サボテンの林から

メキシコのラパスでのこと、書いています。主に子供二人、猫、犬、うさぎのことです。

大事件・・・

2012-02-02 12:57:53 | 日記
日本に行くため2か月半家を留守にするので、貴重品を家に置いておくのは危険(盗難とか)ということで、旦那の実家にカードの入ったお財布と一眼のデジタルカメラとプリンターを預けることに。

で、メキシコに帰ってみると、ママから「カメラをどこにしまったか忘れてしまった」と言われ、真っ青。これじゃ、貴重品を預けた意味がないじゃないの。お財布もプリンターなんかは、家の中にしまってあるかと思ったら、裏庭のガレージに段ボール箱に入れてポンと置いてあった。こんな風に管理されてたら、必ずしも家の中にあるとは限らない・・・誰かに持っていかれてもおかしくないな~と、エドガルドと二人で再び真っ青。

そもそも一眼のカメラをエドガルドが日本に持っていきたいといったけれど、重たいので置いて行こうと私が言って、メキシコに置いていくことになった。こんなことなら、多少重くても日本に持っていくべきだったと後悔。

そんな不憫なカメラは私がいない間にどんなことがあったかというと、
出発当日、ママにカメラも財布とプリンターが入った同じ段ボール箱に入れて預けた。
その後、義姉さんが仕事に必要ということで、箱から出して使用(カメラの使用は後から報告があったのみで、事前に聞かれていない)
義姉さんの家にカメラはしばらくあったらしいけれど、ママが義姉さんの家に行った際に、カメラを渡されて車に乗せて家まで持ってきたらしい。
そして、現在、戻ってきたカメラをどこにしまったのか不明・・・。

帰国して1週間、ママは全然探してくれる気配がないので、エドガルドが私が仕事で使うからと言って、ママに再度探してもらえるように頼んだ。
で、結果は「見つからなかったから、お金で弁償するわ」と・・・。そんな簡単に弁償するなんて言わないで~。超円高の今、カメラの価値、メキシコペソに換算したら、私が購入した当初から比べると倍くらいになります。私はそんな大金を払ってなんて言えない。エドガルドに、カメラをペソで換算するとどのくらいになるか伝えると、無言になった。これは、見つかるまで探すしかないよね・・・ということになり、ママが外出している間に、物置から、収納スペースからごそごそ探し始めた。

正直、いつもお世話になっているのと、ママは最近物忘れが激しいので素直に怒れない。ママに預けた私たちも悪いし、途中で義姉さんが箱から出して使わなかったらこんなことにはなっていないわけで、どこに怒りをぶつけていいのかわからず。値段も値段なので、一人で負担するには大きすぎるから、最悪3人で折半だよね、とエドガルドと話していた。











あきらめかけていたその時、なんと!エドガルドが執念でカメラを見つけましたよ。ちゃんと探してよママ~。普通にありそうなところから出てきたからびっくり。全然探してないじゃん。

で、見つけたことはまだ秘密。エドガルドが、信頼して預けたものを放置していたから、冗談でカメラ紛失のためお金払えって言おうと言い出したのだ。ま、その日はママはアレルギーで体調が悪かったので、別の日にいうことになったんだけど。ついでに、義姉さんにも言おうと・・・。使うのはいいんだけど、やっぱり責任をもって返さないとね。

でも、今思うと、カメラより、外にポンと置いてあった私のお財布。デビットで簡単にお金を使えちゃうから、盗まれなくてよかった~と実感。危うく、日本から帰ってきたら、所持金ゼロになってるところだった。貴重品は二度と置いていきません。