今日はまた涼しかったとです。
ついに長袖デビュー。
日の当たる窓際に座っていても 窓を開けていたら丁度の気温でした。
夜に入って またしんしんと冷えてきて 暖かいコーヒーを入れたところです。
さて 有川浩の「空飛ぶ広報室」を読みました。
うわっ。本当は先週書けると思っていたのに 今日になってしまった。
読書の秋あらため冬眠前の寝ぼけ熊になってます。
航空自衛隊の戦闘機パイロットである空井は 子供のころから『スカイ』のタックネームでブルーインパルスに入るのが夢だった。
その待ちに待った内示がでて ブルーインパルスに手が届きそうなその時 交通事故に巻き込まれる。
その後のリハビリで 通常生活には支障はないまで回復するが パイロットとしての道を断たれる。
落胆のあまり 人に八つ当たりすることも泣くこともできないでいた空井が 配属されたのは 航空幕僚監部広報室であった。
そこで空井が担当させられたのは 帝都テレビの自衛隊担当 稲葉リカの相手だった。
「戦闘機って人殺しのための機械でしょう。」と発言して空井を激怒させてしまうリカ。
傷つけられたと思っていた空井は 先輩たちに
「お客様に何て口の利き方だ!」
と 逆に怒られてしまう。
夢を断たれた戦闘機パイロットと やはり仕事で挫折をしてイガイガ女になっているリカ。
二人は 協力していくことができるのか。
有川浩のあとがきによると この本は2011年夏に出版される予定だったそうです。
それが 一年後の2012年夏になった訳は 読むと分かります。
自分のイメージだと 自衛隊の人たちは 災害や事故の時にいち早くそして粘り強く 被災地の救助や支援を行ってくれるというのが強いです。
ただその一方で 戦闘機1台が100億?
そんなの買わなくていいんじゃないの?
程度の無知なおばさんでもあります。
自衛隊を宣伝すれば 『戦争賛美』と受け止める人もいるのが現状。
そんな中での 広報という仕事の難しさを感じました。
有事の際(災害時など) すぐにでも出動できる準備をしていても
実際に出動できるまでは 何時間もかかる閣議決定や『前例』が必要となる。
それでも被害にあった方をまるで踏み台のように『前例』にはしたくないという想い。
自衛隊という存在の難しさを感じます。
災害や事故の時は いち早く皆様を助けていただきたいと思う反面
やはり簡単に自衛隊が出動する仕組みの国であってはならないとも思います。
そんな自衛隊の航空幕僚監部広報室について 有川浩の魅力的なキャラクター達がいざなってくれます。
おばさんは 最後は泣いちまっただよ。
お勧めです。
是非ご一読を。
いがぐりおをクリックしていただけると嬉しいです。いつもありがとうございます。^^/
ついに長袖デビュー。
日の当たる窓際に座っていても 窓を開けていたら丁度の気温でした。
夜に入って またしんしんと冷えてきて 暖かいコーヒーを入れたところです。
さて 有川浩の「空飛ぶ広報室」を読みました。
うわっ。本当は先週書けると思っていたのに 今日になってしまった。
読書の秋あらため冬眠前の寝ぼけ熊になってます。
空飛ぶ広報室 | |
有川 浩 | |
幻冬舎 |
航空自衛隊の戦闘機パイロットである空井は 子供のころから『スカイ』のタックネームでブルーインパルスに入るのが夢だった。
その待ちに待った内示がでて ブルーインパルスに手が届きそうなその時 交通事故に巻き込まれる。
その後のリハビリで 通常生活には支障はないまで回復するが パイロットとしての道を断たれる。
落胆のあまり 人に八つ当たりすることも泣くこともできないでいた空井が 配属されたのは 航空幕僚監部広報室であった。
そこで空井が担当させられたのは 帝都テレビの自衛隊担当 稲葉リカの相手だった。
「戦闘機って人殺しのための機械でしょう。」と発言して空井を激怒させてしまうリカ。
傷つけられたと思っていた空井は 先輩たちに
「お客様に何て口の利き方だ!」
と 逆に怒られてしまう。
夢を断たれた戦闘機パイロットと やはり仕事で挫折をしてイガイガ女になっているリカ。
二人は 協力していくことができるのか。
有川浩のあとがきによると この本は2011年夏に出版される予定だったそうです。
それが 一年後の2012年夏になった訳は 読むと分かります。
自分のイメージだと 自衛隊の人たちは 災害や事故の時にいち早くそして粘り強く 被災地の救助や支援を行ってくれるというのが強いです。
ただその一方で 戦闘機1台が100億?
そんなの買わなくていいんじゃないの?
程度の無知なおばさんでもあります。
自衛隊を宣伝すれば 『戦争賛美』と受け止める人もいるのが現状。
そんな中での 広報という仕事の難しさを感じました。
有事の際(災害時など) すぐにでも出動できる準備をしていても
実際に出動できるまでは 何時間もかかる閣議決定や『前例』が必要となる。
それでも被害にあった方をまるで踏み台のように『前例』にはしたくないという想い。
自衛隊という存在の難しさを感じます。
災害や事故の時は いち早く皆様を助けていただきたいと思う反面
やはり簡単に自衛隊が出動する仕組みの国であってはならないとも思います。
そんな自衛隊の航空幕僚監部広報室について 有川浩の魅力的なキャラクター達がいざなってくれます。
おばさんは 最後は泣いちまっただよ。
お勧めです。
是非ご一読を。
いがぐりおをクリックしていただけると嬉しいです。いつもありがとうございます。^^/