いったいなにをやってんだろう? と悩むくらい、無軌道な一日。

179・コザ散歩。[沖縄、晩夏]

2008年10月19日 | 旅する。
10月19日、コザから那覇へ

ごーやー荘から少し散歩する。

330でカジマヤーのパレードに遭遇した。数えで97歳のお祝いは、なぜか風車(かじまやー)という。

島袋の〈キャンパスレコード〉まで歩いて何も買わず(というか、ATMに行くのを忘れていた)にまた胡屋に戻る。

〈ソムチャイ〉でTODAY'S SPECIAL AすなわちA定食を食べる。

タイ・ラオス料理の店では、沖縄でいちばん旨いのではないだろうか。

コザの街や人に馴染んでいる感じがまた心地よい。

ごーやー荘で秀さんとお別れし、バス停からいちばん早く来た那覇行きに乗る。

今日は90番、日曜日なので牧志は回らずに開南経由。

178・島唄、メタリカ、50's[沖縄、晩夏]

2008年10月19日 | 旅する。
10月18日、コザ

秀さんが三線を弾いてくれた。

ちょっと三線を合わせる。なんか生ステレオで気持ちいい。

お言葉に甘えて「チョンチョンキジムナー」と「イダフニ」をソロで披露する。

なんか秀さんもノリノリで、たぶん20曲以上はやったんじゃないかな。

その後はゆんたくを経て、寝ていない生存者たちで、夜のライブハウス巡りへ。

〈7th Heaven〉ではトリ前に「RED」、そして大トリの「8 BALL」。

秀さんはメタリカのナンバーで、風邪から回復、元気全開で、次の〈Reverse〉へ。

ここはコザのあらゆる世代が集うオールデイズのライブバー。

日付が変わって真夜中にみんなで踊りまくる。

悲しいことに、やる曲やる曲みんな知っている。

午前2時過ぎに、ようやく理性を取り戻して帰途につく。

朝7時出発で知花のフリーマーケットに行くツアーが予定されているのだ。

で、女性陣はそれからデイゴホテルのお風呂(24時間、500円、タオル付き)に行ったらしい。