プロジェクトを案内してくれるホセは、現在メリダの博士課程で勉強中。今回、この日の為に1日かけてバスでメリダからVillahermosaへ来てくれるのだ。待ち合わせは7時にADOというバス会社のターミナル。外国のホテルのチェックインは大体時間がかかるものですが、この日はスムーズに終わったので、バスターミナルに6時半には到着してしまった。
「到着したよ」メールを打っていると、ホセが「もしかして?」と声をかけてくれた。メールでやり取りしていた感じから、超しっかりした非メキシコ人の印象があったけど、少し話してみると想像の通りで安心した。そりゃ、FAOのメキシコ代表も彼を買うはずだわ。今回訪問するのはFAOが出資しているミニプロジェクト(年間の協力が400,000ペソくらいだといっていたので)。お願いしていたはずの車が来ないというハプニングはあったものの、無事に出発。
まずは、Tapijulapa(タピフラパ)のホテルにチェックインして朝食を。
私たちが宿泊したのは、オーナーが複数いるちょっと変わったホテル。
一部屋ごとホテルのオーナーが異なっていて、部屋の名前はオーナーの名前。その名も、「Hotel Comunitaria(日本語だと集合ホテル)」。参加型農村開発でありそうな感じだけど、こういうタイプのホテルって結構あるのかな?
ホテルのレセプションは広場から川側にツーリストオフィスがあるのだけど、そこがレセプションになっている。
字が小さいので見逃しそうだけど・・・。ちゃんと看板がかかっています。
1泊300ペソで、お部屋はシンプルだけど、ちゃんと掃除されています。ま、あんまり期待できるほどのレベルじゃないけど(ベットが、テレビ、エアコンが完備。シャワーは水です)、でも、コンセプトが好きなので気に入りました。
こちらの街は、メキシコ観光局が観光促進のために選ぶ、魔法のように美しい街「Pueblo Magico」に2010年に選ばれている。小さいけれど、白い壁と赤いレンガと木々の緑のコントラストが鮮やかな、とても静かで美しい街。
朝食は、観光局の隣のレストランが、眺めがよくておすすめ。ゆったりとした川の流れを見ながら飲むコーヒーと焼きバナナは最高。
ビジャヘルモサはオルメカ遺跡が置いてある公園が最大の見どころ(これしかない?)けど、もし時間があったらタピフラパまで!