自由空間

喘息などに効果のある呼吸法を紹介していましたが、自然環境や世の中の激変で、さまざまな話を自由にしていく事にしました。

新型肺炎 対策

2020-01-16 19:26:13 | Weblog
新型肺炎、国内で初確認 神奈川県の中国人男性 濃厚接触の可能性

予防
日頃よりバランスのよい食事を心がけ、人混みは避ける。
人混みではマスク必須。ウガイ・手洗い、部屋は加熱式の加湿器で加湿し、食事ではビタミン類を多めに取る。朝鮮人参とエキナセアを併用し摂取(質のよいサプリで)
ウイルスの殺菌には安定化二酸化塩素が良い(クレベリンも安定化二酸化塩素を用いた商品です)私は安定化二酸化塩素の原液を購入し、蒸留水で薄めてスプレー容器で携帯する。外出時には手にスプレーしたり様々に使えます。

我が家では、シナモンの粉末を水に入れ一煮立ちしたら火を止め冷まし、適当にミントオイルを数滴垂らし、冷蔵庫に保管しています。ウイルスにも抗菌作用があります。ウガイ、薄めて飲んでも良い。シナモンはホワイトシナモンの方が薬効が強い。

喉に痛み、せき、頭痛がある場合「半夏厚林湯
悪寒、発熱、頭痛などには「葛根湯」がよく、ツルハンドラックなどでも購入できます。

補中益気湯」はドラックストアーではあまり見かけませんが MRSA にも効果がある。

この時期体調が何時もよりおかしいと感じた場合、速やかに病院で診察を受けましょう。

漢方と化学療法
山田陽城
北里大学北里生命科学研究所/大学院感染制御科学府 社団法人 北里研究所東洋医学総合研究所*
・・・,補中益気湯の投与によりウイルス感染によ る死亡率が有意に改善されること,肺ウイルス価が低下 し,肺の炎症の度合いが抑えられることを報告してい る8)。 3) MRSA 感染に対する効果 北原は意識障害例のMRSA 保菌者48 例中45 例 (93.8%)で補中益気湯の投与後,2~25 週の間に MRSA が陰性化したことを報告している9)。杉山と北村は強い 呼吸不全状態にあるびまん性汎細気管支炎(DPB)患者 に対し,補中益気湯を投与し有効であったことを報告し ている10)。また 杉 山 と 北 村 は 慢 性 閉 塞 性 肺 疾 患 (COPD)の患者に対し補助療法として冬季の感冒予防, 体重減少改善を目標に補中益気湯を長期投与し,非服用 群に比べ補中益気湯服用群で感冒の罹患回数が有意に減 少していること,COPD 患者のみで比較しても同様の傾向が認められ,自覚症状もほぼ改善されていることを報 告している11)。また,体重減少のみられた症例で補中益 気湯投与により体重の増加が認められたことから,補中 益気湯は COPD 患者の補助的治療法として QOL 改善に 有効である可能・・・一部抜粋。




ダンゴムシのふんに秘密 小1から研究、11年目で解明

2020-01-16 18:12:57 | Weblog
ダンゴムシのふんに秘密 小1から研究、11年目で解明
全国の高校生・高専生が理系の自由研究成果を競うコンテスト「第17回高校生科学技術チャレンジ(JSEC2019)」の最終審査会が14、15の両日、日本科学未来館(東京都江東区)であった。全国142校の516人から267研究の応募があり、最終審査会では59人が32の研究を発表した。受賞者から7研究が来年5月に米カリフォルニア州アナハイムで開かれる国際学生科学技術フェア(ISEF)に日本代表として挑む。

全国の高校生・高専生が理系の自由研究成果を競うコンテスト「第17回高校生科学技術チャレンジ(JSEC2019)」の最終審査会が14、15の両日、日本科学未来館(東京都江東区)であった。全国142校の516人から267研究の応募があり、最終審査会では59人が32の研究を発表した。受賞者から7研究が来年5月に米カリフォルニア州アナハイムで開かれる国際学生科学技術フェア(ISEF)に日本代表として挑む。
【文部科学大臣賞】片岡柾人さん=島根県立出雲高2年
 「オカダンゴムシのフンに常在するブレビバクテリウム属菌による揮発性抗カビ効果~ダンゴムシ研究11年目で掴んだ産業的・学術的可能性~」 
 小学1年でダンゴムシの魅力に取り付かれ、飼育しながら研究を続けてきた。ダンゴムシのふんに強力な防カビ効果のある物質が含まれることを発見。今回、その物質をつくる細菌が、これまでインド洋の深海でしか見つかったことがなかった希少な細菌だと突き止めた。
 家庭菜園にたくさんいたダンゴムシとワラジムシ。よく似ていて双子のように見えたが、つつくとダンゴムシは丸くなるのにワラジムシはならない。なぜ。祖父母に尋ねても「どうしてだろうねえ」。「なら、僕が調べてあげる!」
 駐車場に置いたプラスチックケースでダンゴムシとワラジムシを飼い始めた。虫眼鏡で観察すると脚の数は同じ。でも、斜面をすぐ転げ落ちるダンゴムシに比べてワラジムシはしっかり踏ん張って歩く。足も速いし色も薄い。こうした違いをまとめて科学コンクールで発表すると、県の代表に選ばれ、全国大会に進んだ。自信がつき、そこから毎年、生態の違いを調べて発表するようになった。
 4年生のとき、弟が飼い始めたナメクジのケースにすぐカビが生えることに気づいた。自分の飼育ケースには一度も生えたことがないのに。ミミズも飼って比較し、ダンゴムシとワラジムシの存在がカビを抑えていることを証明した。6年生で、カビを防いでいるのはふんだと特定。ふんを加熱すると効果がなくなることから、「中にいる微生物が鍵らしい」と推測した。
 中学に入ると、両親に頼み込んで無菌で実験できる装置を買ってもらった。ふんにいる細菌やカビの培養を繰り返す日々。高校1年になるまでに39種類の細菌を見つけ、うち13種類にカビの発生を抑える効果があることを発見した。特に「H4株」という細菌の防カビ効果は強力だった。どうやら何らかの揮発性物質を出しているらしい。
 高校2年になった今年、島根大の設備を借りてH4株のDNAを調べ、この細菌が、これまでインド洋の深海でだけ見つかっていたブレビバクテリウム属の細菌だということを特定した。揮発性物質は、食品の香料として使われる3種類の硫黄化合物だということもわかった。

この細菌がいることで、ダンゴムシのような節足動物を殺す細菌の繁殖も抑えられているらしい。「夢は研究者。そのために大学で幅広い分野を学びたい」。まずは、この細菌がダンゴムシと共生関係にあるのかを確かめるつもりだ。