今日も寒かったですね。
もう年末だから 当たり前?^^;
さて 三浦しをんの「風が強く吹いている」を読みました。
寛政大学四年の清瀬灰二は 蔵原走と運命的な出会いをする。
蔵原走の走りを見て ハイジは箱根駅伝への参加を決意する。
陸上部は存在していたものの 短距離の選手ばかりだった寛政大学。
箱根駅伝への参加は初めての挑戦。
しかも参加するのは 走とハイジを除いて長距離走どころが陸上自体も素人
ぼろアパート竹青荘の住人十人のみだった。
前からずっと読みたいと思っていて やっと読めました。
箱根駅伝 正式名称「東京箱根間往復大学駅伝競走」(ながっ!)
毎年 お正月に見る駅伝ですが これを読むまで漠然としか知りませんでした。
なるほど 東京と箱根を往復していていたんだな・・・(って そこからかい?)
駅伝・・・運動音痴でスポーツに興味のない私が積極的に観戦する数少ないスポーツです。
ニューイヤー駅伝は 自宅付近を通過するので 毎年応援に行きます。
ものすごいスピードで選手たちが 走っていくのに圧倒されます。
あと応援するのは 以前ブログで取り上げたこともある女子バレーボールくらい。
日本中が湧いて 二人に一人が見たワールドカップサッカーすら見なかったです。
何故 駅伝を見るのか。
それは 走るのが好きだからだと思います。
人と一緒に走らされているときは 全く思いもよらなかったのですが
会社に入ってから結婚するまでの2年あまり。
毎朝 ジョギングしていました。
最初は 100m走るのも息が上がるほどでしたが 走行距離がどんどん増え
気付くと3,4キロは走っていたと思います。
映像化されると『トテトテ』と効果音が入るような鈍足ですが
雨の日も風の日も雪の日も 毎朝眠いのに1時間早起きして 走っていました。
今考えると 『走る』ことにとりつかれていたのかもしれません。
土日で調子がいい日は 川沿いをどこまでも走りました。
ものすごく 楽しかった。
あの喜びは 深く記憶に刻まれています。
だから 走やハイジが 走ることを愛しているのが すごくよく分かります。
鈍足のど素人と 走るために生まれた二人を比較するのは おこがましいですが・・
竹青荘の面々が 走ることに楽しみや喜びを見出していくのも すごく分かる。・・・気がする。
だから 彼らが箱根駅伝に参加できることに疑問も抱かず そのために身を削って練習するのも うなずける。
素人の彼らが 箱根駅伝に参加できること自体 ファンタジーと言われてしまうらしい。
ただ 「私にとって小説やマンガなどすべての創作物が希望であったように私の本が希望であってほしい」
著者が語っているように この本は「希望」です。
読めば間違いなく 竹青荘の個性的な面々と一緒に練習し 箱根駅伝を並走しちゃいます。
「走っても走らなくても、苦しみはある。同じくらいの喜びも。だれもが、それぞれの悩みに直面し、なしとげられないとわかっていてももがいている。」
お勧めです。
箱根駅伝が10倍楽しめること請け合いです。
是非 ご一読を。
いがぐりおも一緒に走ろう!
いがぐりおをクリックしていただけると嬉しいです。いつもありがとうございます。^^/
もう年末だから 当たり前?^^;
さて 三浦しをんの「風が強く吹いている」を読みました。
風が強く吹いている (新潮文庫) | |
三浦 しをん | |
新潮社 |
寛政大学四年の清瀬灰二は 蔵原走と運命的な出会いをする。
蔵原走の走りを見て ハイジは箱根駅伝への参加を決意する。
陸上部は存在していたものの 短距離の選手ばかりだった寛政大学。
箱根駅伝への参加は初めての挑戦。
しかも参加するのは 走とハイジを除いて長距離走どころが陸上自体も素人
ぼろアパート竹青荘の住人十人のみだった。
前からずっと読みたいと思っていて やっと読めました。
箱根駅伝 正式名称「東京箱根間往復大学駅伝競走」(ながっ!)
毎年 お正月に見る駅伝ですが これを読むまで漠然としか知りませんでした。
なるほど 東京と箱根を往復していていたんだな・・・(って そこからかい?)
駅伝・・・運動音痴でスポーツに興味のない私が積極的に観戦する数少ないスポーツです。
ニューイヤー駅伝は 自宅付近を通過するので 毎年応援に行きます。
ものすごいスピードで選手たちが 走っていくのに圧倒されます。
あと応援するのは 以前ブログで取り上げたこともある女子バレーボールくらい。
日本中が湧いて 二人に一人が見たワールドカップサッカーすら見なかったです。
何故 駅伝を見るのか。
それは 走るのが好きだからだと思います。
人と一緒に走らされているときは 全く思いもよらなかったのですが
会社に入ってから結婚するまでの2年あまり。
毎朝 ジョギングしていました。
最初は 100m走るのも息が上がるほどでしたが 走行距離がどんどん増え
気付くと3,4キロは走っていたと思います。
映像化されると『トテトテ』と効果音が入るような鈍足ですが
雨の日も風の日も雪の日も 毎朝眠いのに1時間早起きして 走っていました。
今考えると 『走る』ことにとりつかれていたのかもしれません。
土日で調子がいい日は 川沿いをどこまでも走りました。
ものすごく 楽しかった。
あの喜びは 深く記憶に刻まれています。
だから 走やハイジが 走ることを愛しているのが すごくよく分かります。
鈍足のど素人と 走るために生まれた二人を比較するのは おこがましいですが・・
竹青荘の面々が 走ることに楽しみや喜びを見出していくのも すごく分かる。・・・気がする。
だから 彼らが箱根駅伝に参加できることに疑問も抱かず そのために身を削って練習するのも うなずける。
素人の彼らが 箱根駅伝に参加できること自体 ファンタジーと言われてしまうらしい。
ただ 「私にとって小説やマンガなどすべての創作物が希望であったように私の本が希望であってほしい」
著者が語っているように この本は「希望」です。
読めば間違いなく 竹青荘の個性的な面々と一緒に練習し 箱根駅伝を並走しちゃいます。
「走っても走らなくても、苦しみはある。同じくらいの喜びも。だれもが、それぞれの悩みに直面し、なしとげられないとわかっていてももがいている。」
お勧めです。
箱根駅伝が10倍楽しめること請け合いです。
是非 ご一読を。
いがぐりおも一緒に走ろう!
いがぐりおをクリックしていただけると嬉しいです。いつもありがとうございます。^^/