南相馬市で異常事態発生中!?総合病院の副院長「脳卒中が3.4倍に。恐ろしいデータが出てきている」 広島やチェルノブイリでも増加報告が!
南相馬市立総合病院の副院長を勤めている及川友好氏が、5月8日に行われた衆議院震災復興特別委員会で驚くべき発言をしていたのでご紹介します。以下の動画の1分40秒頃から及川副院長が「恐ろしいデータが出ています。我々の地域での脳卒中発症率が65歳以上で約1.4倍。 それどころか35歳から64歳の壮年層で3.4倍にまで上がっています。」と述べました。
☆南相馬の医療の現況2/4脳卒中増加のレセプトデータ
脳卒中といえば、チェルノブイリ事故でも患者数の急上昇が確認された病気です。原子力関係の団体は「原因は酒に含まれているアルコール」なんて述べていますが、お酒の売り上げが急上昇したわけでもないのに、患者数だけが急激に増えるのはおかし過ぎます。
しかも、ウクライナ政府が発表したレポートや広島原爆の研究調査資料には「被爆が多い方ほど、脳卒中の発症率が高い」と書かれているのです。
☆ベラルーシーからわかる「放射能被害」の実態。 がんや催奇性よりも心臓病や突然死のほうが問題だ。
URL http://ryuma681.blog47.fc2.com/blog-entry-464.html
引用:
ベラルーシの住民の死因のうち主なものは心臓病と悪性腫瘍である。最大死因である心臓病が統計的に有意な増加を示していること、中でもチェルノブイリ原発事故の後処理に関わった人びとの間で増加していることには不安を禁じえない。
食物から永久的・慢性的に摂取される状況下において、放射性核種セシウム137は甲状腺、心臓、腎臓、脾臓、大脳など、生命活動のために重要な臓器に蓄積される。これらの臓器が受ける影響の度合いは様々である。
臓器別含有量 1 –心筋, 2 –脳, 3 –肝臓, 4 – 甲状腺, 5 –腎臓, 6 –脾臓, 7 –骨格筋, 8 –小腸
ゴメリ地方住民の死体解剖時の放射測定データによる成人(青)と子ども(赤)の臓器別セシウム137含有量
:引用終了
☆広島・長崎の原爆被爆者の致死的・非致死的脳卒中と放射線被曝の関連についての前向き追跡研究(1980–2003)
URL http://www.rerf.or.jp/news/pdf/BMJopen.pdf
引用:
(1)研究期間中に235 例の出血性脳卒中、607 例の虚血性脳卒中が確認された。
(2)放射線量と出血性脳卒中のリスク(年齢、血圧、喫煙などの放射線以外の危険因子の調整後)(図1)
① 男性
被曝線量が0.05 Gy 未満の群から2 Gy 以上群に上昇するに伴って直線的な線量反応関係で増加し(11.6/10,000 人年→29.1/10,000 人年、p = 0.009)、1 Gy 未満の範囲においても発生率の上昇を認めた(p = 0.04)。
② 女性
1.3 Gy 未満群でリスク増加を認めないが(13.5/10,000 人年)、1.3–2.2 Gy 群で20.3/10,000 人年、2.2 Gy 以上群で48.6/10,000 人年とリスクが上昇した(p =0.002)。
:引用終了
福島原発事故から2年以上の歳月が経過しましたが、被爆の影響は終わるどころかこれからが本番です。南相馬市だけではなく、日本全国で難病の発生数が現在進行形で急増しています。ハッキリ言って、今まで全く放射能対策をしてこなかった方の体にそろそろ異変が発生していても不思議ではありません。
☆難病情報センター
URL http://www.nanbyou.or.jp/entry/1356
*昨年の増加数は27,385。今年の増加数は71,458。今までは30000前後で推移していたので明らかに異常。
とにかくも、高線量地帯に住んでいる方は放射能に効果があることを示唆するデータが出ている「スピルリナ」や「リンゴペクチン」などを多く摂取して、被爆ダメージの総量を減少させる努力をしておきましょう。そろそろ気が緩んできている方も増えてきていると思いますが、福島警戒区域の出荷規制が解除されたりしているので、油断をせずに今後も気をつけてください。