【テーマ】 R.ブリッグス『風が吹くとき』を読む会
【開催日時】 9月16日(日)16:00~18:00
※DVD版は14:30から視聴します。
【開催場所】 いわき市四倉・宮川邸(個人宅)
※個人宅での開催ですので、参加申込された方に場所を直接お知らせします。
【申し込み】 要申込 ※参加希望者は「メッセージ」にお申し込みください。
【カフェマスター】宮川絢香
【開催趣旨】
初カフェマスターの宮川(絢)です。
私が【風が吹くとき】を初めて読んだのは小学校2~3年生の頃。
もちろんその時は知識など皆無でしたが、それでもこの本を『怖い(恐い)』と感じた記憶があります。その後、1999年のJCO臨界事故を経て、現職に就いた初任校で東日本大震災を経験しました。私の人生で放射線被爆について強く考えさせる機会が3回あったことになります。
東日本大震災の際、いわき市四倉の実家にて水素爆発のテレビ中継を見た私は、母親と死別の覚悟で別れるときにこの本を思い出しました。無事に生きて再会し、平和に過ごしている今もあの時の情景と共にこの本が浮かびます。
初任校での出会いにより、この場にいる幸運を手にしたのも何かの縁と思い、人生経験や知識を伴って今、もう一度【風が吹くとき】を読んでみたい。また、多くの人にこの本を読んでいただき、何を感じるか・どう思うかを聞いてみたいと思います。
当日は、軽く本をもう一度読んでいただいた後、純さん持参予定のDVD鑑賞(まぁ順番は前後します)その後、意見交換(議論)の流れを想定しています。当日までに放射線障害について簡単にレジュメを作成しておくのでおさらい的に少し目を通してもらえればとも考えています(説明は皆さんが不要なら省きます)
個人宅開催を堅苦しい・居心地悪いと考えられる方もいらっしゃるかもしれませんが、民家を改造したカフェだとでも思っていただき、気軽にお越しいただければと思います。読む会におけるコーヒー・お茶は当方でご用意致します。
※懇親会(18:00~)以降、要予約制とさせていただきます。
希望される方は、下記についてメッセージにご連絡お願い致します。
1.駐車希望(先着10台程度)
2.懇親会参加希望(会費:アルコール有2,000円/アルコール無1,000円)
※食物アレルギーがある方は、品名をご連絡ください。
3.宿泊希望(布団、タオルは貸し出し致します。)
どのような話が展開するのか、楽しみにしています。皆さんのご参加お待ちしています。
【課題本の概要】※ウィキペディア参照
核戦争に際した初老の夫婦を主人公にした作品であり、彼らの若い時までさかのぼった作品には『ジェントルマン・ジム』がある。題名は『マザー・グース』の同名の詩から。彼らが参考にする政府が発行したパンフレットは、イギリス政府が実際に刊行した手引書 "Protect and Survive" (『防護と生存』)の内容を踏まえている。
1986年にアニメーション映画化され、日本では1987年に公開された。日本語版は監修を大島渚、主人公の声を森繁久彌と加藤治子が吹き替えている。音楽をピンク・フロイドのロジャー・ウォーターズ[2]、主題歌をデヴィッド・ボウイが担当している。
日本での劇場公開に際しては、配給はミニシアター系のヘラルド・エースが行った。興行は、首都圏ではセゾン系映画館および国内の作品提供に朝日新聞社が加わっていたことから、有楽町朝日ホールでも行われた。また、全国では各地のミニシアターで展開されていた。その後、作品の特性から非商業上映が全国の教育会館ホールなどの公共施設で多数行われた。
2008年7月26日、アット エンタテインメントによってデジタルリマスター版DVDが発売された。
【あらすじ】
老夫婦のジムとヒルダは、イギリスの片田舎で年金生活をおくっていた。しかし、世界情勢は日に日に悪化の一途をたどっていく。ある日、戦争が勃発したことを知ったジムとヒルダは、政府が発行したパンフレットに従い、保存食の用意やシェルターの作成といった準備を始める。
そして突然、ラジオから3分後に核ミサイルが飛来すると告げられる。命からがらシェルターに逃げ込んだジムとヒルダは爆発の被害をかろうじて避けられたが、互いに励まし合いながらも放射線によって蝕まれ、次第に衰弱していく。