「図書館の神様」瀬尾まい子

今日の群馬は今のところ⛅。
これから晴れてくるんだろうか。
昨日の午後は結構気温が上がりました。💦

さて　瀬尾まい子の「図書館の神様」を読みました。

図書館の神様 (ちくま文庫) 瀬尾まいこ 筑摩書房

主人公　清（きよ）は　二十代なのに
こんな堅苦しい名前を持っていると考えている。
もともと　親の愛犬の名前で　さらにさかのぼると祖母の名前。

十八歳までは　その名の通り清く正しく生きてきた清。
特にバレーボールに対しては誠実に生きてきた。

自分がキャプテンをしていた高校三年の夏。
大差で勝っていたため投入された補欠の山本さんが
あり得ないミスを連発。結局試合にも負けてしまう。

試合後の反省会で清は　山本さんを責めてしまう。
すると　翌日　山本さんが自宅マンションから飛び降りた話を聞かされる。

もともと清の厳しいやり方に反発を覚えていた部員は離れ
清に憧れていた後輩も間違いを犯した清を受け入れてくれなかった。

部活をやめた清は　ただ静かに高校が終わるのを待ち
地方の小さな私立大学に入り　高校の教師になる。

そして　廃部寸前の文芸部の顧問になるが・・・・


文芸部最後の一人　垣内くんがいい味出しています。

おすすめです。
”図書館”とついていると　つい読んでしまいます。（笑）

今日の曇り空。