今日紹介する内容は
「珈琲きゃろっと」で豆を購入されたお客様に配信されているメルマガの中から紹介しますね。
メルマガは、お客様から届く質問を焙煎士(内倉大輔)が答えて行く事が多いのですが、お客様の疑問によって時には実験をし検証したうえでお答えすることもあります。
さて、今回の質問は珈琲をブレンドした時の配合比についてでした。
実験は以下のようになりました。お客様の質問によって勉強させられます。
お客様ありがとうですね。
【お客様の質問より】
先日は豆の挽き加減サンプルまで添付して頂き、誠に有難うございました。
本日は愚問で恐縮ですが、ついでの時にご教示下さい。
ブレンド豆を挽いた場合、元の配合比は保たれるのでしょうか?
(配合比のまま豆を取り出すことが出来るでしょうか)
なるほど、確かにこれは疑問に思う方がいるかもしれませんよね。
例えば、300gのブレンドに、3種類の銘柄を各100gずつ等配合した場合その300gから1人前のコーヒー豆12gを取り出したときにその12gのブレンド配合率というのは、正確に保たれているのでしょうか?
ブレンドの配合比率ですが例えば、1袋300gのコーヒー袋に、3種類のブレンドを配合をした場合
例:ブラジル100g エチオピア100g ガテマラ100g =300g 配合比率は、1:1:1 となります。 このコーヒー袋から1人前のコーヒー豆12gを取り出したときの配合率は正確には ブラジル4g エチオピア4g ガテマラ4g =12g となりますよね?
ですが、メジャースプーンでコーヒー豆をすくったときにもちろんこれがピッタリになるわけではありません。 コーヒー豆12gの中には、銘柄や、焙煎度によって変わりますがおよそ80~110粒位のコーヒー豆が入っています。
僕は、実験として、3種類の銘柄を、分かりやすいように思いっきり焙煎度を替えて300gブレンドし、そこから12gをメジャースプーンで計量し、1粒ずつ数えてみました。
この作業を10回繰り返して、ブレンドの配合率がどのようになっているか、調べてみました。 結論から言いますと、1人前の場合でも、配合比率の違いは10%~15%程度の誤差になります。
ブラジル3.8g エチオピア4.2g ガテマラ4g =12g このような配合率になります。
10回の実験のうち、最も誤差が大きかったものでも ブラジル3.5g エチオピア4g ガテマラ4.5g =12g この程度の誤差でした。
さらに。2人前、3人前と使う豆の量が増えれば増えるほどコーヒー豆の粒の絶対量が増えるので統計学的にも、この誤差は殆ど無くなっていきます。
ですから、1人前の場合は、若干、味のブレがあるかもしれませんが2人前以上を抽出する場合、ブレンドの配合率を気にする必要はないでしょう。
※このメルマガを配信した後、お客様からメールを戴きました。
「内倉さんの検証は素晴らしい!その通りです。自家焙煎店の方がココまでするのですね・・・・」
実験はまだまだ続きます。
珈琲きゃろっと(こだわりの珈琲豆なら)
http://www.coffeecarrot.com/
■ 世界の珈琲鑑定士SCAAカッピングジャッジ(内倉大輔)
が焙煎するコーヒーは、豆の個性を最大限に引き出します。
あなたのお気に入りの豆がきっと見つかりますよ。
応援ありがとうございます。
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お客様ありがとうですね。
【お客様の質問より】
先日は豆の挽き加減サンプルまで添付して頂き、誠に有難うございました。
本日は愚問で恐縮ですが、ついでの時にご教示下さい。
ブレンド豆を挽いた場合、元の配合比は保たれるのでしょうか?
(配合比のまま豆を取り出すことが出来るでしょうか)
なるほど、確かにこれは疑問に思う方がいるかもしれませんよね。
例えば、300gのブレンドに、3種類の銘柄を各100gずつ等配合した場合その300gから1人前のコーヒー豆12gを取り出したときにその12gのブレンド配合率というのは、正確に保たれているのでしょうか?
ブレンドの配合比率ですが例えば、1袋300gのコーヒー袋に、3種類のブレンドを配合をした場合
例:ブラジル100g エチオピア100g ガテマラ100g =300g 配合比率は、1:1:1 となります。 このコーヒー袋から1人前のコーヒー豆12gを取り出したときの配合率は正確には ブラジル4g エチオピア4g ガテマラ4g =12g となりますよね?
ですが、メジャースプーンでコーヒー豆をすくったときにもちろんこれがピッタリになるわけではありません。 コーヒー豆12gの中には、銘柄や、焙煎度によって変わりますがおよそ80~110粒位のコーヒー豆が入っています。
僕は、実験として、3種類の銘柄を、分かりやすいように思いっきり焙煎度を替えて300gブレンドし、そこから12gをメジャースプーンで計量し、1粒ずつ数えてみました。
この作業を10回繰り返して、ブレンドの配合率がどのようになっているか、調べてみました。 結論から言いますと、1人前の場合でも、配合比率の違いは10%~15%程度の誤差になります。
ブラジル3.8g エチオピア4.2g ガテマラ4g =12g このような配合率になります。
10回の実験のうち、最も誤差が大きかったものでも ブラジル3.5g エチオピア4g ガテマラ4.5g =12g この程度の誤差でした。
さらに。2人前、3人前と使う豆の量が増えれば増えるほどコーヒー豆の粒の絶対量が増えるので統計学的にも、この誤差は殆ど無くなっていきます。
ですから、1人前の場合は、若干、味のブレがあるかもしれませんが2人前以上を抽出する場合、ブレンドの配合率を気にする必要はないでしょう。
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「内倉さんの検証は素晴らしい!その通りです。自家焙煎店の方がココまでするのですね・・・・」
実験はまだまだ続きます。
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