今日はからりと晴れましたね。
なのに明日からは台風の影響で雨模様。
天気が落ち着きませんね。
さて 高羽彩の「PSYCHO-PASS0 名前のない怪物」を読みました。
先日 ご紹介したように「サイコパス」は2012年の秋に放映されたオリジナルアニメです。
「踊る大捜査線」の監督さんが手がけた近未来SFで 凶悪犯と戦う警察もの。
「サイコパス」の世界観とストーリーは 9月22日のブログ「PSYCHOーPASS」を読んでいただくとして・・・・
この「サイコパス0(ゼロ)」は アニメ「サイコパス」の過去の物語。
作中に登場する”標本事件”と狡噛(今で言う刑事)の元同僚佐々山が殺害されるまでを描いています。
いわばアニメのスピンオフ小説です。
作者の高羽彩は脚本家だそうです。
過去の時点で 狡噛は将来有望な監視官であり 佐々山はその配下の執行官(「潜在犯」犯罪者予備軍)です。
一人目の被害者は 衆院議員の橋田良二。
殺害されただけでなく 特殊な薬液で保存可能な状態にされ 人体標本のようにさらされた。
人を殺害したにも関わらず 犯人の「犯罪係数」上がらないため 逮捕できず未解決事件となっている。
(通常なら「執行対象(逮捕)」レベルになるという設定。)
そして犯人が捕まらないまま 二人目の被害者が出てしまう。
被害者は シビュラシステムに登録されていない無戸籍少女だった。
事件解決の狡噛は奔走するが 解決の糸口は見つからず迷走する・・・
犯人である藤間幸三郎は 全てを管理しているシビュラシステムによって犯罪者と判断されない特殊な人間(免罪体質)。
同じく特殊な填島に見守られ手を貸されながら 犯罪を行う。
このストーリーにはシステム管理下にない無法地帯である扇島という地域が関係している。
アニメ本筋でも出てくるが 絶対神のようにふるまい審判を下すシビュラシステムが万能でないことが分かる。
こんなシステムの下した判断にほとんどの人間が疑問を抱かず暮らしているのが怖い。
そして免罪体質の人たちが 自分を認識しないシビュラシステムや社会に一体どんな感情を抱くのか。
望んだわけでもないのに 社会からはじかれた人々はどうやって生きていけばいいのか。
・・・・・・・・・・・と いろいろ考えさせられますが この本はアニメを見ていな人には勧められないかも・・・
面白くないわけではないですが 世界観や登場人物を知らないまま読んで 面白いと思えるのかな?
アニメファンを意識して アニメの作画の人がイラストを描いているみたいですが
これも アニメファンでない人を遠ざけるような・・・
ただ 「サイコパス」はとても面白いアニメなのでぜひご覧になっていただきたい。
・・・・・・・・・・・
ちょっと調べていたら 「サイコパス」の新作アニメ 二期あるいは劇場版が検討されているらしい。
スピンオフとしての劇場版は理解できるけれど あの一期?の終わり方で続編無理でしょ?
登場人物総入れ替えして物語としての決着をつけるくらいの気概があるなら 受け付けるけど。
ファンとして続きを見たいような 見たくないような・・・
複雑な心境です。
いがぐりおは・・・幸せそうね!
いがぐりおをクリックしていただけると嬉しいです。いつもありがとうございます。^^/
なのに明日からは台風の影響で雨模様。
天気が落ち着きませんね。
さて 高羽彩の「PSYCHO-PASS0 名前のない怪物」を読みました。
小説 PSYCHO-PASS サイコパス/ゼロ 名前のない怪物 | |
Production I.G×ニトロプラス | |
マッグガーデン |
先日 ご紹介したように「サイコパス」は2012年の秋に放映されたオリジナルアニメです。
「踊る大捜査線」の監督さんが手がけた近未来SFで 凶悪犯と戦う警察もの。
「サイコパス」の世界観とストーリーは 9月22日のブログ「PSYCHOーPASS」を読んでいただくとして・・・・
この「サイコパス0(ゼロ)」は アニメ「サイコパス」の過去の物語。
作中に登場する”標本事件”と狡噛(今で言う刑事)の元同僚佐々山が殺害されるまでを描いています。
いわばアニメのスピンオフ小説です。
作者の高羽彩は脚本家だそうです。
過去の時点で 狡噛は将来有望な監視官であり 佐々山はその配下の執行官(「潜在犯」犯罪者予備軍)です。
一人目の被害者は 衆院議員の橋田良二。
殺害されただけでなく 特殊な薬液で保存可能な状態にされ 人体標本のようにさらされた。
人を殺害したにも関わらず 犯人の「犯罪係数」上がらないため 逮捕できず未解決事件となっている。
(通常なら「執行対象(逮捕)」レベルになるという設定。)
そして犯人が捕まらないまま 二人目の被害者が出てしまう。
被害者は シビュラシステムに登録されていない無戸籍少女だった。
事件解決の狡噛は奔走するが 解決の糸口は見つからず迷走する・・・
犯人である藤間幸三郎は 全てを管理しているシビュラシステムによって犯罪者と判断されない特殊な人間(免罪体質)。
同じく特殊な填島に見守られ手を貸されながら 犯罪を行う。
このストーリーにはシステム管理下にない無法地帯である扇島という地域が関係している。
アニメ本筋でも出てくるが 絶対神のようにふるまい審判を下すシビュラシステムが万能でないことが分かる。
こんなシステムの下した判断にほとんどの人間が疑問を抱かず暮らしているのが怖い。
そして免罪体質の人たちが 自分を認識しないシビュラシステムや社会に一体どんな感情を抱くのか。
望んだわけでもないのに 社会からはじかれた人々はどうやって生きていけばいいのか。
・・・・・・・・・・・と いろいろ考えさせられますが この本はアニメを見ていな人には勧められないかも・・・
面白くないわけではないですが 世界観や登場人物を知らないまま読んで 面白いと思えるのかな?
アニメファンを意識して アニメの作画の人がイラストを描いているみたいですが
これも アニメファンでない人を遠ざけるような・・・
ただ 「サイコパス」はとても面白いアニメなのでぜひご覧になっていただきたい。
・・・・・・・・・・・
ちょっと調べていたら 「サイコパス」の新作アニメ 二期あるいは劇場版が検討されているらしい。
スピンオフとしての劇場版は理解できるけれど あの一期?の終わり方で続編無理でしょ?
登場人物総入れ替えして物語としての決着をつけるくらいの気概があるなら 受け付けるけど。
ファンとして続きを見たいような 見たくないような・・・
複雑な心境です。
いがぐりおは・・・幸せそうね!
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