懐かしい。
このドラマ、NHKの日曜午後11時、海外ドラマ枠で放送されていたのはいつだったでしょう。(検索すれば)1984年から94年にかけてのようです。(日本放映は1年後)
NHKの海外ドラマは基本、吹替でした。
ホームズ役は露口茂さんじゃなかった?
が、今回のGYAO!配信は字幕。
ジェレミー・ブレットの生声を聴けるのは嬉しいけど、ワトスンの吹替、長田裕之と知れば、ちょっと残念。
霧のロンドン、ベイカー街221。
行き交う四輪馬車、馬の蹄が石畳にたてる音。
2階の窓から眺めるホームズ。
テーマ音楽。
でも、放映当時は戸惑ったのを覚えています。
中学生の頃夢中になったホームズはもちろん小説で、勝手に想像を膨らませていたわけなんですが、もっと私好みの秀才顔だった。
(初恋の人だったかも知れません。とにかく、頭の切れる人がカッコよかったのです。今なら、怪盗ルパンに魅力を感じるかも。頭の良さより人間味に惹かれます)
いやいや、ジェレミー・ブレットのホームズは、原作に最も近い、生き写しと言われる程だとか、私の想像の方が間違っていたんです。
コカイン中毒。
紳士である反面、感情の起伏が激しい。
まさにそれがホームズだった。
でも30代の私は想像と違うとばかり、観るのを辞めてしまったのです。
それから40年
今は古き良きものに出会った思いで観ています。
ジェレミー・ブレットは亡くなってしまいました。
いろいろあったのですね。
『シャーロック・ホームズはなぜ外見だけで人を見抜けるのか』(斉藤勇 宝島社新書)も、借りて読みました。
ノンバーバル・コミュニケーションのあれこれ、昔は興味あったかも知れませんが、もう人の思いはいいです。
そのドラマ、毎日配信されるので観ても観ても追いつかず、放映終了までに見終えるられるか、今はそんなことが心配なのです。
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