虹パパの日記

40代介護福祉士です。日本を良い雰囲気にしたいです。

感染症「予防」対策の参考にもなる「養生訓」37ー飲酒その2ー

2020-09-26 06:06:00 | 養生訓
急に涼しくなりましたね、っていうか急に寒くなりましたねぇ。
コロナコロナという間に気がつけば9月もあと少し。
10月からは渡航制限がかなり緩和されそうですね。
油断せず、本当の、第2波に備えたいと思います。

さて、
のつづきです。

()酒はただ朝夕の飯後にのむべし。

昼と夜と空腹に飲べからず。

皆害あり。

朝間空腹にのむは、殊更脾胃をやぶる。


・酒は朝夕の食後に飲みなさいよ(益軒さんの生きた時代は1日2食から1日3食への移行期だったと思われます。)

・昼と夜の空腹時に飲んだらだめ

・身体に悪いよ

・朝の食事前の空腹で飲むのは、ことさら脾胃を痛めるぞ


空きっ腹に酒


まさに胃を痛めそうですね。

学生時代、「胃を守るため」とか言って、牛乳を一杯飲んでから飲み会に参加していたことを思い出します、笑


()酒は夏冬ともに、冷飲熱飲に宣しからず。

温酒をのむべし。

熱飲は気升(のぼ)る。

冷飲は痰をあつめ、胃をそこなふ。

丹渓は、酒は冷飲に宣しといへり。

然れ共多くのむ人、冷飲すれば脾胃を損ず。

少飲む人も、冷飲すれば、食気を滞らしむ。

凡酒をのむは、其温気をかりて、陽気を助け、食滞をめぐらさんがため也。

冷飲すれば二の益なし。

温酒の陽を助け、気をめぐらすにしかず。


・酒は夏であっても冬であっても、冷たくして飲んだり熱くし過ぎて飲むのはよくない

・温かい酒を飲むように(温(ぬる)燗ってやつですね。)

熱い酒は気が昇る

冷たい酒は痰が出て、胃を痛める

丹渓(儒学から医へ転じた先生)は、「酒は冷飲に宜し」と言ったが、

・沢山飲む人は、冷たい酒を飲めば脾胃を壊す

・少量を飲む人も冷たい酒を飲むと食気が滞る

・酒を飲むのは、酒の温かい気をかりて、陽気を助け、滞っている食気を巡らすためである

・冷たい酒にはこの2つの利点がない

温かい酒の陽気を補助して、気を巡らしてくれる働きが、冷酒にはない


酒をあたヽめ過してじん(=にえばな)を失へると、或温めて時過、冷たると、二たびあたヽめて味の変じたると、皆脾胃をそこなふ。

のむべからず。


・酒を温め過ぎて煮えたてを失ったもの、あるいは温めた後で冷えたもの、再び温めて味の変わってしまったもの、これらは全て脾胃を痛めるから、

・飲んではいけないよ


う〜ん、想像すると確かに不味そう〜


口にして、オェ〜ってなるものは飲食しないほうがよさそうですね。


私はお酒は滅多に飲みませんが、他の飲み物の飲み方の参考にもなるなぁ、と感じます。

コーヒーは好きでよく飲むのですが、コーヒーにも当てはまるなぁ、と。

きっと、緑茶や紅茶にも当てはまるような気がします。


美味しく淹れたコーヒーやお茶、紅茶はきっと

・身体に良い

んじゃないかなぁ


時間が経ってしまったり、温め直したコーヒーやお茶、紅茶は

やっぱり不味そう〜身体にも悪そうな気がします


食べ物・飲み物は美味しい状態で頂きたい、と思います。


最後まで読んで頂いて有り難うございます

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