迷狂私酔の日々(再)

明鏡止水とはあまりに遠いこの日々。

146・素泊まりなのに…………[沖縄、晩夏]

2008年10月11日 | 旅する。
10月11日、多良間島

〈はまさき〉は素泊まりのはずなのだが、
「おにぎりとヤシガニ汁とちょっとしたものを出すけど、500円でどう?」
と言われ、否も応もなくお願いする。

その「ちょっとしたもの」は、山盛りの刺身サラダとシャコ貝だった。

これに赤米のおにぎりとヤシガニ汁がつく。

私は肉野菜炒めを作り、マッキーはおでん、THE3名さまはゴーヤーチャンプルー。

あっという間に食卓に皿が並び、宴が始まった。

グラスに黒糖を入れ泡盛を静かに注ぐ飲み方も教わった。

あとは、明日水納島への船は出るのか? それだけが問題である。

今日は波が高くて船は出なかったのだ。

145・小さな島の。[沖縄、晩夏]

2008年10月11日 | 旅する。
10月11日、多良間島

シュノーケリングの後、シャワーを浴びて着替えて再び歩く。

八重山遠見台に登ってみる。

土原御獄も八月踊りの会場となるところで、主のような巨木が立っている。

さらに歩くと、小学校、図書館、診療所、村役場、郵便局などが並ぶエリアに出た。

多良間村という独立した自治体なので、行政をはじめとした各機関・機能は揃っているわけだが、どこか微笑ましくなるほどコンパクトだ。

17時前に宿に戻り、全員揃った時点で自炊のための買い出しに出かける。

この時は「素泊まり」の意味をまともにとっていたのだった。

144・単独行。[沖縄、晩夏]

2008年10月11日 | 旅する。
10月11日、多良間島

少し集落付近を歩いてみる。

たまにはひとりで。

ピトゥマタウガンは八月踊りの舞台になる御獄だ。

シュガーガーは古い水場。

嶺間御獄には大アカギが凜と立っている。

前泊港に着いた。波は高いが海は青く透き通っている。

ウェーンマはかつて薩摩に支配されていた時期、赴任してきた役人のいわば現地妻で、その悲話は民謡「多良間シュンカニ」に謡われている。

そんな碑を見ながら海沿いの一周道路を歩いて、「ふるさと海浜公園」に着いたらシャワーやトイレの設備があるのでここで泳ぐことにする。

シュノーケリングで、高い波に立ち向かう。

143・ヤシガニパーティー。[沖縄、晩夏]

2008年10月11日 | 旅する。
10月11日、多良間島

今日から〈ゲストハウスはまさき〉に2泊する予定。

港から送迎のクルマで宿に着けば、テラスでみんながヤシガニにむしゃぶりつき、ビールを飲んでいた。まだ正午前なのに。

もちろん、荷物を置く前にヤシガニパーティーに参加し、ガシガシ食べる。

さてと。

今日は17時集合で個別行動ということで、マッキーとそばを食べに行くことにする。

ヤシガニパーティーの面々と連れ立って〈みどり旅館〉へ。

そこには今日の船で宮古島に向かうバズとナカイ夫妻、あまりに辺鄙な宿から集落内の宿に引っ越したモリヤマジャッキーがいて、ヤシガニパーティーの面々ミュージシャンのシュウヤさん、その相方マサヨさん、別の宿なのに〈はまさき〉に入り浸るミサ、が加わってなんか大所帯のランチになる。

142・土足禁止。[沖縄、晩夏]

2008年10月11日 | 旅する。
10月11日、伊良部島から宮古島を経て多良間島へ

6時55分、〈びらふやー〉を出る。

朝早いのに文さんがクルマを出してくれ、雷太さん、アーサ、リュウちゃんたちがみんなで見送ってくれた。

あやちゃん、マンちゃんたちとは平良港で別れ、私は多良間島行きにアタマを切り替える。

で、乗船券売り場がターミナルではなく埠頭だということになかなか気づかず、集合時刻に遅刻する。

多良間島→水納島ツアーはシロちゃんの主宰で相方のカオルさん、波照間つながりのカトペ、アヤペ、チヨペの大学ダンスサークル仲間のTHE3名さま、結家つながりで北谷マッキーに私で総勢7名。

社長とヒロシのコンビは残念ながら都合によりキャンセル。

フェリーで2時間、多良間島へと向かう船は予想外に新しく快適で、船内はなぜか操舵室も含めて土足禁止だった。