のつづきです。
凡(すべて)の食、淡薄なる物を好むべし。肥濃・油膩の物多く食ふべからず。
生冷・堅硬なる物を禁ずべし。
あつ物、只一によろし。肉も一品なるべし。
さいは一二品に止まるべし。
肉を二かさぬべからず。
又、肉多くくらふべからず。
生肉をつゞけて食ふべからず。
滞りやすし。
羹(あつもの)に肉あらば、さいには肉なきが宜し。
まぁ、これも多くの人には
・ごもっとも。わかっちゃいるけど〜やめられない。。。
っていう内容ですね。
「養生訓」を参考に、なんて書いていますが
ワタシ、昨日の晩ご飯は豚バラピーマン。
油の多い美味しい主菜をおかずにご飯を食べて、食後にアイス(スーパーカップ抹茶味の小さいやつを一つ)を食べちゃいましたぁ〜、笑
・薄味のものが良い
・味の濃いものや脂っこいものは食べ過ぎるなよ
・冷たい生のものや硬いものは食べちゃダメ
・野菜や魚肉の入った熱い汁物は一品が良い
・肉も一品だけ
・肉は食べ過ぎないこと
・生肉は続けて食べてはいけない
・これらは消化しづらく、滞る
・汁物に肉が入っている場合は、副菜に肉はつけない方がいい
私には子どもの頃母親にこんなこと言われていたなぁ〜、っていう内容です。
・肉を食べたら、野菜はその2倍食べなさい
とも言われていたことを思い出します。
珍美の食に対すとも、八九分にてやむべし。
十分に飽き満るは後の禍あり。
少しの間、欲をこらゆれば後の禍なし。
少のみくひて味のよきをしれば、多くのみくひてあきみちたるに其楽同じく、且後の災なし。
万のむくひて味のよきをしれば、多くのみくひて、あきみちたるに其楽同じく、且後の災なし。
万に事十分にいたれば、必わざはひとなる。
飲食尤満意をいむべし。
又、初に慎めば必後の禍なし。
これも
・腹八分
ってことです。わかっちゃいるんですよねぇ。
ただ、益軒さんは
・八九分
にてやむべし
と九分も認めてくれてる〜
とにかく十分は避けましょう。
今日はここまで。
「養生訓」に書かれているととは、現代でも「健康訓」として言われ続けている内容が多いです。
・長く継続して伝わっていることには真理が多い
という法則があると思うので、
・知ってるよ〜
・わかっているよ〜
っていうことでも、再度「注意して」見直していきたいな、と思います。
最後まで読んんで頂いて有難うございます。
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