「バチカン奇跡調査官 三つの謎のフーガ」藤木稟

今日の群馬は朝から雨。
残念ながら　お散歩はお休み。

さて　このところ暑くなってきました。
という事は　「バチカン奇跡調査官」の季節がやって参りましたよ！

バチカンの有能な神父二人が　
世界各国で起きる奇跡が本物かどうか調査する物語。
怪奇な事件もいろいろあります。

もう20巻近くになるシリーズの半分は自分でもっているものの
前半は買っていないため　図書館の貸出状況を調べたら
え？　私に断りなく　二冊も新刊出てるやんか💦
(　↑　だからどうして断る理由が？笑)

気づかなかったです。
しかし　嬉しい鶏頭効果！

早速買いましたよ。
21巻目？「三つの謎のフーガ」と22巻目「天使の群れの導く処」。

バチカン奇跡調査官　三つの謎のフーガ (角川ホラー文庫) 藤木 稟 KADOKAWA

バチカン奇跡調査官　天使の群れの導く処 (角川ホラー文庫) 藤木 稟 KADOKAWA

とりあえず　21巻目読了。

毎回思うのですが　藤木稟さんは　
バチカンに訴えられたりしないんだろうか？💦
いや別に　内容が際どいとかではなく
主人公の平賀神父とロベルト神父。
そして上司のサウロ大司教。
この辺は　素晴らしい神父なんですが
たまにカトリックならではの複雑な宗派関係とか描いたりするもので。。。

おそらく　すでに　バチカンと名うつ作品を読む部署
例えば「出版物調査部　アジア支局」とかにチェックされ

「ああ、昨日の『バチカン奇跡調査官』はどうだった？」
「あ、はい。多少内部の派閥争いなどは描かれていますが
　ほぼ問題のないミステリーです。」
「そうか。奇跡調査とか危険思想かと思ったが。。。
　それはともあれ君　眠そうだね。昨日眠れなかったのかい？」
「いえ。大丈夫です。」
　(うっかり　三冊も読んじゃったよ。。。続きが気になって。。。💦)

なんてやりとりがなされていたりして。（笑）

そんなバチカン奇跡調査官。
21巻は　短編集。
22巻は　キルギス上空で　墜落しそうになった航空機を天使の群れが救う！？
というようなお話になっております。
今回も　ロベルトを婿にしたいと思うお料理シーン満載。（ロベルトは神父だって！）

夏向きのおどろおどろしさは　これらの巻にはなさそうですが
おススメです。
ぜひ　ご一読を！

里芋の葉っぱの上の雫。