<2011年 JリーグDivision1 第14節>
神戸1-1仙台@ホムスタ
GOAL:(神)茂木 (仙)赤嶺
前週のナビ杯に続いて終了間際の劇的な同点ゴールで引き分け。しかし今回は前週とは違いホームゲーム。残念だったのは同点ゴールの際ベンチを含め喜んでしまい誰一人「すぐ試合を再開しろ、もう1点取るぞ!」の雰囲気がなかったこと。ピッチにいる彼らが気が付かないのであればゴール裏が教えなければいけない。同じ引き分けでも「負けなくて良かった」ではなく「勝てなくて悔しい」と思うチームになって欲しい。嘉人がいれば違ったのかな。 あっ、それから判定についてはもう悟りを開いているのでなんとも思いません。怒ったところでどうにもならないですし。シーズン終了後の精算で各チームミスジャッジによる運不運が均等になっていればいいです。
『松田が、マーカーを吹き飛ばして豪快なヘディングシュートを決める。ゴール裏でカメラを構えていた私が感動したのは、しかしこの直後であった。JFL初ゴールを決めた元日本代表は、雄たけびを上げることなく、すぐさまリスタートさせるべく、ボールを拾いにいこうとする。その恬淡(てんたん)としたアクションに、私は真摯(しんし)なプロフェッショナリズムを感じずにはいられなかった』 【宇都宮徹壱】 スポナビコラムより