乾石智子「白銀の巫女」

今日の会津は1日雨。
夕方から冷えてきました。
明日の午後から雪予報です。

さて 乾石智子の「白銀の巫女」を読みました。

	白銀の巫女 (紐結びの魔道師2) (紐結びの魔道師 2)
	乾石 智子
	東京創元社

リクエンシスたちは 元帝国軍人ライディネスに追い詰められ
トゥーラの故郷であるオルン村へやってきた。
そこにウチィダスの魔導師エイリャもやってきた。
一同は軍が動けない冬の間に 古文書を解明し 打開策を得たいと思っていた。
解明が進まない中トゥーラが魔法の塔へ行くと。。。


オーリエラントの魔導師シリーズで脇役だった紐結びの魔導師リクエンシスが主役の物語。
紐結びの魔導師シリーズの第二弾です。

1巻では主な登場人物が出揃い 様々な謎が解明されてくる本巻。
冬の間の(一時的な？)仲間たちの生活は 読んでいてワクワクします。
魔女の末裔であるトゥーラが魔法の塔に行きおきる現象は圧倒されます。
リクエンシスに懐いているトカゲのダンダンの言動にほっこりしながら
後半はまさかのあの人の裏切りか？
怒涛の展開です。

うーん。3巻が待ち遠しい。

紐結びの魔導師は 続き物の中でも私が楽しみにしているシリーズ。
すぐに続刊は出ないだろうけれど
早く続きが読みたいです。
完了していないシリーズを読むときのもどかしさですね。(//∇//)

乾石さんは 骨太ファンタジーを書かれる方。
おすすめです。

未読の方は 1巻 「赤銅の魔女」からどうぞ！

	赤銅の魔女 (紐結びの魔道師1) (紐結びの魔道師 1)
	乾石 智子
	東京創元社

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