山形建築研究所-BLOG-休憩室

ここは建築設計事務所-山形建築研究所の休憩室です。
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山形建築研究所-BLOG-休憩室へようこそ!

山形建築研究所-BLOG-休憩室にお越しいただきありがとうございます。 私たちは、首都圏北部の中核と言われる宇都宮市に事務所を置き、栃木県全域をはじめ、関東近県を設計業務範囲の核として、住宅設計を主として行っている建築設計事務所です。 このブログは山形建築研究所の休憩室です。 イベント情報や現在進行中の建築現場のレポートをはじめ、住まい、建築にまつわる諸々の話、事務所や我が家での出来事等、日々感じた事などを趣味の写真を交えながら気の向くまま、勝手気ままに綴っていきます。 よろしくお付き合い下さい。

打つ現場と抜く現場

2023年12月02日 | 仕事
10月の記事<大安>でお伝えしていたプロジェクトが着工へと、始まりは鋼管杭打設。

試験杭打ちの立会いのために現場へ。現場へ搬入された鋼管杭、杭の長さの検尺から・・・

杭打ち機にセットされて、貫入!です。鋼管杭の垂直を確認しながら回転貫入していきます。

以前にもブログに書いていましたが、杭の先端についているスクリューのような羽根を回転させながら地盤へ貫入するという施工方法。
従来の杭に比べて低騒音、低振動で残土も出ないという工法です。

試験杭打設立会いは地盤調査報告から想定される支持地盤へ杭が達しているか否かを確認することが最も重要なこと。
打設に関するいくつかの数値を目でみて確認することは勿論ですが、実際に打設されるときに聞こえてくる音を自分の耳で確認することも大切なことだと思っています。

そして、鋼管杭は錆による腐食が心配!と思いますが、鋼管の内面にはほとんど腐食が起こらず、
腐食代(シロ)を外面だけを考慮すればよいということが認められていて、鋼管の肉厚が決められます。
腐食代は1年間で0.02mm、100年間で2.0mmを考慮すれば充分に安全です。

現場に搬入された杭打ち機越しに見えるのは、解体作業が進む隣地で行われている杭抜きの重機!


鋼管杭は回転貫入させて打設するので、反転させれば引き抜きも可能と云うことですが、なかなか設計時点で解体を想定はしません。
ただ、造るエネルギーと同じように解体する時にも同様に、またはそれ以上にエネルギーが必要なのは確かな事だと思います。

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ホルモン

2023年10月14日 | 仕事

昨日所用で出掛けた出先での写真から・・・GRⅢ EV+1.3 適宜トリミング


打合せを終えて、少し時間が早かったのですが帰りの電車までの時間に・・・(^^;

駅前にあるホルモン焼きの店で・・・ GRⅢ ポジフィルム調 EV+1.0 適宜トリミング

ホルモン焼きを二皿、写真には写っていませんがハイボールを!
この街の名物、ホルモン焼き、内臓肉(モツ)を焼いて食べる料理で、柔らかな歯ごたえと口いっぱいに広がるジューシーな脂身を堪能してきました。(^^

エ~ッ、なぜか、ここのところ食べ物の話題が続いているようですが、このブログは建築設計事務所のブログです。・・・念のために。(^^;)


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大安

2023年10月06日 | 仕事
今年の1月頃の記事<圏央道>でチラッとお伝えしていたプロジェクトは大安の本日めでたく地鎮祭を執り行うところまで進んできました。

計画地近くに設けられた現場事務所から小さくではありますが冠雪した富士山が眺められるところ。

大安吉日、そして晴天に恵まれた現場には紅白幕のテントが設営されました。 GRⅢx 適宜トリミング

今回祭事をお願いしたのは地元、厚木神社の神職さんで、とても丁寧な神職さん。厚木神社は、古くは牛頭天王社と称し、厚木村の鎮守とされていたとのこと。

現場を訪れるたびに遠くに富士山を眺めることができそうです。(^^)v


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温泉調査

2023年08月22日 | 仕事
一昨年の秋頃の記事<箱の中身は?>でチラッとお伝えしていた児童福祉施設(保育園)新築計画だったのですが
ロシアによるウクライナ侵攻による経済への影響、建築資材等の不足や高騰など、様々な不安材料が重なり昨年の春に計画中止となっていたのでした。

その後、計画は大きく変更されて新たな設計依頼を頂き、昨年秋頃から既存園舎の改修工事の計画を進めてきました。
基本計画から補助金申請手続き等を進め、実施設計が完了。

そして建築工事請負業者を決めるため指名競争入札を行い、昨日はその開札日!
そもそも、入札とは何かというと・・・
売買の契約をする際等に、競争して札を入れ(入札)、落札者が契約をする仕組みです。
官公庁などが、物品を購入する場合や何か業務の代行を依頼する場合、原則としてこの「入札」という手続きがとられます。
指名競争入札とは、<このような工事案件がありますので入札に参加していただけますか?>と案内し、指名された業者だけが参加できる入札方法。

そして今回の入札の進め方は、それまでの入札箱に金額を書いた札を入れ、その場で即開札という方法ではなく、郵便入札と云う新たな方法。
もともとは新型コロナウィルス感染症の感染拡大防止のためで、県や市でも令和2年春以降、郵便での入札という方法をとっています。
指定した期日までに送られてきた入札書の入った書留の封筒を開封して、開札ということになります。
まあ、開札はドキドキするものです。結果は無事に落札!建築工事請負業者の決定となり、めでたしめでたし。(^^


そんな入札の手続きを終えて午後からは・・・
先週の記事<かけながし>でお伝えしていた計画地で温泉調査が行われ、その立会いと云うか見学に・・・(^^; 写真はGRⅢ

汲み上げられ一時的に貯められた温泉水。目視した感じでは、わずかに色が付いているように?

詳しいことはわかりませんが、現場での説明では泉質は単純温泉、温度が43~45℃、湯量も悪くないと・・・。
正式な報告を待ってと云うことですが、現場での調査報告は、まあまあ・・・めでたしめでたし・・・といったところでした。(^^

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<いまいすみのすまい>完成見学会 ご参加ありがとうございました

<いまいすみのすまい>完成見学会を開催し無事終えることができました。 お越しいただきました皆様、まことにありがとうございました。 詳しくはこちらから… -山形建築研究所-ウエブサイト