原発事故3.11 今日はあの日の1日前?

第二の福島はいつでも起こる。

毎年、小中学校の各学年で、何人かが死亡するかも知れない

2013-05-02 23:31:55 | 日記

改めて、「福島周辺の子供たちの被爆リスク」について考えてみた。

元アメリカの原爆製造計画「マンハッタン計画」にも参加した
ジョンゴフマン氏が発表した疫学統計データがある。

アメリカ原子力委員会より125~150名のスタッフと
年間200~350万ドルの援助を受けて研究を行い、

彼は良心によって、原子力委員会の意に反し
「低線量の放射線の影響は少なくとも20分の1に過小評価されている」と報告した。

つまり、低レベルの放射線被爆でも積み重なると危険だよ。
という報告をした。

その後、彼は研究職を追われ、亡くなるまで市民活動家として、
放射線被爆のリスクを訴え続けた。

日本で言うところの、京都大学の小出助教のような人だ。

多くの皆さんがご存じの通り、小出先生は教授になれない。
原子力政策の在り方について批判的な立場を取っているからだ。

ジョンゴフマン氏の出した研究に「1万人・シーベルトのガン化リスク」
という考えがある。

年齢ごとに違う。

例えば、10歳の子供1万人が、1シーベルトの被爆を受けると、
10万人中1万521人がガンで死亡する。

ちょっと単位が揃ってないので分かりづらい。。つまり、乱暴に言うと、

1シーベルトの被ばくで、10人中1人、
0.1シーベルトで、100人中1人、
0.01シーベルトで、1000人中1人が死亡する。

現在の日本の安全基準である20mシーベルトは、0.02シーベルト。

10歳の子供1万人が、20mシーベルトの被ばくを5年間受け続けると
0.02シーベルト=1000人中2人が死亡、×5年間だから、

1000人中10人が死亡。つまり、100人中1人が死亡だ。

まとめると、10歳の子供が20mシーベルトの被ばくを5年間受け続けると、
100人中1人が死亡するかも知れない。

毎年、小中学校の各学年で、何人かが死亡するかも知れない

もちろん研究結果自身が絶対じゃない。
できれば、そうならないでほしい。

でも、アメリカ原子力委員会より125~150名のスタッフと
年間200~350万ドルの援助を受けて研究を行い、

職を失ってまで、市民活動家として被爆リスクを訴え続けた
ジョンゴフマン氏のデータがデタラメだとは思えない。

今の社会を創ったのは大人たちだ。

少なくとも、子供たちに責任はない。

子どもたちの被爆リスクを下げるために、
それぞれの大人たちが、出来ることをしようヽ(゜皿゜)ヽ ガオー!!

子どもの被曝 専門家は科学的では無くアウシュビッツ現象

2013-05-02 21:03:09 | 日記
子どもの被曝 専門家は科学的では無くアウシュビッツ現象

「genshiryoku_100millitdyno.151-(6:14).mp3」をダウンロード

福島の子どもたちの被曝が止まりません。残念ですが、現在の日本人の特殊な精神状態と政府、NHK、東大教授などの指導層の利己的幻想のもとではなかなか解決が難しいように思います。

でも、不思議です。確かに医療などの分野で被曝しても元気な人やガンにならない人がいることは確かです。「1年100ミリ以下ではハッキリとした傾向はない」というのも確かです。でも、今、問題になっているのは、「全員が全員、被曝して病気になる」と思っている人はいません。

1学年200人、小学校全体で1200人のお子さんがいるときに、もし50人も健康障害が起こったら大変です。それでも24人に一人ですから、他の23人は被曝しているのに、病気にならないのです。

「1年100ミリシーベルトまでは明確な関係がない」というのは、24人に一人ならOKといっているわけですが、お母さんが心配しているのは、1200人の小学校で50人も障害がおこるような事は親として注意してあげなければならないということで、実にまっとうです。

1200人で50人というと、交通事故でケガをしたり死んだりする人が500万人という数ですから、日本社会では容認されない災害です。つまり1年100ミリまで良いというっている「良い」は「日本が野蛮な国で危険が一杯なら他の危険と同じ」と言っていることなのです。

・・・・・・・・・

ところで、チェルノブイリ周辺の住民やイラクの劣化ウラン弾による子どもの白血病の報告が続いています。私はこれらの報告を聞くにつれ、「被曝で子どもたちがどうなるのかわかっていないのだから、守ってあげないと」と強く思います。

チェルノブイリではすでにヨウ素の放射線はずっと前に無くなっているのに、最近まで甲状腺の異常が続きました.理屈では説明できないことです. イラクの劣化ウラン弾の放射線量、体内への取り込み量などからまったく被害がでないはずなのに、明らかに障害者がいます.

これらの「事実としての障害者」がすべて「事実では無い」とか、「ダマシだ」というにもその理由は無く、むしろ「本当では無いか」と判断した方が良いと思います.

その点で「どうかわからないが、おそらく大丈夫だから子どもに被曝させる」という考えを持つ人を理解する事はとても難しいことです。私は「わからないから、しばらくは子どもに被曝させないように全力を尽くす」ということが正しいと思われるからです。

「100ミリまではハッキリした傾向は見られない」ということと、「子どもが100ミリ以下の被曝なら安全」というのとは全く違います.もし今度、「100ミリまでOK」という人がいたら、「100ミリまですべての子どもが安全と言うことですか?」と聞いて欲しいものです。そして「安全だ」と言ったら、ここに書いてあることを言ってもらって子どもを守って欲しいと思います.

わからない事をわかるように言って、子どもを被曝させるのはかなり残虐な行為ですが、第二次世界大戦の時にドイツが行ったユダヤ人の虐殺、「政府が言った」、「おれは一部しか担当していない」という二つの条件で行ったものです。

つい最近まで「被曝が危ない」と言っていた人が変わったのはこのアウシュビッツ現象に他なりません.私が求めたいのは、「意見が変わる」というのは良いにしても、なぜ「意見を変えたのか」の説明を必ずすることで、もし有識者、指導者が「説明無しに意見を変えた場合」はその人の意見を聞く必要は無いというのを徹底できればと思います。

(平成25年4月14日)

「ガンバル美しい被災者達」 そんな人に会ったことない。 テレビは私達を安心させる装置。

2013-05-02 17:25:21 | 日記
辛淑玉さん講演 - バイバイ原発3.9きょうと

福島の真実を知り、知らない人に伝え、被災者と共に生きていく社会をつくることが原発村に対抗できる唯一の手段です。一人ひとりが行動しましょう。日常生活の中で、そして、それに関わるイベントや選挙に積極的に参加しましょう。何処にも救世主は居ません。一人ひとりが自分の目でしっかり捉えて行動しましょう。

おかんとおとんの原発いらん宣言 間伐体験のお知らせ

2013-05-02 11:13:55 | 日記
「おかんとおとんの原発いらん宣言」です。 おかんとおとんじゃなくても、「原発いらん」との思いを持つメンバーが集まっています。
「やっぱり原発いらんかったやろ」と言える日が来るまで頑張ります!
デモ、座り込み、行政アクション、出来ることなんでも!! 無関心は奴らの思うつぼ!「いやだ!」と声をあげよう!!