まんじゅうのつぶやき

まんじゅうです。読んだ本の感想や日々のできごとの忘備録です。最近栖が変わりました。

「ひとがた流し」北村薫

2012-09-07 18:49:57 | 読書のすすめ
今日は気温はそこそこ上がりましたが 風があって涼しく感じました。
図書室も クーラーをつけなかったのですが あまり文句を言われませんでした。

さて 北村薫の「ひとがた流し」を読みました。

ひとがた流し (新潮文庫)
北村 薫
新潮社


アナウンサーの千波と作家の牧子 写真家の妻の美々は 同級生である。
以来 いろいろな事情で離れる時期はあったが 40代になった今も親しく付き合っている。
千波はずっと独身だったが 牧子と美々には 娘がひとりずついる。
牧子は今は独身だが 美々には夫がいる。
そんな立場も職業も事情も違う3人を 軸とする物語。

北村薫は 「スキップ」「ターン」「リセット」の時の三部作で知りました。
この3部作もとてもお勧めです。
またの機会にご紹介できるといいなあ。

さて 話を「ひとがた流し」に戻します。
群像劇っぽい感じです。
千波 牧子 美々の話のほかにも 牧子の娘 玲 夫の類 美々の娘 さき・・・

異なる人生を送っている友人同志が それぞれの人生の岐路に立った時 さりげなく寄り添う。

友にとってこういう存在であれたらいいなあと思います。


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