原発事故3.11 今日はあの日の1日前?

第二の福島はいつでも起こる。

子供達を守らないでどうする

2013-05-16 20:24:32 | 日記

住民を被ばくさせる、いまのやり方

私は、県外に出ている町民と県内に残っている町民の溝を、埋めることができませんでした。県内に残っている町民には、「放射能の中で生きることを覚悟したので、放射能のことは言わないでくれ」と今でも言われます。福島県内に入ると、テレビでもラジオでも、そういう宣伝をしているのです。特にラジオなど...は安心、安全などを繰り返しています。

福島県内では、本当は安心ではないけれど、闘っていくとか、頑張りぬくということに置き換わっているのです。われわれは逃げない、という『逃げない美徳』に取りつかれています。

国に責任を持たせるべきです、そうじゃなくちゃ、子どもたちがかわいそうです。福島県内にあの日から住んでいる方は、すでに十分すぎるくらい被ばくしているのです。被ばくの恐ろしさを、どうしたら分からせることができるのか、と考えると本当に辛いです。日本の国家的事業で避難させるべきです。チェルノブイリのときの基準とあまりにも違う。少子化担当大臣が、学校給食に地産地消をすすめるようなことを言っている、それは誰のためにやっているのか。子どもを今守らないでどうするのでしょう、戦争時にも子どもを疎開させた国なのにこの事故で親心まで放射能に侵されたのか、国の責任を誰が隠してしまったのだろうか、とんでもないことだ。

従来の生活環境に戻るには何代も世代を超えなければ、もう無理でしょう。双葉を第一のふるさととしながらも、もう住むことは無理だと思います。放射能除去などやったら、大量の水でさらに拡散するばかりで、放射能が移動して永久に土木工事を繰り返さなければいけない。東電は多くの住民を被ばくさせておいてケロっとしています。まるで外国の暴君のようだ。

福島市や郡山市などは人が住むには難しいです。いずれ破綻すると思います、住民を被ばくさせる今のやり方は。

いろいろこれから出てきます。
ここにとどまると防ぎようがないのです。

また、だまされてはいけない。