まんじゅうのつぶやき

まんじゅうです。読んだ本の感想や日々のできごとの忘備録です。最近栖が変わりました。

輪渡颯介

2022-04-25 07:21:28 | 読書のすすめ
今日の群馬は晴れ予報。
昨日とはうってかわって暑くなる予報です。
もう 夏なのか・・・・(T_T)

さて 作家の輪渡颯介さんのファンです。
多分「皆塵堂」シリーズが出たかでないかくらいのころ
図書館の書架整理で出会ってから 
ずっと購入を続けている作家さんです。

「皆塵堂」は大きな本で出版された後
文庫化されるというシリーズでした。

その後もいくつかシリーズを経て
終わったはずの「皆塵堂」が 
いきなり文庫で出版されるというルールで
再開しました。(大人の事情?^^;)


「皆塵堂」は 古道具屋。
ものを安く買いたたいて仕入れるという性質上いわくつきの品が集まる。
よって ここに泊まるともれなく霊がついてくる。。。

店主の伊平次。小僧の峰吉。
この二人は最強で まったく見ない。
ある日 修行に出された同業の息子太一郎。
彼は完全に見える以上の人物。
はて彼の運命は如何に?

てな感じで 始まるのですが
このほかにも 大家の清左衛門や太一郎の幼馴染の巳之助。
2巻以降も皆塵堂に送り込まれたり 自らの望んでやってくる者たちを
巻き込んで 猫多めで語られる時代劇ミステリー。

もともと 輪渡さんは 本格ミステリーを書いていた方なのですが
何故だか 時代物を好むという感じで
しかも怖い話を書くのが異常に上手。

皆塵堂の前のシリーズでは 
ただ怖いシーンと謎解きシーンが交互に来るという感じでしたが
皆塵堂になってから キャラも やたらに際立つようになり
コミカルな部分も増え
俄然読みやすくなりました。

現在 最新刊の「髪追い」を読んでいますが
より円熟している気がします。
今回は峰吉も大活躍ですよ。(え?今回も?💦)



おすすめの作家さんです。

霊が出てくるシーンは怖いんですが
登場人物たちと猫がのほほんとしているので
怖さが緩和されます。

散歩途中に咲いていたポピー?



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