命のカウントダウン2(健康余命804日)

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インフルエンザ感染は拡大

2023-11-10 22:35:14 | インフルエンザ
今日は金曜日、インフルエンザ、新型コロナ感染症の状況報告がある日です。
先ずは、インフルエンザから見ていきましょう。
インフルエンザ流行レベルマップから

2023年第44週の定点当たり報告数は21.13(患者報告数104,359)となり、前週の定点当たり報告数19.68よりも増加した。
都道府県別では山梨県(39.63)、埼玉県(34.84)、愛知県(34.62)、長野県(32.89)、福島県(32.66)、愛媛県(30.62)、千葉県(28.78)、佐賀県(28.59)、鳥取県(28.38)、高知県(27.80)、大分県(25.74)、北海道(24.68)、岐阜県(24.49)、兵庫県(23.73)、静岡県(23.30)、香川県(23.04)、福岡県(22.29)、茨城県(21.78)の順となった。
この1週間に、定点医療機関以外の医療機関を含む全国の医療機関を受診した患者数を推計すると、約73.3万人(95%信頼区間:67.3~79.3万人)となり、前週の推計値(約67.4万人)よりも増加した。年齢別では、0~4歳が約7万人、5~9歳が約18.9万人、10~14歳が約17.2万人、15~19歳が約7.2万人、20代が約4.1万人、30代が約5.7万人、40代が約6.5万人、50代が約3.3万人、60代が約1.9万人、70歳以上が約1.6万人となっている。また、2023年第36週以降これまでの累積の推計受診者数は約364.8万人となった。
 1歳未満(30例)、1~4歳(95例)、5~9歳(172例)、10代(77例)、20代(10例)、30代(17例)、40代(17例)、50代(30例)、60代(28例)、70代(60例)、80歳以上(111例)であった。
 国内のインフルエンザウイルスの検出状況をみると、直近5週間(2023年第40週~2023年第44週)ではAH3亜型が113件(62%)、AH1pdm09が65件(36%)、B型3例(2%)の順であった。
 詳細は国立感染症研究所ホームページ(https://www.niid.go.jp/niid/ja/flu-map.html)を参照されたい。

前週から8%の増加です。緩やかな増加ですが、11月上旬としては異例に多いです。
同時期の流行レベルマップを探しても多くのシーズンで11月初旬のデータはありません(すなわち全国真っ白け)データが残っている年でも、11月初旬ではほとんど真っ白です。
例えば2017~2018シーズンの11月1週のデータは以下のごとくでした。
新潟以外真っ白ですよね。
2017年第45週の定点当たり報告数は0.52(患者報告数2,588)定点以外を含む全国の医療機関をこの1週間に受診した患者数を推計すると約3万人(95%信頼区間2~3万人)今シーズンの20分の1以下ですよねぇ

しかし、このシーズンの2月第1週は以下の様に日本全国真っ赤でした。

2018年第5週の定点当たり報告数は 54.33(患者報告数268,811)
定点以外を含む全国の医療機関をこの1週間に受診した患者数を推計すると約282万人(95%信頼区間:262~302万人)

2017~2018シーズンの大流行期の週282万人に比べると、まだ73.3万人で1/4です。という事は、まだまだ増える可能性があるという事です。皆さん、自己防衛してください。マスクは貴重で重要な自己防衛アイテムです。マスクを馬鹿にするものは、感染症に泣きます!!マスクをしても掛かるときには掛かってしまいますが、掛かる確率を下げることは出来ます。マスクなんてするから感染するのだなどという方までおられるようです。確率って理解できないのでしょうねぇ。良く当たりが出る売り場に 宝くじを買いに行く人々なのでしょう
 そんな方々にマスクの効用を説くのは難しいかもしれませんが・・・・本気でマスクなんて効果が無いと言い張る方々には・・・・・是非とも、コロナ病棟にマスクなしで訪問していただきたいと思います。


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