２歳守る８歳♪

どこかにワンコは居ないかな～？　出かける先々で、私の視線はワンコを探しているような気がします。

ワンコどころか、猫の子１匹にも会えない日もあれば・・・次から次へとワンコ、わらわら状態の日もあります。　　

金沢の古い町並みで素敵なおじいちゃんと可愛いお孫さん、そしてしっかり者のワンコさんに遭遇しました。

　あっシーズーちゃんだ。オメメ、見えないよ～　



シーズーを連れたおじい様はとても上品なお方で、そばには小さな男の子がいました。犬に近づく私の事を不思議そうな顔で見ています。

　とても可愛い男の子ですね。

　アッハッハ・・・こう見えても女の子なんですよ。

　あっ、いやいや～私が可愛いって言ったのはお孫さんの事でして・・・シーズーさんはスカートを穿いていたから、女の子って分かってたの・・・

上品なおじい様は満面の笑みです。男の子に「幾つ？」と聞いてみましたが、恥ずかしさもあるのかモジモジしています。

おばちゃんは怪しいヤツではありません。ただの犬好きなんだよ。小さな子供相手に慣れていないから、ちょっと恐かったのかな～？



僕ちゃんの代わりにおじい様が答えてくれたのですが、その時のタイミングと言うか雰囲気がね。まるでワンコが喋ってるみたいで面白かったです。

『きょうのわんこ』　を観ていると、犬と子供が兄弟姉妹のように育っているお宅がよく出てきます。

兄、姉のように子供を見守るワンコ、弟、妹のように犬に優しく接する子供。

小さい頃から動物と暮らしている子って、優しい大人になると思います。多分悲しいお別れを経験しているからでしょうか・・・


　「りんごにもお兄ちゃんと弟がいるよ」
　「ケンタとミューとりんごは、お空でも仲良しだもんね～」

　Ｔ君はおじいちゃんと一緒に暮らしているのか？それともたまたま遊びに来たのか？詳細は分かりません。

でもＴ君がオギャーと生まれた時、そばには既にワンコが居た事になりますね。ワンコにとってＴ君は大事な、大事な弟になりました。

その象徴とでも言うべき出来事・・・２歳のＴ君に近づくと、８歳のシーズーさんは１歩前に歩み出てチラッと私を睨みました。

「私の大事なＴ君に悪さをするな！」　とでも言いたげに、毛で覆われた目が一瞬光ったんですよ。だから～怪しいヤツじゃないんだってば～

きょうのわんこ風に決めてみましょう。「これからもずっと、Ｔ君を見守る○△※ちゃんなのでしたぁ～」　

　○△※ちゃん？もしかしてお名前聞くの・・・　りんごより　
　忘れてました・・・お母さんより　

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