自然災害

ハイチの地震とは比べられないけれど、近年、異常気象のせいで、ここ南バハカリフォルニア半島には大きなハリケーンが直撃している。

ラパスからゲレロネグロまでの移動の途中、ムルヘイというオアシスで1泊した。ここは、観光地のロレトからも近いし、きれいなビーチもたくさんあるので、アメリカ人やカナダ人の避寒地として、別荘がたくさんある。

そんな小さな村に5年間で3回も大きなハリケーンが直撃したものだから、村は復旧する力もなく、というか、またハリケーンが来ると思うと、お金もかけられず、ヤシの木が倒れて、家は瓦礫と化したまま。川もすっかり土砂がたまって、ボートも入ってこれない。道も土砂で流されて、向こう岸に渡ることができなかった。

1泊したホテルは、本来ならハイシーズンなのに閑散としていて、通常の半額で泊ることができた。

ある日突然、人生ががらりと変わってしまう自然災害。何もできないだけに、本当に恐ろしいな～と思った。ハリケーンが今年は直撃しないことを本当に強く願うわ。