迷狂私酔の日々(再)

明鏡止水とはあまりに遠いこの日々。

170・まだまだ終わらない。[沖縄、晩夏]

2008年10月16日 | 旅する。
10月16日、宮古島

津嘉山荘の夕食は噂の千代かあちゃんがつくっていて、質・種類・量のいずれにも群を抜く……そうだ。

波照間たましろの常連の方と、石垣島に家を借りて家族それぞれが利用しているというおじさま、それに私の3人で食卓を囲む。

アロエ刺身
もずく
紅芋
ニガナのピーナツ和え
ミミガーとウル(海草)
ナスの変わりマヨネーズ和え
ラフテー

……が膳に載って運ばれてきたのだが(写真)、これで終わるはずがなく、さらに

カツヲの刺身
かき揚げ他天ぷら各種
パパイヤのシークヮーサー
ナーベラーのジプシー
味噌汁(豆腐ワカメ、ナーベラー)
ご飯

………がやって来た。

「どうぞ、お召し上がりください」

「が、がんばります……」

さすがにたましろ氏は鍛えられているだけあって完食。

私はゴールを目前にしながら大量のナーベラーに阻まれてリタイア。

なかなか手ごわかった。

169・after the rain.[沖縄、晩夏]

2008年10月16日 | 旅する。
10月16日、宮古島

まだ雨が降っている。

自転車を借りて来間島を回るプランはあきらめ、とりあえず傘を持って散歩に出かける。

雨は降ったりやんだり。

与那覇前浜まで行くと、浜にビーチバレーのネットが張ってあった。

曇り空の日は海の色も心なしか冴えない。

帰り道、大きな虹がかかった。

168・ウージの森の前で。[沖縄、晩夏]

2008年10月16日 | 旅する。
10月16日、宮古島

津嘉山荘の隣に建つのがカフェ〈smoothies〉。

アイスパンとカリカリアイスコーヒーのセットを頼んで、目の前のサトウキビ畑を眺めていた。

アイスパンは、半分に切ってトーストしたフランスパンにサトウキビアイスが載って黒糖蜜がかかっている。

やがてクルマが帰ってきた気配がしたので母屋に行ってチェックイン。

宿帳に記入して料金を前払いし、部屋まで案内してもらう。

まったく初めてで知り合いとのつながりもない宿にひとりで泊まるのは久しぶりのような気がする。

166・どこまで行くの?[沖縄、晩夏]

2008年10月16日 | 旅する。
10月16日、宮古島

朝から雨模様。今日は〈ひららや〉を出る人が多い。

たまたま私が出る時間にはフジさんしかいなかった。

昨日のコロッケやピザをはじめ、おいしい料理を作ってくれたフジさんに挨拶し、歩いて協栄バスターミナルに向かう。

お昼には〈ニコちゃん〉でラーメンを食べて、バスターミナルで与那覇行きのバスを探す。

「与那覇行きのバスはどこで待ってればいいですか?」

「(バスを指して)乗ってていいよ」

やがて運転手さんが乗って、
「どこまで?」

「津嘉山荘までなんですが……」

「はいーっ、すぐ前で下ろしてあげますよ」

だから、バスは楽しい。