1年間予備校と自宅の往復のみ
あらゆる誘惑を絶って受験勉強の日々
勉強の甲斐あって晴れて大学生になれた。
でも不安の方が大きかった。
現役で先に大学生になっていた親友から
大学生生活エンジョイの話をたくさん聞いていた。
親友にはかわいい彼女も出来ていた。
テニスサークル
飲み会
女の子との遊び
などなど・・・・
いいなぁ、羨ましいなぁ、と思う反面
俺はそれを楽しいと思えるのだろうか?
親友のように
飲んで遊んで騒いで
を楽しいと思えるのだろうか?
不安だった。。。。
サークルに入って
飲めないお酒も無理やり飲めるようになって
馬鹿騒ぎもして
彼女もできて
国内
海外
旅行も行って
バイトもやって
色々な経験をさせてもらった。
でもなんか虚しい。。。。。
ファッションや
映画に詳しい
窪塚洋介似の友人を
かっこいいなぁ
と羨み
表参道
代官山
裏原
渋谷
明治通り沿い
下北
広尾
などなど一緒に買い物へ行き
ファッション誌を読み漁り
中身を磨くより外見を気にする
中身がないからせめて外見だけでも
と自信のない現れ。
映画やビデオもたくさん観て
語れるようになりたいと
対して感動もしていない映画を
「よかったよー、あれは名作」
「好きな映画はスタンリーキューブリックだね」
などと無理やり語っていた愚かな自分。
純真無垢だった
今思えば
とても貴徳だったはずの自分が
何にもない空っぽの自分に思えて
周りの友人たちがものすごい色々持っている人たちに思えて
一生懸命追いつこうとしていたのかな。
飲めないお酒を
吐けば強くなる、と
飲んでは吐き
飲んでは吐き
繰り返しているうちに
吐くことが当たり前になった。。。。。
虚しさを埋めるように
食べては吐き
食べては吐き
ということもするようになっていた。。。。
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